スチェッキン全体像スチェッキンフィールドストリップエジェクションポートアップ

 1995年にアームズマガジンの記事用に作ったスチェッキンAPSです。実銃は戦後まもなくソ連が作ったマシンピストルで、使用弾薬はマカロフと同じ9mmx18、装弾数は20発、ストレートブローバック、フルセミ切り替えが可能でした。こうしたピストル強化形のマシンピストルはときどき作られますが、発射速度が速くなりすぎ、リコイルショックが大きすぎ、マガジンがすぐ空になるなど実用的でないものになりがちです。しかしスチェッキンは比較的低威力の弾薬を使用し、発射速度を抑える配慮もなされ、こうした銃の中では使いやすいものだったようです。ただ軍用としては威力不足だったためか配備された期間は短かったということです。個人的には非常に好きな銃です。
 けっこう出来がいいつもりだったのですが、久しぶりによく見てみたら荒い荒い。今ならもっとうまく作れるはずです。まだまだプロとして未熟な頑住吉ですけど、まあそれなりに進歩しているんでしょうかね。そんなわけであんまり詳しくはお見せしません。
 ベースはWAのベレッタM92FSです。実際はスチェッキンは薄い銃なのでかなり太っていることになります。当時キャロムが販売していたフルセミ化キットを組み込み、フルオート射撃ができ、フィールドストリップは実銃通り、ホルスター兼用ストックに収めることも、装着することもできます。
 


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