S-400関連2題

 尖閣諸島上空までカバーするともされる対空ミサイルシステムですが。

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S-400のシリアでのパフォーマンスは完璧? イスラエルが何度も空襲するも早期警戒なし、あえてF-22を発見できることを保証せず

2015年9月末、ロシアは正式にシリア内戦に介入し、シリアにスホーイー27M3、スホーイー30SMおよびスホーイー35など多くの機種の先進的な戦闘機を配備したが、その駐シリア基地を防衛するため、ロシアはそれでもここに向け多種の先進的な防空システムを配備し、その中の中核たる力量こそS-300VMおよびS-400遠距離防空システムである。

S-400はロシア軍の現役のうち最も先進的な防空システムで、ロシア軍に装備されている他、さらに中国やトルコからの発注を獲得し、インドとベトナムはロシアと談判し、もってこの防空システムを導入しつつある。S-400は各種の大気圏内飛行体を迎撃できる他、さらに非常に強い対ミサイル能力を持ち、50kmの距離で中短距離弾道ミサイルが迎撃できる。だがS-400は現在いまだ実戦の検証を受けていない。

最近、ロシア国防輸出社空軍特殊物資輸出およびサービス部門責任者のセルゲイ コーニェフはインタビューの中で記者に向け、ロシアのS-400対空ミサイルシステムのシリアでのパフォーマンスは申し分ないもので、このため中東諸国はこの武器に対する興味を大いに増している、とした。

現在、多くの国がロシア製S-400防空システムに対し興味を示しており、これにはサウジアラビアが含まれ、ロシアはこの最も先進的な防空システムを国際市場向けにプッシュすることを希望し、これは一方においては経済的利益を獲得するためで、もう一方ではこの助けを借りて政治的影響力を開拓展開する意志もあり、特に中東において、サウジアラビアとトルコがひとたび正式にS-400防空システムを装備すれば、ロシアに対する意義は重大である(頑住吉注:どちらも比較的大きく、かつ伝統的にアメリカとのつながりが大きい国だったから、ということでしょうね)。

この前、ロシア国防省はシリアで任務を執行するツングースカ防空システムの戦績を発表し、無人機や偵察気球を含めた多くの目標を撃墜しているが、S-400のシリアにおけるパフォーマンスに関しては、ロシア国防省は具体的なデータを決して発表していない。

S-400はシリアで単に駐シリアロシア軍基地を防御しているだけではなく、さらにA-50U早期警戒機と共に、ロシア軍がシリア領空を監視する重要な力量となっているが、イスラエル空軍が何度もシリア空軍基地に対し空襲していることを根拠にして見れば、ロシア軍は自らの盟友のために決して防空早期警戒を提供していないようで、増してや盟友が空襲を受けないよう保護することは論外である。

シリア上空で活動するアメリカ空軍のF-22ステルス戦闘機に関しては、外国メディアの報道によると、それがシリア上空でロシア軍のスホーイー30戦闘機をからかったニュースだけが報道されているが、ロシア軍がF-22の行方を発見したとの報道はなく、S-400防空システムがステルス戦闘機を発見できるのか否かに関し、ロシア方面はずっと詳しく語っていない。だが、レッドフラッグ軍事演習の中の試験を根拠にすれば、F-35戦闘機はS-400のたぐいの高性能防空システムに対応する時、その効能は米軍で現役のF-15やF-16戦闘機の数倍で、1回に数カ所の防空陣地の破壊を確保できる。


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商品引き渡し済み? ロシアメディアはすでに中国に何個連隊分かのS-400を引き渡したと称するがちょっと信用できない?

S-400対空ミサイルは最近露出度が相当に高く、主にトルコがこの武器を購入すると宣言した後、NATOを非常に不満にさせ、連続して何度もトルコに警告したからである。だがNATOがどのように内紛しようと、言われるところによれば我々が発注したS-400対空ミサイルはすでに商品引き渡しが開始された? もし国産の紅旗-9系列遠距離対空ミサイルの就役と共に、解放軍がすでに第3世代対空ミサイル技術を掌握したことが証明されても、生産能力不足ゆえに、中国はやはりロシアからS-400「凱旋」対空ミサイルシステムを導入した。

ロシアの「朝刊」の最新情報は、ロシアサイドは中国に向け何個連隊分かの凱旋防空システムを引き渡したばかりである、とする。S-400は現在ロシアサイドの最も強大な防空武器で、最大射程400kmと称する。だが実際にはこの商品引き渡し情報は決してあまり信用できず、ロシア衛星ネット今年3月の情報によればまだ中ロは依然S-400防空システムの問題を談判中だとしていた。たとえ3月その月に談判が整ったとしても、まさかごく短い半年あまりでもう何個連隊分かの規模のミサイルが引き渡せるだろうか? 結局のところロシア軍自らもS-400ミサイルへの換装を急ぎ待っているのである。

S-400は中国がスホーイー35戦闘機を購入したのに続く、また一度のロシアとの武器輸入契約の完成で、S-400対空ミサイル初の海外ユーザーとなる。ロシア副首相ロゴージンはかつて、ロシアはS-400ミサイルシステムを用いて自らの部隊を装備し、同時に例外として、戦略パートナーの中国とインドに向けS-400を提供することになる、とした。「これは我々最新のシステムで、我々は現在もうそれらを用いて自らの武装力量を装備し、我々と親しく近い国、例えば中国とインドに対してのみ、例外的に供給する。」

(頑住吉注:以後はキャプションです。)

関連のデータがはっきり示すところによれば、S-400は異なるミサイルを配備し、異なる目標の打撃に用い、これには48N6遠距離発射ミサイル(最大射程400km)、9M96EおよびE2系列ミサイルなどが含まれ、コンビネーションは高い効果のミサイル防空システムを持つ。理解されているところによれば、S-400ミサイルシステム3つしか必要とせず、もう首都および環渤海地域の防空の安全をカバーできる。画像は今年の閲兵式で我々がお目見えさせた紅旗-9B遠距離対空ミサイルスクエアチーム。

だが新世代対空ミサイルシステムの生産能力不足に直面する状況下で、甚だしきに至っては一部の防空部隊は依然紅旗-2旧式対空ミサイルシステムを配備しており、全面換装の実現が必要で、関連機関の生産能力に対し非常に重い圧力である。中国がこの時にS-400対空ミサイルシステムの導入を選択することは、部隊の武器装備更新の完成を実現できるだけでなく、さらに関連技術を消化、参考にし、中国国産対空ミサイルの発展を促進することができる。画像は今年の閲兵式で我が軍がお目見えさせた紅旗-9B遠距離対空ミサイルスクエアチーム。

また、解放軍は過去にもすでに大量のS-300系列対空ミサイルを装備しており、明らかにS-400はそれと比較的高い汎用性を有することができ、このことも部隊の素早い換装を実現する有効で早い方式となる。画像は今年の閲兵式で我が軍がお目見えさせた紅旗-9B遠距離対空ミサイルスクエアチーム。

画像は解放軍防空部隊が装備するS-300PMU2対空ミサイル。このすでに何個連隊分かのS-400ミサイルが引き渡されているとの情報はまだ実証を経ていないが、我が軍は確かに明確に、2020年までに中国の発注は全部履行が完了するだろうとしたことがあるのも事実である。ロシアサイドは、これにはすでに青信号が点灯しており、ロシア軍は元々本国の需要がいまだ満足されない状況下では対外販売しない計画だったが、中国は例外だとしている。


 S-400システム自体まだ完成していないともされますし、F-22を発見していてもあえて動いていないのかもしれませんし、何とも言えないですね。
















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