長剣-10巡航ミサイルは核弾頭を搭載しているか

 日本に大いに関係する問題です。

http://military.china.com/important/11132797/20140227/18363462.html


ロシアメディア:中国の巡航ミサイルの数は世界第2位 あるいは500発の長剣-10があるか 

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「長剣-10型陸上基地巡航ミサイルは4種の異なるバージョンの弾頭を搭載でき、射程は1,500kmを超え得る」)

「ロシアの声」ウェブサイトの報道によれば、中国は約500発の長剣-10巡航ミサイルを持ち、戦時には敵の基礎施設に対し巨大な破壊をもたらすことができ、中国軍の巡航ミサイルの配備数およびそのキャリアの多様化はまさに世界第2位に躍進しつつある。

「ロシアの声」ウェブサイトの原文は以下の通り。

アメリカのシンクタンク「2049計画研究所」は、中国は現在「最も正確」な巡航ミサイルの研究開発者であり、彼らは日本を含むアジア太平洋地域の多くの国の目標に対し打撃が実施できる、と見積もる。しかも陸上基地の長剣-10ミサイルの数だけでもう500発に達する。ロシア戦略・技術分析センターの専門家ワシーリ コーシンは、もしこうしたデータが正確なら、中国の巡航ミサイルはすでに地域の軍事局面に影響する重要な要素の1つである、と考える。

こうしたミサイルの軌道の予見不可能性ゆえに、これに対し迎撃を行うのは非常に難しい。もし1回で数十発、甚だしきに至っては数百発このような巡航ミサイルを使用したら、敵サイドの防空システムもその小さな一部分を打ち落とせるだけである。それらの敵サイドの基礎施設に対しもたらす破壊は巨大なものになる。

中国の核兵器を持つ隣国は今すぐ認識するべきである。中国は自らの巡航ミサイルを用いて外科手術式の正確打撃を実施できるのだ、と。これにかんがみれば、インドは自らの数が多くない弾道ミサイルをインド半島の南部に配備し(それらの射程を延長して)、同時に本国の海軍戦略核戦力に対する軍事費支出を増加すべきである。当然この2点を達成するにはいずれも巨額の資金が必要である。さらに次のような推測ができる。もし日本がひとたび一定の段階において自らの核兵器の生産を決定したら、中国はその時、武装解除式通常打撃の有効なツールを持つことになる。

巡航ミサイルの重要なキャリアは建造中の052D型駆逐艦であり(頑住吉注:もう進水、航海試験中で間もなく就役か、とされるものもあります)、その上には各種の対空、対潜、巡航ミサイルが配備できる。あるいは巡航ミサイルを潜水艦上にも配備できるかもしれない。要するに、中国は巡航ミサイルの配備数およびそのキャリアの多様化につきまさに自信に満ちて世界第2位に躍進しつつあり、アメリカの後ろにぴったりつけている。しかもアメリカの戦力は世界各地に分散しているが、中国の巡航ミサイルは現在全て本国国境内に位置し、統一した指揮に服従する。

最も重要な問題は、中国の巡航ミサイルの核弾頭搭載能力である。この種の可能性は存在する。中国の巡航ミサイルの設計は、自らが今世紀初めにウクライナで購入したいくつかのソ連製ミサイルX-55に基づいている。ウクライナの輸出統制は厳しくなく、以前中国はさらにそこから核弾頭搭載可能なミサイルに関するデリケートな材料を獲得した。

一連の研究開発の中で、中国は長剣-10ミサイルを核兵器の潜在的キャリアとすることを考慮したが、現在こうしたミサイル上に確かに核弾頭が装備されたという証拠はない。だがこれは必ずしもアメリカ宇宙偵察衛星の監視をかわすことはできない。将来より大きな射程を持ち、隠蔽性がより強い新型巡航ミサイルが配備され、また中国空軍により大きな航続距離と空中給油能力を持つ爆撃機が出現した後、こうしたミサイルに核弾頭を装備する可能性が完全にある、と推測できる。

(頑住吉注:2ページ目)長剣-10巡航ミサイルは対地攻撃型と陸上基地対艦型を含み、中国航空宇宙科学工業集団第三研究院によって研究開発が担当された

(頑住吉注:3ページ目)長剣-10巡航ミサイルの発射システムは3つの長い発射筒を持ち、横断面は八角形で、中国のWS 2400 8x8起立式輸送発射車の後部に固定される

(頑住吉注:4ページ目)長剣-10巡航ミサイルは重量500kgに達する大型弾頭を持ち、別の3種はそれぞれ350kgの高性能爆弾、親子弾、地中弾である

(頑住吉注:5ページ目)外国メディアは、中国海軍はすでにその891号試験艦に長剣-10巡航ミサイルを装備済みで、関連の技術試験の準備を行っている、とする

(頑住吉注:6ページ目)891号試験艦上の長剣-10巡航ミサイル

(頑住吉注:7ページ目)轟ー6Kが空中発射巡航ミサイルを搭載して試験飛行を行う

(頑住吉注:8ページ目)以前流出した1枚の画像は、中国がKH-55の実弾サンプル品を獲得した可能性をはっきり示している


 核弾頭搭載は既定の事実かと思っていましたが必ずしもそうではないんですね。





















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