アメリカが北朝鮮を攻撃すると‥‥

 まあ開戦前はイラク軍も相当に強いと思われてたんですけどね。

http://military.china.com/important/11132797/20170411/30407078_all.html#page_2


韓国:アメリカの北朝鮮進攻は60万人の死亡をもたらすことになる

【グローバル時報総合報道】「韓国にまさか有事か?」 韓国の「News 1」ウェブサイトは10日、アメリカが韓国周辺に軍を配備する大きな動作が絶えず、韓国のネット上には不安の情緒が急速に拡散している、とした。毎年春、韓米合同軍事演習の期間には半島情勢が必ず緊張するが、今年のように至る所に「4月危機説」が流れ伝わるのは、やはり初めてである。

韓国メディアは、韓国人はすでに何十年の南北の緊張した関係にうんざりだ、とする。韓国の峨山政策研究院の去年9月〜12月の調査は、43.2%の被調査者が危機の状況下で北朝鮮に進攻するのは「必要だ」と考え、3年前に比べ6.9%増加したことを発見した。武力進攻の反対者は前に比べ9%減少した。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「最近、2017年朝鮮人民軍戦車兵競技大会が召集開会され、北朝鮮の指導者である金正恩は競技に対し視察を行った。」 なおこのページの画像のキャプションは以下これと同じです。)

「ニューヨークタイムズ」の報道によれば、アメリカ国家安全顧問のマクマスターは日曜、トランプは近く北朝鮮のミサイルの「脅威」を除去する選択肢を評価するだろう、とした。報道は、アメリカ空母の行動は北朝鮮に、「もしアメリカが現在シリア問題に集中していても、お前たちを忘れることはない!」と警告しているのだ、とする。

ロシア連邦委員会国防・安全委員会主席のオゼロフは9日、アメリカ海軍戦闘群が朝鮮半島に向かっており、アメリカサイドが北朝鮮の軍事施設に対しミサイルの打撃を発動する可能性が排除されず、しかもアメリカのこの挙は「北朝鮮の指導者が軽率な行動を取るのを促す可能性もある」とした。彼は、世界のあらゆる国は共同の行動で世論を形成し、アメリカがこの行動を取るのを阻止すべきである、と語る。

日本の嘉悦大学教授の高橋洋一は、「現代商貿」ネットに文章を執筆し、アメリカが半島に対し軍事行動を採ることに関し、韓国はすでにシミュレーションを行っており、60万人の死亡がもたらされると見ている、とした。アメリカが「先んずれば人を制す」で軍事行動を採った後、北朝鮮にはすぐに相当に強烈な反撃があるだろう。「これは北朝鮮とシリアの根本的な差異である」。このため彼は米軍の対北朝鮮「斬首」作戦の可能性は高くない、と考える。「だが相対的に言って、ここ30年間で、軍事行動の可能性が最大に達した時期である。」

シンガポール南洋理工大学の学者である 李明江はアメリカメディアに対し、もしアメリカがシリアを打撃したのが「見せしめ」だとしたら、北朝鮮に対し正反対の結果になる可能性がある、と語る。ひとたび開戦し、もし成功裏に「斬首」行動を実施するあるいは山中や地下に隠蔽された北朝鮮の核施設を徹底して破壊することができなかったら、韓国は受け入れ難い災難性の結果に直面する。

韓国語版の韓国連合通信社10日の報道によれば、中国政府の朝鮮半島関連業務特別代表の武大偉は当日韓国外務省半島平和交渉本部長のジンホンジンと会談を行いかつ共通認識を達成した。もし北朝鮮があくまで第6回核実験あるいは大陸間弾道ミサイル試射を行い、ひとたび安保理が関連の決議を通過させたら、「中韓両国はいずれも忠実に履行する」と。武大偉はさらに「THAAD」韓国入りに反対する既存の立場を重ねて言明し、かつ「国連を迂回した一方的な対北朝鮮追加制裁実施に反対」した。

だが当日中国の読者が見ること最多だったのは韓国連合通信社中国語版の報道だった。文章の始まりは「韓中両国は10日北朝鮮の今後の戦略的挑発を厳罰にすることにつき共通認識を達成」で、「国連を迂回した一方的な対北朝鮮追加制裁実施に反対」には一言も言及されていない。10日夜「グローバル時報」記者が、韓国連合通信社のこの言葉の使い方が正しいのか否かを質問した時、中国外交部のある当局者は、「これは大事であり、我々はちょっと調べる必要がある」とした。

韓国MBCテレビ局10日の報道は、半島情勢がにわかに緊張するにつれ、外国メディアは盛んに中国がすでに東北地域で戦備体制を強化し、15万人の中国解放軍が臨戦態勢で、かつ「集結は完了」し、さらに少なからぬ解放軍後方勤務および医療部門が事前に中朝国境に配備されている、と伝えている、とした。これに対し韓国外交関係者は、上述の説はいささか誇張されているが、中国軍が中朝国境地域で連続して演習を行っているのは「事実だ」とする。

10日外交部の記者会見で、ある記者は「中国サイドが中朝国境に向け15万の兵士を増派」との噂の事実確認を求めた。華春瑩は回答し、「以前にも韓国連合通信社には数回類似の報道があったが、最終的に事実無根と証明された。私はあなたのこの情報がどこから来たのか分からない、とした。

ロシアの「職業人報」10日の報道によれば、ロシア科学院東方学研究所の専門家であるソテニコフは、もしトランプの対シリア攻撃実施がロシアとアメリカの関係を重大に打撃したと言うならば、対北朝鮮武力行使は「中米関係を深刻に打撃する」とする。文章は、中ロ両国はずっと調停者に充当される準備をしており、現在談判が膠着状態に陥っている落ち度は北朝鮮、アメリカ両国にある、とする。

華春瑩は次のように語った。中米元首会談の中で、双方は半島の非核化という目標に力を尽くすことを確認し、半島問題につき密接な意志疎通を協調を保持することに同意した。中国サイドはさらに一歩北朝鮮核問題を解決する「同時並行」思想および「ダブル暫時停止」提案を説明し、各方が真剣かつ建設的回答をするよう希望した。


 アメリカもリスクが高いことを分かっているので開戦の可能性は実際には低いとは思うんですが今韓国は重大な意思決定をしにくいだろうこともあり、北朝鮮がさらなる挑発をしてアメリカが決断することはなくもなさそうに思えます。しかしそうなれば日本にも大いに危険が及ぶことは避けられないでしょう。















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