スホーイ-35はF-35よりはるかに強い?

 普通に考えれば半世代リードしているはずのF-35の方が強いはずですが‥‥。

http://military.china.com/important/11132797/20130629/17919180.html


ロシアメディア:スホーイー35がF-35に対抗するのはおっさんが子供を殴るようなもの

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「ロシアは自分のスホーイー35戦闘機に対し自信満々である」)

ロシア、F-35戦闘機は全くスホーイー35の相手ではない、とする

ロシア軍事工業総合体ニュースネット6月28日の報道によれば、一部の専門家はアメリカの最高機密であるF-35戦闘機はロシアのスホーイー35の最もちょろい獲物になるかもしれないと考えているが、これは完全に正しい見解である。第5世代戦闘機であるF-35は第4++世代戦闘機であるスホーイー35の相手では全くない。スホーイー35対F-35は、まるで「おっさんが棍棒を持って子供を殴打する」ようなものだとさえ言える。

2008年7月、アメリカはスホーイー35戦闘機がF-22、F/A-18、F-35戦闘機混合編隊に挑戦するシミュレーション空戦を行い、この中でF-35のパフォーマンスは極めてまずく、「まるで子供が痛ましくも棍棒で殴打に遭うようだった。」 この時の模擬空戦はアメリカのハワイのHickam空軍基地で行われ、しかも少なくともオーストラリア空軍と軍事偵察局の4名の代表がこれを事実確認できた。この件を了解したオーストラリア議員ジェイソンは、今回の厳密に秘密保持された空戦の中で、F-35はスホーイー35の非情な殴打に遭った、とした。

スホーイ社のスホーイー35に対する位置付けは、いくつかの第5世代戦闘機の特性、すなわちステルス性能を持つ第4++世代戦闘機である。この機の敵サイドのステルス戦闘機を撃墜し得る能力は、非常に大きな程度上その超機動性能によって決定される。したがって非常に高価な西側戦闘機を狩り殺される標的の立場に陥れるのである。スホーイー35の動力装置の性能は優越しており、機があらゆる類型の最も複雑な機動も完成させることを保証し得る。これにはプガチョフコブラ、タンブリング、フロロフ法輪などの動作が含まれる。


 ちょっと中断して説明しますと、プガチョフコブラというのは

http://a4.att.hudong.com/37/64/01300000927307128952643375423.jpg

http://tupian.baike.com/s/%E6%99%AE%E5%8A%A0%E4%B9%94%E5%A4%AB%E7%9C%BC%E9%95%9C%E8%9B%87/xgtupian/1/2?target=a1_28_65_01300000927307128952654924340.gif

 こんなんで、フロロフ法輪というのは

http://tupian.baike.com/a2_52_13_01200000026924134403134107120_jpg.html?prd=zhengwenye_left_neirong_tupian

 こんなんです。


西側の専門家は超機動性能を特別に重視せず、実戦の中ではステルス性能が超機動性能に比べより重要と考えている。アメリカのノースロップ・グラマン社の商業プロジェクト部主任バルトスは、ステルス性能はいかなる日、いかなる時間にも永遠に戦闘機と共にあり、ステルス性はF-35プロジェクトの基本的要求であって、このため比較的高い機動性能は必要としない、と考える(頑住吉注:F-35はロッキード・マーティンの製品ですが)。だがアメリカの「国防工業日報」の権威ある軍事に関する消息筋の人物は、ステルス性能は非常に有益だが、それは結局のところハリーポッターの透明化マントではないのだ、と考える。

スホーイ設計局の総試験飛行員ボグダンは「週刊航空」のインタビューを受けた時、アメリカ空軍は確かにステルス性能を強調しているが、同時に空戦理論の発展を続けているところでもある、とした。1940〜50年代に優先された方向性はまず高度、次に速度、機動性、火力だった。だが第3世代および第4世代からは優先される発展方向が速度に、その後機動性能に、最後には超機動性能に変わった。アメリカの航空専門家スウェイトマンは、スホーイー35がパリ航空展でデモンストレーションした機動性能は決して空中における優勢の要素とは見なせない、と考える。だが当然こうした機動性能は特技飛行の軽業というわけでもない。戦闘機の予測し難い飛行ルートは敵サイドのミサイル誘導システムの計算方法にトラブルを発生させることができ、一方スホーイー35は短距離ミサイルを発射し、より大きな確率で敵機を破壊することができる。F-35は自身のステルス性能に完全に頼り、近距離空戦には巻き込まれたがらない。さもないと完全にスホーイー35に抑えられることになる。結局のところロシア戦闘機はより強大な致命的武器庫、より長い航続距離、および伝説的な超機動性能を持つのである。そして超機動性能はスホーイー27ファミリーの名詞代わりでもあった。

