055型駆逐艦の進水が近い? その2

 続きです。

http://military.china.com/important/11132797/20170508/30501396_all.html#page_2


「鷹撃-18」は重力加速度10Gの湾曲機動動作の実施により、敵艦の防空火力を避けることができ、「アメリカ海軍の『イージス』艦載防空システムおよび駆逐艦を打ち破る」ことができ、この能力はアメリカと日本がずっと希望を託す、「イージス」システムが未来の日本あるいはアメリカの戦区ミサイル防衛システムの中でカギとなる重要な作用を発揮する夢に重傷を負わせる。1発の「鷹撃-18」が命中しさえすれば、その非常に大きなマッハ3の衝撃力と300kg近い高性能爆薬のエネルギー量は、1隻の「イージス」戦闘艦に作戦能力を喪失させるに足りる。

「鷹撃-18」対艦ミサイルの航続距離は長く、速度は速く、超低空飛行で迎撃が難しい。055型駆逐艦は大量の「鷹撃-18」を搭載し、飽和方式の攻撃を採用することができる。055型駆逐艦が数十発の「鷹撃-18」を飽和発射することは当然小意思(頑住吉注:「心ばかりの」みたいな意味とされているんですがここでは大歓迎あたりですかね)である。もしアメリカ空母戦闘群がこの種の強度の攻撃に直面しても十分な迎撃の自信はない。

今後中国はあらゆる大、中型水上作戦艦艇を「鷹撃-18」に換装すると推断でき、このことは非常に大きく中国海軍の制海作戦の実力を向上させることになる。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「055型駆逐艦の上層建築の模型。一体化マストと汎用集成アンテナ、および先進的なアクティブフェイズドアレイレーダーは世界の潮流を率いる」)

一体化総合マストは世界に先んじる

【大公報の情報】 グローバルネットの報道による:海軍艦艇のレーダーは多くの方位から来る武器の脅威に直面する必要がある。複雑な電磁干渉妨害環境下で空中、海上の多方向、多数回の飽和攻撃の脅威に有効に抵抗反撃するため、各国の海軍は皆艦載フェイズドアレイレーダーを研究開発および装備している。中国海軍は052C型駆逐艦に始まり国産四面アレイ全方向フェイズドアレイスキャンレーダー、先進垂直発射技術を基礎とする近代化艦載戦闘情報システムを装備している。

最近、内地のインターネットに明るみに出た画像は、055型ミサイル駆逐艦の中の1号艦はすでに一体化総合マストを取り付けたことをはっきり示しており、このことはそれが新型艦載フェイズドアレイレーダーを装備することを説明している。

報道は中国電科十四所公式メディアの場での報道を引用し、今年の「五一」直前、同所の所長が隊を率いて総合周波数システムおよびその他の重点製品試験現場に行って視察および現地調査した、とする。報道はさらに、このシステムは中国ないし世界艦載レーダー電子装備の策高水準を代表し、現在システムの引き渡しは最後のジョイントトライアルのスパート段階に入り、このシステムの研究開発成功はさらに一歩中国の海上早期警戒、作戦の核心能力の基礎を固めることになる、と明らかにした。

ある軍事専門家は、艦載総合周波数システムは主にレーダー、通信、電子戦、敵味方識別および総合情報処理、総合分配コントロール、総合表示コントロール設備からなる、とする。現在、中国海軍艦船が採用する大量の独立した周波数センサーおよび電子対抗設備は艦船全体の前後のマスト、レーダー、電子戦および通信システムに分布してそれぞれ各自の機能を完成させ、こうした設備の情報融合度は高くなく、かつ一部の装備は重量が重く、体積が大きく、レーダー反射面積が大きく、こうしたことは全て未来の戦争の発展の要求に適応しない。055型ミサイル駆逐艦は総合周波数システムを採用した後、海軍艦船プラットフォーム上の電子設備が増加し、しかもアンテナの数がどんどん多くなり、かつ電磁妨害が深刻、装備のステルス性が劣る、維持保護メンテナンスが困難などの問題を有効に解決でき、情報融合、情報共有度を非常に大きく向上させ、艦船の電子設備の電磁両立、ステルス性能も非常に大きく増強させることができる。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「055艦艇の造形の想像図」)

