中国とインドのステルス機対策

 元々直接関係ない別々の記事ですが当然内容は対照的です。

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長い見識! 中国のまた1つの利器が明るみに、それは専門に第5世代戦闘機に対抗できるとされる

アメリカのF-22ステルス戦闘機の誕生以来、各国はいずれもそれに対応する手段を真剣に考え、中国も当然例外ではいられない。そしてついに我々のたゆまぬ努力の下、また1つの利器が研究開発され、それは第5世代戦闘機の天敵と称するに堪える。

東アジア地域はまもなく全世界で第5世代戦闘機の密度が最大の地域となり、米軍が日本、韓国およびグアム島などの地にF-35およびF-22戦闘機を配備し、日韓もF-35A戦闘機を大量に獲得し、さらに中国は人に見積もりを行わせない速度をもって殲-20戦闘機を生産している。中国は現在すでに20機あまりの殲-20を生産しているとされるが、決して第一線作戦部隊には配備されておらず、仮想敵部隊に配備されている。このことは中国が敵サイドの第5世代戦闘機を全く心配していないことを示す。ならば問題が起きる。何故中国は少しも心配しないのだろうか?

中国は現在すでに中遠距離をカバーする多層の防空対ミサイルシステムを完成しているとされ、その中では紅旗-9とロシア製S-300中遠距離防空システムがメインで、この他さらにS-400対空ミサイルを獲得しているが、最も重要なのは中国の対ステルスレーダーの研究がすでに世界トップと称するに堪えることで、これは中国が第5世代戦闘機の脅威に対抗することに対しては一大助力である。

現在中国が最も新しく登場させているYLC8B中高高度遠距離三座標レーダーは、ステルス戦闘機の天敵と称するに堪える。YLC8Bレーダーは我が国が自ら研究開発を行ったもので、第4世代防空早期警戒探知計測レーダーであり、さらには中国のレーダーが4.0時代に向かう縮図である。

その1、このレーダーは道路、海上、鉄道を通じて機動でき、6人の操作員は30分以内に架設を完了できる。

その2、このレーダーは550kmの距離で伝統的な多任務作戦機を探知計測、追跡でき、探知計測可能性の低い目標に対する追跡距離は約350kmである。

その3、このレーダーは世界に数がごく少ない、遠距離で西側の第5世代実戦機を連続追跡できるレーダーシステムの1つである。

その4、このレーダーはUHF極超短波周波数帯を採用している他、さらに高周波レーダーの精度が低い問題を克服しており、データ信号に対する最適化と復元により、探知計測可能性の低い目標に対するロックオン距離が非常に大きく向上している。

専門家の指摘によれば、長波レーダーは波長が比較的長いため、ステルス機に照射された後すぐに回折の現象を形成し、したがってステルス実戦機目標を暴露することができる。だが、伝統的な長波レーダーの欠点は正確に位置決定できず、模糊として目標の接近を察知できるだけだということである。だが人を安心させるのは、現在我々の科研人員はすでにこの問題を克服し、成功裏にYLC8B中高高度遠距離三座標レーダーを研究開発し、ステルス戦闘機に全く姿を隠せなくさせたことである。

実は、中国がこの対ステルスレーダーを明るみに出したのは、一方においては中国にはすでにより先進的な対ステルスレーダーがあり、これまでに公開されたこうしたものはすでに前の世代の製品に属するからである。もう一方では対ステルスレーダーの国際市場を切り開くためで、アメリカが対外的にF-35を大量販売しているため、このことは非常に多くの国の防空圧力を極めて大きくさせ、このため市場の需要は非常に大きいと言える。当然さらにより大胆な推測があり、それは現在中国はあるいはすでに第5世代戦闘機に対応できる新世代ステルス戦闘機を研究開発してるかもしれないというものである。

そちらにステルス戦闘機があれば、こちらには対ステルス技術がある。どちらが一枚上か見てみようではないか。YLC8Bレーダーの出現は、ああいったステルス戦闘機に頼って威張り散らす者たちへの警告に他ならない。いかなる人も中国の抵抗防御の決意と勇気を見くびってはならない、と。


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インドメディア、自らの防空は強いと吹聴 殲-20をやっつけるのはわけもない

最近、インドメディアは殲-20戦闘機に対し相当に深い解読と分析を行い、一致して殲-20戦闘機は十分な検証が得られた戦闘機ではなく、そのステルス性能はアメリカのF-117戦闘機に似ているはずだ、と考えた。また、インドメディアは本国の防空能力に対し相当に自信があり、殲-20戦闘機が高原地域に出現さえすれば、インドにはそれを撃墜する能力があると考えた。理想は非常に豊かだが、現実はごく貧弱なだけのことである。殲-20が高原演習訓練に参加した時、インド防空部隊は決して関連の動向を偵察してはおらず、逆にメディアの報道によってこの件を知った。インド人が顔をはたかれるのは1回や2回のことでもないが、インドメディアにこのように大口を叩かせることのできる勇気の元は何なのだろうか?