(頑住吉注:これより2ページ目。画像のキャプションは「ロシアのスホーイー35戦闘機の性能はスホーイー27に比べすでに段階的、質的な変化を起こしている」です。)

ボグダンは、スホーイー27は1989年には早くもすでにコブラ機動を完成させ、その速度の迅速な変化は、敵機のドップラー火力コントロールレーダーが目標を追跡し続けることができない結果をもたらした、と指摘する。現在スホーイー35Sの機動性能はより有効になっている。何故ならこの種の機動の完成後、飛行員は機をいかなる方向にも操縦することができるからだ。

スウェイトマンは、コブラ機動を実施する戦術的優勢は次のところにあると考える。いかなる空対空ミサイルも、ある程度の時間の後に目標がどこに出現するかを提示できるスマート成分を持つが、この種の提示にはコブラ機動を実施する機は含まれない。もし戦闘機が予測できないルートをもって飛行し、しかも非常にあわただしい突然のルート変更ができ、同時にコントロール性能も喪失しなかったら、ミサイルを命中させることは非常に難しい。何故なら戦闘機が実施する動力機動は、敵機のミサイルの有効射程を短縮させることができるからである。

スホーイー35戦闘機を殲滅したければ、F-35はもう少し近くまで飛ぶべきであるが、この挙は自らが敵によって発見されるリスクを増加させる。スホーイー35の強力なレーダーはこれを完全にやってのけることができ、スホーイー35の武器庫の中にはさらに有効射程400kmに達する遠距離空戦ミサイルがあるからなおさらである。

アメリカの専門家は次のように指摘する。米軍の空戦戦術は3つの原則を遵守する。すなわち先んじて発見、先んじて射撃、先んじて敵を殲滅、である。スホーイー35の出現と共に、この戦術には修正が必要になる可能性がある。F-35は先んじてスホーイ-35を発見できるかもしれないが、ミサイルを発射して敵を破壊するためには目標に接近すべきであり、この間に敵に発見される可能性がある。この状況下では、ステルスの優勢は低下する。近距離戦の中で、スホーイー35Sは最低の速度で飛行している時に超機動動作を完成させることができ、同時に超音速まで急激に加速し、結果的に獲物からハンターに変わることもできる。その最大速度はマッハ2.5、航続距離は3,600kmに達し得、空戦への対応時は「信号旗」社が研究開発した12発の中距離ミサイル(各タイプのR-77を指している可能性)を搭載することができる。これに比べ、F-35は「一握りの」ミサイルしか搭載できず、航続距離は2,200kmでしかなく、最大速度はマッハ1.6で、「早く死に早く解脱する」ことだけを願っているようである。

実際、F-35は世界の多数の国の空軍が必要とするような比較的風変わりな能力を決して持っているわけではない。これに反し、スホーイー35Sは第5世代戦闘機と同列に論じられる作戦機能を持つ。西側諸国の空軍にとってより恐ろしいのは、現在F-35がまだ就役していないのに、すでにスホーイー35の面前に自らの弱点を暴露していることである。2020年になる前に、ロシアのスホーイー社が研究開発する第5世代ステルス戦闘機T-50が登場する。西側空軍の多くの戦闘機飛行員に残された時間はすでに多くはないのである。(編集翻訳:林海)(ソース:新浪軍事)

(頑住吉注:3ページ目)ロシアのスホーイー35戦闘機はロシアのT-50新世代戦闘機就役前の過渡的機種である

(頑住吉注:4ページ目)ロシアのスホーイー35戦闘機には西側の第4世代戦闘機に対抗する能力がある

(頑住吉注:5ページ目)ロシアのスホーイー35戦闘機のレーダーは先進的である

(頑住吉注:6ページ目)ロシアのスホーイー35戦闘機の性能ーは先進的である

(頑住吉注:7ページ目)ロシアのスホーイー35戦闘機の性能は先進的であるがアメリカのF-35戦闘機はすでに米軍への大量装備が開始されている

(頑住吉注:8ページ目)F-35戦闘機は実際にはアメリカのF-22戦闘機の廉価な代替品である


 いろいろと疑問に感じるところがあります。スホーイ-35の正確な性能が分からないのにどうやってシミュレーションを行ったのか、設定はどうだったのか、F-35は近距離空戦がまだできないバージョンではなかったのか、またステルス性ではF-35の方がずっと優れているはずで、F-35が必要な距離まで接近した段階ではスホーイ-35はまだ発見できないのではないか、などですが、本格的に批判するのは私の任ではないと思うので直訳の文章の紹介に留めます。