国産空母は三重の護衛を配する

【大公報の情報】 新浪ネットの報道による:中国が自ら設計、建造を行った初の国産空母は将来中国の主権と領土領海の完備を防衛する重要な使命を担うことになり、最大限中国の海外利益も支えることになる。空母自身の防御能力は薄弱であり、このためその他の艦艇(水上および水中艦艇含む)が保護を提供する必要がある。空母戦闘群の分業は、空母が任務を執行し、一方その他の艦艇は空母を保護すること、と見なすことができる。

空母艦隊の中で最も重要なのは防空で、最も外側の円が遠距離防空である。この主要な任務は055大型駆逐艦および052C/D型駆逐艦によって担われると予想される。艦上に搭載する「海紅旗-9B」ミサイルは、最大射程が約200kmで、空母戦闘群の中遠距離防空任務を担う。最新の駆逐艦として、055型駆逐艦上の遠距離対空ミサイルの性能はより良いと信じる。

中近距離防空方面では、主に054A型護衛艦および改良型054Bによって担われることになる。艦上の「紅旗-16」中距離対空ミサイルの最大飛行速度はマッハ4で、有効射程は1.5〜40km、有効射撃高度は10〜25,000mである。このミサイルは「紅旗-9」対空ミサイルシステムと共に中高度および高空区域防空ネットワークを作り出す。空母艦隊最後の防衛線として、空母および駆逐艦上の730/1130(頑住吉注:30mm7本バレルと30mm11本バレル)近接防御砲および「海紅旗-10」対空ミサイルが末端防御を構成する。

艦隊対潜方面では、艦艇自身および艦載機の対潜能力の他、最大の方法は潜水艦をもって潜水艦を制することで、中国海軍の中で空母護衛任務を担当するのは093B型攻撃原潜および未来の095型原潜かもしれない。潜水艦は「水中の尖刀」として、水の層の援護を利用して隠蔽された活動ができ、敵サイドに対し突然の攻撃を実施する。比較的高い自力持久力、航続力と作戦半径があり、基地を遠く離れ、比較的長時間および比較的大きな海洋の区域で敵サイドの海区に深入りし独立作戦し、比較的強い突撃威力を有する。水中でミサイル、魚雷を発射しまた機雷を敷設し、海上および陸上目標が攻撃できる。対潜の他、敵対国家に随時致命的一撃を与えることができる。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「未来の中国空母戦闘群の雛形が日増しに鮮明に。」)

4万トン級補給艦がオーダーメイドされる

空母艦隊の中で、補給艦は不可欠である。901型総合補給艦は空母艦隊専用に建造されたもので、中国初の40,000トン級補給艦でもある。トン数が大きいだけでなく、しかも航行速度も空母艦隊の歩みについて行くことができる。この艦は空母艦隊専用に建造された大型補給艦で、将来100%空母と艦隊を組成するだろう。

総合とは空母艦隊が052C/D、055型駆逐艦、054A/B護衛艦、093B/095型原潜および901型総合補給艦から組成されることになることを言っている。異なる任務および特別国家(頑住吉注:相手国ですかね)を根拠に柔軟に艦船を配備することができる。もし島嶼上陸作戦が必要なら、強襲揚陸艦も配備できる。柔軟で多様な配備こそ最大の戦闘力を形成し、それでこそ国家の領土および利益の防衛方面でより大きな作用が発揮できる。


 しばらく前までは「ズムウォルト」には及ばないが数で圧倒できるみたいな論調だったのがいつの間にやら世界最強みたいな勢いになってますな。


















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