インドの防空部隊はSA-3、SA-6、SA-8対空ミサイルを大量装備している。このうちSA-3は世界で唯一ステルス戦闘機を撃墜したことのある対空ミサイルとされる。このミサイルは1961年に公開されてお目見えし、1999年コソボ戦争の中でアメリカのF-117ステルス戦闘機を撃墜した。だがこの時の撃墜はむしろ一種の偶然で、78日にも達する空襲行動の中、SA-3ミサイルにもし本当にF-117戦闘機を探知計測しかつ撃墜することができるならば、おそらく1機のF-117戦闘機が撃墜されるに止まらなかっただろう。

また、SA-3に配属されるレーダーはメートル波レーダーだが、性能は非常に立ち後れている。メートル波レーダーに対ステルスができるのは、メートル波レーダーの周波数内では、大部分の目標の乱反射がRayleigh区とResonant区にあるからである。Rayleigh区では、目標のRCS(レーダー横断面積)は形状と無関係である。Resonant区では、RCSは何倍にも拡大される。このためこの周波数帯の中では、ステルス外形は何の作用も果たさない。SA-3が使用するSNR-125「低撃」制御誘導レーダーは、まだ旧式な2座標レーダー(方向、距離)である。一方現在主流のメートル波レーダー、例えば中国のJL3D-91Bレーダーであるが、いずれも3座標レーダー(方向、距離、高度)である。それが応用する技術はSNR-125レーダーに50年先んじている。レーダー電子領域に対して言えば、50年の立ち後れは言うまでもなく、たとえ6年立ち後れても非常に深刻な問題である。1967年、エジプトはステュクスミサイルを使用してイスラエルのエイラット号駆逐艦を撃沈したが、たった6年後、エジプトの50発あまりのステュクス対艦ミサイルは制御誘導レーダーが妨害されたため全部効力を失った。6年の立ち後れでさえこのように深刻な結果なのであり、ましてや50年の立ち後れは言うまでもない。

インドの防空部隊は装備が立ち後れているだけでなく、その編成にも非常に多くの問題が存在している。インドは現在47個防空連隊を持ち、このうち5個連隊が対空ミサイルを持ち、残る42個連隊が装備するのは自走高射機関砲と牽引式高射機関砲である。インドの5個対空ミサイル連隊は混装方式を採用し、あるものはSA-6とSA-8を混装し、あるものは剣-10MとSA-3を混装する。その中にはインドが自ら生産するAkash防空システムを装備した2個連隊がある。インドの42個高射砲連隊はボフォースL70型40mm高射機関砲、ZU-23-2型23mm高射機関砲、ZSU-23-4シルカ4連装自走高射機関砲とツングースカMミサイル/砲合体システムを広範に装備する。このうち、牽引式高射機関砲39個連隊、自走高射機関砲5個連隊である。

全体的に言って、インドの防空体系は解放軍の2012年より前の水準にあり、これは主に高射機関砲が多く、ミサイルが少ないことに体現され、特に中遠距離対空ミサイルが欠乏している。インド軍の現在の主要な中遠距離対空ミサイルはSA-6とAkashだが、装備数は多くなく、しかもシステムが古すぎ、基本的に全て1980年代水準のソ連製品である。我が軍は2011年より前にはまだ紅旗-16がなく、陸軍防空旅団は高射機関砲を大量装備し、ミサイルは主に近距離の紅旗-7に頼り、師団に属する防空連隊はあの時にはまだ高射機関砲連隊と呼ばれ、ここ5年になって我が陸軍防空部隊はやっと換装の小ブームを迎え、現在まだ欠けているところはあるが、すでにインドをはるかに引き離している。

インドの防空部隊については置いておいて語らないにしても、現代の戦争の中で、ステルス戦闘機の主要な任務は制空権の争奪であり、対空ミサイルの任務は要地の防空である。もし対空ミサイルを用いてステルス戦闘機を打撃するとしたら、2種の状況の出現以外にはない。1つ目はインド空軍の制空戦闘機が戦闘力を喪失し、対空ミサイル部隊が参戦を迫られたというもの。もう1つはインド軍が地をもって空を制する策を使用するというもの。見たところ何ら大問題はないようだが、遠距離防空システムがないインドにとって、ごく容易に対抗される。何度ものアメリカの対外戦争の経験を根拠にすると、戦闘機が制空権を奪取した後、通常電子妨害機を派遣して地上の対空ミサイル陣地に対し打撃を行っている。現在、インドで射程最長のSA-6でもやっと25kmに過ぎない。一方我が軍は鷹撃-91対輻射ミサイルを大量装備し、最大射程は150kmに達する。つまりもしステルス戦闘機を出動させなくても、搭載重量が比較的大きい実戦機、例えば殲轟-7やスホーイ-30戦闘機を用いても、インド防空部隊は制圧されるだろう。

旧式対空ミサイル+大量の対空火砲の防空コンビネーションは、とっくに湾岸戦争の期間にもうアメリカ人によって滅茶苦茶に叩かれている。インドが防空部隊に神油(頑住吉注:インド製の早漏防止薬)を装備しない限り、殲-20を撃墜することは言うまでもなく、殲-8さえも撃墜できないかもしれない!


 中国を称賛するのもインドをけなすのもオーバーな傾向はあるでしょうが、全体的に中国が現在優位なのは確かなんじゃないでしょうかね。




















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