 重複部分もありますが似たテーマの記事を紹介します。

http://military.china.com/important/11132797/20130701/17920582.html


中国のスホーイー35は国産データリンク装備後F-22のステルス性を無視する

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「スホーイー35とF-22など新世代戦闘機の、直接見た上での隔たりは恐らくいわゆるステルス技術だろう。だが現代の戦場環境に直面すると、それらはいずれも作戦行動を行う双方それぞれの作戦体系の下に置かれる。データリンクは戦場の形勢に影響する重要技術となる。」)

東方ネット7月1日の情報:カナダの月刊「漢和安全保障業務評論」6月号の報道は、中国空軍がスホーイー35多用途戦闘機を導入することは基本的に固まった、とする。このことは、2015〜2020年、中国空軍のスホーイー35が技術的に日本、インドの現役戦闘機をリードすることを意味する。中国空軍は時間差を勝ち取ったが、その前提は米軍のF-22の極東への配備状況を無視することだ、と言える。。

1機の上、万機の下? (頑住吉注:意味不明です)

スホーイー35(NATOのコードネームはFlanker-E)の外形は全体的にはスホーイー27戦闘機を基礎に発展したもので、差異は非常に大きなものではない。作戦性能という角度から言うと、スホーイー35の主要な改良点はスホーイー27系列戦闘機の対地打撃能力が立ち後れ、電子設備が陳腐、旧式であるなどの弱点を補ったことである。本質的な差異はスホーイー35が新型のエンジン(117S)と新型の電気伝動操縦システム(三軸全権デジタル電気伝動飛行コントロール)、新型機載レーダーシステム(パッシブフェイズドアレイ機載火力コントロールレーダー)、機載電子システムを採用したことである。このいくつかの新型設備から見て、スホーイー35はスホーイー27系列戦闘機の大幅改良型と言うに堪え、このためこれを「スーパーフランカー」と呼ぶ人がいるのである。

もしスホーイー27系列のその他の後続機種はロシアが新技術を用いて改良してできたというならば、スホーイー35は実はロシアが一部の第5世代機の技術を「下位モデルに放出して」発展してできた改良型である。現在流行する、戦闘機を5世代に分けて評価する方法によると、西側はスホーイー35を単なる第4世代半(4++)戦闘機でしかないと考える。つまり第4世代戦闘機を基礎に技術の全面グレードアップを経て、その作戦性能は全面的に第4世代戦闘機を超越しているが、第5世代機と比べれば依然一定の隔たりがある、ということである。

平可夫は、スホーイー35の優勢は14,500kgのアフターバーナー使用時の推力を持つ大出力エンジンにあると考える。これはスホーイー35に瞬間的に超音速巡航を行う能力を持たせ、しかもTVCベクトル推進技術は日本、ベトナムいずれにもなく、インド空軍のスホーイー30MKIだけが持つ。

またIRBIS-E型レーダーがあり、その探知計測距離は現在の中国空軍のスホーイー30MKKの4倍である。青島上空でもう朝鮮半島の空中目標が探知計測でき、同時に30の目標を追跡し、同時に8つの目標を打撃する能力を持つ。

明らかに、F-35は今後十何年かのうちスホーイー35の主要な仮想敵になる。だが米軍はこの種の比較を口にしたがらなくなっているようだ。以前の報道によれば、F-35は「太平洋視野-2008」演習の中で失態を演じ尽くし、第5世代戦闘機であるにもかかわらずロシア製のスホーイー35戦闘機に全く対抗できず、増してやS-400「凱旋」防空システムがカバーする区域にはあえて接近しなかった。1機のF-35の単価に飛行コスト全体を加算すると5.6億アメリカドルにも達し、明らかに「ラプター」より安いわけではない。アメリカの安全保障業務情報研究センターシュトラウスの軍事改革プロジェクト責任者ウェンスロー ウィーラーは次のように指摘する。「F-35は一部の人が飾りたてようと企図しているような神秘的効果には到達できない。これは戦闘機領域の一大失敗作であり、いくつかの方面では逆に後退しているとさえ言える‥‥これに対し行えるただ一つのことはゴミ箱に捨てることだ。」

