インドもスホーイー35を購入?

 しかもステルス版?

http://military.china.com/critical3/27/20150312/19372228.html


インド、スホーイー35戦闘機を買おうとする ロシアは心から中国に感謝すべき

アメリカの「ディフェンスニュース」ウェブサイトは8日、ロシアはすでにインドと協議を成立させており、スーパースホーイー35戦闘機を合同研究開発する、と明らかにした。報道は、中ロが導入を談判中の第4世代戦闘機スホーイー35とは異なり、ロシアとインドが研究開発するのはF-22/F-35など第5世代戦闘機に相当するバージョンである、と強調する。だが「グローバル時報」記者のインタビューを受けた中国の専門家は、この種のスーパースホーイー35の性能を真の第5世代戦闘機と比べるのは非常に難しく、しかも中国には中国とインドが導入するスホーイー35のうちどちらがより強いのかにこだわる必要もない、と考える。

報道は次のように言う。ロシア軍事総合体の責任者は、モスクワとニューデリーはすでにインドで、ロシアが言う「スホーイー35の第5世代改良型」の設計作業を展開することにつき同意しており、したがってインド専門に供する特殊型が誕生する、と明らかにした。この改良型戦闘機のコードネームはスホーイー35Sである。主に高度科学技術製品の輸出を担当するロシア国有企業責任者も、「我々はずっとインドと談判しており、かつすでにスホーイー35の意向協議書に署名している。今、我々はこの契約の設計概念に力を尽くしており、かつこの第5世代戦闘機のために組立の場を創造している。」とする。

高峰軍事視察:インドとロシアが合同研究開発するT-50戦闘機は第5世代戦闘機に属し、一方スホーイー35は第4世代++戦闘機に属し、ロシアはずっとそのスホーイー35戦闘機はすでにアメリカの現役2機種の第5世代戦闘機F-22およびF-35戦闘機に対抗できると言明している。もしスホーイー35がロシアの計画通り第5世代機の基準にまでグレードアップできたら、ロシアとインドがすでに実施しているT-50に関する協力プロジェクトは現実の意義を失うことになる。インドに関して言えば、2機種の予期の中に存在する(頑住吉注:見通せるほど近い将来の、といった意味だと思います)戦闘機に対し同時に巨資を投じるのは、本来的に不可思議なことと言える。

筆者は、インドがスホーイー35S戦闘機に転向するには2つの重要なこれを刺激する要素がある、と考える。まずインドとロシアのT-50プロジェクトの進展が緩慢で、一方中国の2機種の第5世代機は鳴り物入りで試験飛行しており、中国の発展の速度の速さをもってすれば殲ー20戦闘機を装備してインドに対する空中の優勢を取得するのは間近であること。このため殲ー20に対抗できる現実版の戦闘機を獲得したいというインドの心的態度が遺憾なく表れている。この理念とロシア軍事工業企業が宣伝するスホーイー35は米軍のF-22に対抗できるというのは一脈通じる。

2つ目は、中ロがすでに24機のスホーイー35戦闘機購入契約締結を基本的に確認していること。インドの見たところ、もし中国空軍がこうした戦闘機を装備したら、インドのベクトル推力エンジンを装備するスホーイー30MKI戦闘機の、中国がロシアから導入した、あるいはコピー生産したスホーイフランカー戦闘機に対し元々ある既存の優勢を打破することになる。たとえインドが、ロシアのスホーイー35Sの第5世代戦闘機としての性能に関し疑いを持ちぐらついていたとしても、グレードアップ版であるスホーイー35S戦闘機の、中国が購入する輸出簡略化版スホーイー35に対する絶対の優勢は疑わないだろう。またもしその前の両国のT-50戦闘機プロジェクトの中の某いくつかの技術がスホーイー35S戦闘機に応用され得たら、これはインドの投資が事前にちょっと見返りを得たとも評価される。

私は2013年3月の「インド、中ロが設置したスホーイー35戦闘機兵器売買の罠に陥る」との文章で、中ロのスホーイー35戦闘機軍事購入プロジェクトのインドに対する影響を分析したことがある。現在見たところ筆者の当初の予測、分析はすでに誤りなく的中している。以下は筆者の2013年の分析の原文である。

