F-15不敗神話がついに崩壊?

 現在もなお日本の主力戦闘機でもあるわけですが。

http://military.china.com/important/11132797/20180118/31974543_all.html#page_2


F-15は空戦の中で全く撃墜されたことがない? あいにく米軍、面子をつぶされる

最近、イエメンのフーシ武装組織がビデオを通じ全世界に向け、いかにしてミサイルを使用し、全速力で逃走しかつ狂ったように曳光弾を投射しつつあるF-15戦闘機を撃墜したかを見せつけた。これは初めての証拠を有してのF-15が撃墜されたことの表明である。

アメリカ空軍とボーイング社の言い方に照らせば、このフーシ武装集団のケースの前、F-15戦闘機はかつて104機の敵機を撃墜し(頑住吉注:何十年間ですからもっと多いかと思いましたが)、それにもかかわらず自身は1機の損失もなく、「撃墜され得ない神の機」と称するに堪えた。しかし、アメリカサイドの吹聴に随伴する形で同時に出現したのは、それにもかかわらずF-15が1回また1回と撃墜されたとの噂だった。ああいった噂はいずれも実証できなかったが、F-15の「不敗金身」はとっくに外界に疑問を呈されていた。(頑住吉注:「不敗金身」は検索すると無数にヒットしますが何故「金身」なのか説明しているページは見つかりません。まあここでは「不敗神話」でいいでしょう。)

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像」)

最も早くF-15を撃墜したとの情報を伝えたのはイラク人である。イラク空軍は1978年に、その第39戦闘機中隊に所属するミグ-23MS戦闘機がイラク西部でイスラエル空軍のF-15戦闘機1機を撃墜した、と言明した。

長年来、イラク空軍はずっとこの説を堅持しているが、惜しいかな確実な証拠を出したことは全くない。

1982年になって、シリアがどんどん多くのF-15を攻撃し損傷を負わせたあるいは撃墜したとの情報を伝え、その中の1回は1982年6月9日に発生し、シリア空軍の1機のミグ-21戦闘機が「
Aphid」ミサイルを使用してイスラエル空軍の1機のF-15Dを攻撃して損傷を負わせたが、この機は持ちこたえてイスラエルに飛行して戻ったとされる。

別の1回は1ヶ月後に発生し、シリア空軍の8機のミグ-21がイスラエル空軍の4機のF-15と混戦を展開した。

シリア方面は、味方サイドの4機の戦闘機が撃墜されたことを認めているが、同時に1機のF-15を撃墜したとする。この時の空戦はベイルート上空で発生し、地上の非常に多くの人によってその目で目撃された。レバノンメディアはこれに対し広範に報道したが、イスラエルメディアはそれにもかかわらず口が堅く、シリア方面も相応の証拠を出してF-15が撃墜されたことを証明できていない。

10年後、F-15が撃墜されたとの情報は依然頻繁に伝えられ、勝利者がシリア人からイラク人に変わっただけのことである。

イラクメディアの報道によれば、1991年1月4日、すなわち米軍をトップとする多国籍軍が「デザートストーム」作戦を発起する13日前、イラク空軍は西部国境地域でイスラエルのF-15編隊を迎撃し、かつ某空軍基地付近でそのうちの1機を撃墜したという。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「1991年の米軍の『』デザートストーム作戦(資料画像)」)

それ以後、イラク空軍退役准将のアハマド サディクはこの戦例に対し宣伝を行い、自分は自らF-15の墜落現場を見たことがあると言明した。彼は、かの撃墜されたF-15は地面と極めて激烈な衝突を発生させ、機体は破砕し想像し難い小片となった、とも述べている。

サディクはさらに、F-15の残骸はバグダッドのイラク空軍情報部門に送られて研究が行われた、と語った。だが2003年末、米軍兵士はその部門を根こそぎ略奪し、F-15の撃墜された残骸が「証拠隠滅」に遭ったと証明することができた。

1991年1月30日、イラク空軍は再度アメリカ空軍のF-15と遭遇した。言われているところによれば、当時双方は空中で2対2の局面を形成し、2機のミグ-25PDSが2機のF-15Cと対戦した。双方はほとんど同時に空対空ミサイルを発射し、それにもかかわらず1発も命中せず、だが1名のイラク飛行員は彼のミサイルが「少なくとも1機のF-15に重大な損傷を与えた」と言明した。

ミサイルを消耗し尽くした後、双方の戦闘機は同時に帰投を選択した。

イラク地上レーダー基地の報告は、1機のF-15戦闘機の飛行がどんどん遅くなり、高度もどんどん低くなったのを発見した、とする。飛行の軌跡に照らして計算すると、サウジアラビア国内に墜落した可能性が高いという。

そこで、その1機のF-15を攻撃し損傷を与えたと言明したイラク飛行員は功績一等を記録された。

少し後、砂漠地帯を往来するベドウィン人はイラク政府に向け、1機のF-15の残骸をこっそりサウジアラビア北部の某地に埋めた人がいると報告し、このことはさらにイラク飛行員が「F-15を攻撃して損傷を負わせ、かつその墜落損壊をもたらした」との説を確かなものにした。だが惜しいかな、この時の「撃墜」の戦例には依然有力な証拠の支持がない。

ならば、アメリカ人は何故F-15が空戦の中で撃墜されたか否かを気にするのか? まず、当然国家のメンツのためである。

30年近く以来、F-15はずっとアメリカ空軍によって空中作戦の急先鋒とされ、どうして軽易に「古い」ミグ戦闘機に敗れることができるだろうか? 次に、「空戦不敗」記録を保持することは、さらにF-15戦闘機を全世界に向けセールスする助けになる。

その対外販売宣伝パンフには必ずこのような一言がある。「F-15は優良な性能のおかげで、空戦の中で全く撃墜されたことがない」

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「F-15(資料画像)」)

だがある人は、シリア人とイラク人がF-15を撃墜したと言明することには決して証拠の支持がないが、まさに火のない所に煙は立たぬで、F-15の「不敗金身」はあるいは10年あるいは20年前には早くももう打破されていたのだが、アメリカ人は某いくつかの利益の考慮から、この情報をひた隠しにしたのかもしれない、と考える。


 自国あるいは勢力範囲内で本当に撃墜したのなら残骸を展示するなどして宣伝するでしょうし、それが見せられないのは残骸が存在しないからと考えるのが自然でしょう。全てが非常に細かい破片になるということはちょっと考えられません。親米のサウジアラビア国内に墜落したとされるケースはあり得るかもしれませんが、まあそれにしてもこんなに長い年月多くの戦闘に参加して明確に撃墜された証拠があるのは今回が初めて、というのは立派なものだと思いますがね。




















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