(頑住吉注:これより2ページ目。画像のキャプションは「データリンクは戦場において地上、海、空、宇宙の各種の作戦プラットフォームとセンサーを一体に整合し、強大な協同効果を形成する。データリンクなどの現代の情報技術は戦闘機など武器プラットフォームに強大な態勢感知能力を獲得させる。一方態勢感知能力を持たない一方は、自らは全く状況を知らないまま、敵の銃口の下に丸裸で暴露されるに等しい。」です。)

また2012年、オーストラリアの外事、武器、貿易合同委員会がシミュレーション空戦によって出した結論は、オーストラリア空軍はアメリカのF-35戦闘機を購入すべきではなく、何故ならそれはロシアのスホーイー35の相手では全くないからだ、と考えるものだった。

委員会はアメリカのF-35とロシアのスホーイー35S戦闘機が2018年中国台湾沿海で行う空戦の結果をシミュレーションした結果を示し、240機のF-35戦闘機が同じ数のスホーイー35S機と行った戦闘の中で、何と210機のアメリカ機が破壊された(頑住吉注:え、相手は? もし240機中210機損失して敵を全滅させたんなら一応勝ちですよね)。また240機のF-22と同数のスホーイー35Sのシミュレーション空戦では、オーストラリア空軍は139機のアメリカ製F-22機しか完全に破壊されなかった。

このためロシアは自信をもって、スホーイー35はまるで「おっさんが棍棒を持って子供を殴打する」ようにほしいままにF-35を痛めつける、と考える。だが、アメリカ軍が極東の空中戦力バランスの維持保護のために沖縄にF-22を進駐させるかもしれないという状況を考慮すれば、スホーイー35の先んじた地位は跡形もなく消え去ることになる。

「航空知識」副編集長王亜男は次のように言う。スホーイー35は機動性、作戦半径、武器搭載、最高速度方面でF-35より優れている。ステルス性能がやや弱いだけである(頑住吉注:「やや」じゃないと思うんですけどねー)。このため、完全にF-35に対抗できるが、第5世代戦闘機F-22に比べると、まだ隔たりがある。

中国の「スーパーフランカー」計画

鳳凰ネットの報道によれば、中国がロシアからスホーイー35を導入する真の目的は決してスホーイー35の117Sエンジンおよび「雪豹-E」パッシブフェイズドアレイレーダーのためではなく、超遠距離空中打撃能力のためであり、その核心こそK-100超遠距離空対空ミサイルである。

文章は次のように指摘する。スホーイー35が装備する117Sエンジンと「雪豹-E」レーダーは、世界で先進的と評価できないだけでなく、ロシア国内でさえ二流製品に過ぎない。ロシアのT-50が用いるのは推力がずっと大きい117エンジン、およびSH121アクティブフェイズドアレイレーダーである。インドのスホーイー30MKIですら「ビートル-AE」アクティブフェイズドアレイレーダーに改められようとしている。117SエンジンはAL-31F系列のハイグレード改良型で、真の117エンジンの「モンキー版」製品としか評価できない。増してや「雪豹-E」は時代遅れのパッシブフェイズドアレイで、真の第4世代機のエンジンやAESAレーダーとでは隔たりがはなはだ遠い。

(頑住吉注:これより3ページ目。画像のキャプションは「スホーイー35は優秀な作戦性能を持ち、その先進的な武器システムはその戦闘力の重要なカギとなる組成部分である。K-100遠距離空対空ミサイルはスーパー打撃能力を発揮し、その背後には実はデータリンクという重要な技術的支持がある。」です。)

文章は次のように考える。エンジンとレーダーがいずれもそんなに完備されたものでない以上、スホーイー35の中国に対する真の価値は、ロシア製K-100超遠距離空対空ミサイルにある。K-100(元の名称はR-172)は1990年代にもう研究開発が開始されていたロシアのヘビー級空戦武器だが、研究開発過程は非常にスムーズさに欠け、ここ何年かになってやっとある情報が、その改良型K-100-1がスホーイー35に装備される、とした。このミサイルの最高速度はマッハ3を超え、最大射程は300kmで、これは現在いかなる現役あるいはその他の研究中の空戦武器の中でも想像できない距離である。

現在、日本とアジアに駐留するアメリカ軍はいずれも多数の早期警戒機、対潜機、電子戦機を持っており、長期にわたり中国に対する空中体系の優勢を形成している。中国の新世代戦闘機の水準はすでに米日に接近しているが、米日の早期警戒機、対潜機に対応するには依然充分有効な手段が欠けている。現在、中国の主力空対空ミサイルの最も長い射程は依然100kmレベルで、一方ロシアからスホーイー35を導入すれば300kmレベルまで大幅に向上することになる。