インドは2012年に126機のフランスのラファール戦闘機を購入する契約を締結し、古い付き合いであるロシアの製品に対し非情な放棄を行った。私は当時インドの心理を分析した。1つには過度にロシア製装備に依存しないということで、この中にはロシア製装備の故障率が高くアフターサービスが劣るという原因があるが、主にはやはりインドが米ロ間においてより多くの合従連衡の余地を獲得し、国際政治的利益をかすめ取りたがっている、ということである。2つ目は当時インドが装備したスホーイー30戦闘機は推力ベクトルエンジンを装備しており、全体性能が中国の同類機種より優れているからで、インドが装備建設のバランスを図る時、ラファール戦闘機を選択してパキスタンのF-16A/Bと梟竜戦闘機、および中国の殲ー10制空戦闘機を制圧することだけを考慮したのである。

インドは規模の非常に大きい戦闘機調達プロジェクトでロシアの軍事工業製品を放棄し、これは一途にロシアの兵器工業を再興しようとするプーチンにとって絶対に小さな傷ではなく、ロシアに止むを得ず対外販売して金を稼ごうとしていたスホーイー35戦闘機を中国に方向転換してセールスせざるを得ないよう迫った。一方それまで中国は決してスホーイー35に何らの興味も示してはおらず、ロシアも中国の2機という当初の意向はやはりスホーイー35戦闘機に装備される航空エンジン技術のためなのではないかと心配した。だが中国周辺情勢の緊張と中国国産の殲ー20の就役時期が不確定という要素と共に、中国には現有の装備に比べやや先進的な戦闘機を導入してアメリカのF-22に対応する必要ができ、しかも中ロの全体的な経済貿易関係のバランス上でも中国には考えがある(頑住吉注:ロシアの貿易赤字を補うため非常に高価な戦闘機を購入してやった方が両国関係にプラスだ、といったことでしょう)。

またロシアのスホーイー35セールスを助ける目的も達成される。15億アメリカドルの兵器購入大規模注文は中国には出せるものだが、これはスホーイー35の性能が一体どうなのかとは無関係である。24機というのは折衷、妥協の数字だが、ロシア方面が追求する広告効果はすでに目的を達成しており、この前の中国に対する最低48機という要求が達成できなくてもしばらくのところは怒りをこらえてじっと我慢するしかない。あるロシアの専門家が言明する、中国には性能簡略化版のスホーイー35戦闘機を売るべきだというのに関しては、支持する理由はあるが、一種の広告、経営販売の手段でしかなくもある。インドにこのようなペテンを言って聞かせ、インド空軍が罠にかかるのを待っているのだと見積もられる。

現在中ロのスホーイー35戦闘機に関する契約はすでに締結され、もし中国がそれを西部に配備しインドのスホーイー30MKI戦闘機に対する空中の優勢を形成したら、インドに元々あった構想は完全に覆る。今インドには2つの行ける道がある。1つはアメリカから中国空軍のスホーイー35戦闘機を制圧できるF-22戦闘機を買い入れるという道。2つ目はやはりロシアからスホーイー35戦闘機を導入して中国と力量互角のバヨネット戦術を行うというもの。だがインドがF-22を手に入れようというのは非常に難しいと見られ、もしアメリカが売りたがっても商品供給時期は人を待ってくれない。一方ロシアのスホーイー35を買おうとすれば、ロシアは慣用の手法をもってその場で値を吊り上げ、中国に与えたタイプに比べ性能がより先進的なスホーイー35戦闘機を供給できるとインドに示唆してやるはずである。しかしすでにフランスのダッソー社との126機のラファール戦闘機購入契約を締結済みのインド空軍はどうしたらロシアの戦闘機を買うだろうか? だがどうであろうとインドメディアの関心から見て、インドはすでに基本的にロシアと中国が設置したセールスの罠の中に入ってきている。


 どこがどうとは言えないんですけどかなり主観的でゆがんだ見方のような印象を受けます。しかしスホーイー35を真の第5世代機にするというのは私も眉唾な話だと思いますね。













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