ロシア関連2題

 まず次世代駆逐艦関連です。

http://military.china.com/news2/569/20160722/23123974.html


ロシア、8隻の1.75万トン級原子力動力戦闘艦の建造を計画 それぞれ200発のミサイルを搭載

【グローバルネット軍事7月22日の報道】 ロシアの「情報報」ウェブサイト7月21日の報道によれば、ロシア北方設計局はすでに23560型領袖級未来駆逐艦の技術方案作りに着手し、新たな艦の排水量は1.75万トンになり、ロシア海軍最大の1144型原子力動力巡洋艦「ピョートル大帝」号に近い。元海軍副総司令イゴール カサトノフ将軍は、この艦の登場はロシア指導層の地縁政治の需要を反映している、と明らかにした。連合造船集団の情報によれば、新たな艦は2018年初めに建造が開始され、全部で8隻のこのクラスの駆逐艦の建造が計画されている。

カサトノフは指摘する。「原子力動力駆逐艦は航続力が強く、装備が精良で、世界の大洋のいかなる地点でも各種任務が執行できる。ロシア海軍は1989年からもうこのクラスの駆逐艦を発注したことがなく、このことは国家に再度、はるかに離れた地域に向け浸透する地縁政治の需要が出現したことを意味している。」

駆逐艦の初歩的方案を設計したサンクトペテルブルグのクルイロフ国家科研センター社長顧問のヴァレリー ボロウェンチンは説明し、新たな艦は同時に何種もの方案の特性を併せ持ち、ミサイル防御および宇宙防御ユニットを配備し、「世界の大洋の中の拠点」と称するに堪える、とする。

ボロウェンチンは、「領収級駆逐艦は汎用型軍艦となり、一気にロシア海軍の三種の類型の現役軍艦に取って代わり得る。すなわち駆逐艦、大型対潜艦、1144型ミサイル巡洋艦である。同時に、この艦のサイズは1144型に比べて小さく、それにもかかわらず数のより多い武器を搭載できる。この軍艦の航続力は通常食品の備蓄によって決まり、原子力動力装置は一回核燃料を装填したら数年作動できる。」とする。

報道は、新たな駆逐艦はRITM-200核反応炉を使用することになる、とする。この反応炉はすでに22220型未来砕氷船上に装備されている。その第1号艦である「北極」号はすでに今年6月に進水している。新たな動力装置のおかげで、領収級駆逐艦は最大航行速度が30ノットに達し得る。その武器はアメリカのアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦に比肩し得る。

「軍隊-2015」国際軍事技術フォーラムで展示された模型から見て、新たな艦は2〜4基の「クラブ」発射装置を獲得し、射程が300km以上の「クラブ」-NKおよび「縞目脳」ミサイルを発射することができ、S-500遠距離対空ミサイルおよび垂直発射近距離対空ミサイルを配備する。艦上にはさらに2基の「鎧甲」-M艦載ミサイル・砲合一防空システムの作戦モジュール、およびA192型単砲身130mm口径汎用型艦砲を装備する可能性がある。この駆逐艦の弾薬庫には200発の各種用途のミサイルが包括される。

だが、海軍武器専門家のアレキサンダー モズゲボイーは、領収級駆逐艦の最終的な外観と使用する武器には技術方案執行の過程で重大な変化が発生する可能性がある、と指摘する。

彼は、少し前に明るみに出た設計の見取り図は、駆逐艦の外観が国防省が批准した初歩方案の下での最初の構想とでは非常に大きな食い違いがあったことをはっきり示している、と明らかにした。このため、たぶん技術設計段階で駆逐艦の構造に対し重大な改修がなされる。

モズゲボイーは、原子力動力方案が選択されたのは、主にロシア海軍が直面する輸入代替問題が原因である、と考える。ロシアには自らのガスタービン動力装置生産部門がない。だがロシアは原子力動力装置は大量生産でき、原子力動力砕氷船大量建造計画のスムーズな実施はこの点を証明している。同時に、シリアでの戦闘中パフォーマンスが出色だった「クラブ」ミサイルを装備した21631型護衛艦は、海岸を遠く離れた区域では行動できない。その航続力は30日を超えない。一方原子力動力駆逐艦の航続力はほとんど無限である。