K-100超遠距離空対空ミサイルは、アクティブレーダー誘導弾頭あるいは対輻射誘導弾頭を装備することができ、しかも早期警戒機の助けを借りて空中でデータリンクによる誘導の修正ができる。K-100は単にスホーイー35戦闘機に装備できるだけでなく、研究開発の初めからもうスホーイー27やスホーイー30に用いることが考慮された。K-100の射程はすでにスホーイー27、スホーイー30のレーダーの探知計測距離を超えているかもしれないが、中国の新世代早期警戒機がすでに登場している背景下では、K-100ミサイルの導入は中国の新世代戦闘機の「戦力倍増機」となり、殲ー10や殲ー20にさえ用いられるかもしれない。

もしK-100ミサイルをスホーイー35と共に中国に導入できたら、それでこそ真に中国の空中戦力に対する大幅な向上になるのであって、戦略的意義は名に実が伴っていない117Sや「雪豹-E」をはるかに超える。

中国に販売されるスホーイー35、あるいは中国のデータリンクを装備するか レーダー、F-22のステルス性を無視

一部の西側の軍事専門家は、中国空軍がスホーイー35多用途戦闘機を導入することは中国の全く新しい戦略的意図を体現しており、元々すでに打破されていた東アジアの軍事戦略バランスの上に、海空戦力の比を中国方向により傾斜させる、と考える。

(頑住吉注:4ページ目)データリンクは現代作戦体系の核心的組成部分であり、まさに重要であるからその安全性はさらに重要中の重要なのであり、スホーイー35の中国導入後、もしデータリンク能力が配備されるなら、必然的に中国自らのものということになる。

(頑住吉注:5ページ目)実際上、アメリカ軍には現在世界で最も強大な作戦体系がある。先進データリンク技術はすでに広範に応用されている。客観的に言って、F-22はこの基礎の上に戦闘力がより強くなっている。

(頑住吉注:6ページ目)武器プラットフォーム個体の先進的性能は依然非常に重要である。しかもそれが作戦体系に融合されれば、さらに鬼に金棒である。実際に即して言えば、米軍はこの2つの方面いずれにおいても世界のトップを行っている。

(頑住吉注:7ページ目)最近中国軍は朱日和訓練基地において新型作戦力量の対抗を演習した。いかにして空・地作戦の異なるプラットフォームの協同作戦を実現するかに関し、データリンクはその中のカギとなる重要性を持ったピースの1つである。

(頑住吉注:8ページ目)異なる作戦プラットフォームの個体差ゆえに、それらの間でデータリンクの接続を行うのは難度が非常に高いシステム工程である。


 興味深い情報も含まれているんですが、タイトルの「国産データリンク装備後F-22のステルス性を無視する」の意味が不明です。たぶん早期警戒機の強力なレーダーならF-22を比較的遠距離から発見でき、データリンクを使って戦闘機に情報を伝達するからステルス性の持つ強みが大きく減殺される、というようなことだと思うんですがそんな内容本文に含まれてないですからね。

 もう1つやや関連のある記事を紹介します。

http://military.china.com/news2/569/20130701/17921865.html


シンガポール国防大臣:シンガポールは現在のところ決して急いでF-35戦闘機を購入しない

【グローバルネット報道 記者 タンリーヤー】 シンガポールの「連合朝刊」7月1日の報道によれば、シンガポール国防大臣黄永宏は先日、シンガポール軍人記念日の際にインタビューを受け、いくつかの外界が関心を持つシンガポールのホットな軍事の話題に回答した。シンガポールの軍備の発展に対して彼は、シンガポールは現在決して急いでF-35戦闘機を購入しない、とした。

ある国際メディアの報道は、シンガポールはF-35連合攻撃戦闘機購入のプログラムを始動させる、とした。

黄永宏は記者の質問に回答する時、国防省はまだF-35戦闘機を評価中であり、この方面で急ぎすぎるのはよろしくない、と語った。

彼は、「新戦闘機を導入してF-16に取って代わらせるのは遠大な計画であり、シンガポールには決して急いでF-35を購入する必要はない。我々はもう少し多くの時間を費やして全面的に評価するべきである。武装部隊には決して直ちに決定をなすべき圧力はない。」と語った。


 まあ日本だって時間に余裕があればゆっくり様子見したいとこなんですけどねー。

















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