 「その武器はアメリカのアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦に比肩し得る」って、これから本格的に設計し2年後に建造に着手する艦なら当然ズムウォルト級に対抗できるものを目指すべきなのでは。サイズもそっちに近いでしょうし。このサイズで原子力動力は総合的にメリットよりデメリットが大きくなりそうですが、やむをえざる選択というわけでしょうか。ともあれ中国が期待した中国国産ガスタービンエンジンの採用はないようです。次は戦闘機輸出関連です。

http://military.china.com/news2/569/20160722/23122223.html


エジプトあるいはシリア? ロシアメディア、46機のミグ戦闘機の秘密の買い手を推測

参考情報ネット7月22日の報道 外国メディアは、国内外の激烈な競争の中で長年の不景気を経歴した後、ロシアのミグ飛行機製造商はすでに生存のチャンスを掴んだ、とする。この企業は現在46機の真新しいミグー29M戦闘機を製造中である。関連の契約は価値が少なくとも20億アメリカドルだとされる。

ロシアの「モスクワ時報」ウェブサイト7月20日の報道は次のように言っている。誰がこうした飛行機を買おうとしているのか? この46機のミグ戦闘機の最もあり得る買い手はエジプトである。過去1年来、ロシア国防業当局者が各種貿易展やニュース発表会で発表した曖昧な声明は、この種の推測をブーストしている。当局の言い方は、こうしたミグ戦闘機は北アフリカに行くが、顧客が一体誰なのかはそれにもかかわらず明らかにできない、というものである。ロシアのある新聞は去年5月報道し、こうした戦闘機はエジプトに運ばれることになり、これはロシア大統領プーチンとエジプト大統領シーシーが2015年4月に署名した35億アメリカドルの兵器売買協定の一部分である、とした。

エジプトと達成するいかなる協議も全て地縁政治的意義がある。モスクワは努力して自らのシーシー政権のパートナーおよび武器供給商としての役割を強固にしている。ロシアはアメリカが残した空隙を利用した。シーシーが2014年に就任した後、アメリカはすぐにエジプトを疎遠にし始めた。ロシアの毎年の輸出は140億〜150億アメリカドルの間である。このため、20億アメリカドルのミグ戦闘機に関する契約はロシアにとって大きな商売と言える。ロシアは2016年から2018年の間にこの契約を履行する可能性がある。

エジプトはあり得る買い手だが、それは唯一のあり得る買い手ではない。ロシアはさらにイランに向け好意を示している。イランには旧式な空中力量があり、1970年代のアメリカとソ連の飛行機によって構成されている。本来、イラン人はこの46機のミグ戦闘機の買い手として非常にあり得る。だがイラン核協定によれば、テヘランと達成した攻撃性武器協定は国連安保理の禁止に遭う可能性がある。このことはロシア・イランのミグ戦闘機協定を阻害に遭遇させるだろう。

理論上、シリアも買い手であり得る。だがアサド政権が金額的に買えるか否か、まだはっきりしない。インドも伝統的にロシアの飛行機を購入するだろうが、インドは主にスホーイの飛行機を購入する。中国もロシアのハードウェアを購入するだろうが、中国はミグー29のような飛行機は必要としないようだ。小型多用途戦闘機は、である。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:2013年8月23日、ロシアの首都モスクワ郊外のジューコフスキーで、ロシアの『海燕』飛行デモンストレーション隊の1機のミグー29機が低空飛行中に煙を引いている。新華社発(史小剛撮影)」)


 欲しい国は多いでしょうが国際政治が許して金銭的負担ができる国はごく少ないということでしょうか。インドは艦載版ミグー29も買っていますが、競争入札でラファールを選んだ過程などから見てこっそりミグー29を買うとは考えにくいでしょう。状況的に中国は私もまずあり得ないと思います。でも46機まとめて買うとなるとこうした大国か石油マネーで潤っている国くらいしか考えられない気がします。まあまとめて一国に売るとは限らないかもしれませんが。そういやスホーイー35関連の話が半年ばかりぱったり止まってますがどうなってるんですかね。











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