台湾関連2題

 台湾軍関連です。

http://military.china.com/jctp/11172988/20161223/30107569_all.html#page_2


台湾のネット民:0%の軍学校生が統一を支持 もはや我々を「中国の軍隊」と呼ぶな

台湾の「国軍」のイメージはずっと台湾ネット民の熱く議論される話題で、かつて多くの台湾の老兵は「国軍」、共産軍はいずれも中国の軍隊であるとしていた。しかしこうした言論は台湾のネット民の「国共不分」との嘲笑、風刺に遭うに至っている。

台湾メディア12月21日の報道を総合すると、昨日ネット民の台湾軍に対する皮肉や嘲りが忍び難かったため、ある台湾のネット民が台湾最大のオンライン交流の場であるPTTで、台湾の軍学校内では0%の人が両岸統一を支持していると言明し、かつ自らは中国の軍人ではなく、軍人になることを選択したのは自らの生命を台湾に捧げるためだと強調した。この言論はこれに伴って一部のネット民の批判を引き起こしたが、依然多くの台湾のネット民はこれに対し賛同を表明している。

この自称「台湾軍人」のネット民は、20日文章を発表し、「現在軍学校の1クラスは30人だが、両岸統一を支持する人はどのくらいの比率でいるだろうか?  私はあなたに教えるが、0%だ!」 このネット民は、「もはや私を中国の軍隊と呼ぶな、私はあなたたちに告げる。私は誇らしい台湾軍人だ。」と言明した。

このネット民は、自分は「国軍」関連のニュースを見さえすれば毎回必ずすぐに、「現在兵隊をすることは非常に爽快だ、戦争もせず、一群の米食い虫に過ぎない」とけなす人がいるのを見、甚だしきに至っては「国軍」は全くの「中共内通」ではないかと疑い、彼らは台湾のために戦わないだろうと考える人がいるのに大いに不満だ、とする。

「私を中国人と呼ぶ人がいるのを聞くと、私はきっとあなたより早く腹を立てる」 このネット民は、「もはや私を中国の軍隊と呼ぶな。兵隊をしている私はあなたと同じ台湾人で、この土地を深く愛している。」と語る。彼はさらに、もし現状を変えたいなら軍隊に加入せよ、もし加入したくなくても「国軍」を中傷することなかれ、と呼びかけた。

彼は例を挙げ、現任の大部分の中佐は台湾海ミサイル危機の時に入隊し、現任の少佐は陳水扁が「総統」に当選した時に入隊し、当時はいずれも両岸情勢が相当に緊張していた時である、とする。彼は語る。「かの国際的背景の下、17、18歳の若者が、『本当に戦争になるだろうと考えて』軍隊に入ったのである。彼らの選択は国を逃げ出すことではなく、自らの若い生命を台湾に捧げるというもので、もし台湾に必要があれば、彼らは台湾のために死ぬことができた。」

多くのネット民が書き込んで支持を表明した。「あなたを支持する! あなたの国に貢献したいとの願いは非常に偉大だ」、「現在の台湾の状況をもってすれば、あなた方が家を保ち国を守っていることに感謝する」、「台湾はあなたを必要としている」、「下級は本当に辛い」、「老兵が自動的に凋落するのを待て、すぐに中国軍を自称する軍人はいなくなるだろう」。

だが、このネット民の言論に対し疑義を表明する人もいる。「この島の上の半分近い人が加入したことがあるのだから、こうした人が見たことがないと思わないでほしい」。さらにある人は、大多数の人の軍隊加入は生活に迫られたからで、「彼に他の選択があったように言わないでほしい、いくらかの人は金を稼ぐ日を過ごしに行っただけなのだ」とした。

このネット仲間は台湾軍は揃って台湾のために身を捧げたいのだと言明するが、台湾軍の訓練メカニズムはずっと嫌と言うほど突っ込みを受けている。視察者ネットのこの前の報道によれば、台湾の「国軍」はかつて身体能力測定の成績が普遍的に理想的でなかったため、前「総統」馬英九によって強化せよとの命令が下された。しかし20日台湾当局防衛部門は、台湾軍将兵の損傷を少なくするため、腕立て伏せ、腹筋、3,000m走を含む身体能力測定基準を下げる、とした。

台湾当局「国防部」が発表した最新の基準によれば、19歳以下の男性将兵の腹筋の身体測定基準が高められたのを除き、その他の基準は皆現在の基準に比べて緩められている。27歳の男性将兵を例にすると、制限に照らし、腹筋、腕立て伏せの合格基準は41回、48回だったが、新基準試行後、この将兵は40回、37回しかやる必要がなく、即難関を通過できる。

3,000m走に関する部分では、新基準は各年齢層の基準が皆現在の基準に比べ10秒から55秒程度緩められ、29歳女性将兵を例にすると、過去は17分20秒で全過程を走り終えることが必須だったが、新基準は18分に緩められている。

また、腹筋と腕立て伏せは現行の方法により測定されるが、3,000m走の項目では、将兵は交換方案が選択でき、これには5kmウォーキング、800m泳歩(プールを泳ぐかあるいは道を歩く)あるいは5分間縄跳びが含まれる。

台湾「国防省訓次室軍事訓練所所長」の陳文星は、修正の前後に関わらず、いずれも解放軍の基準に負けない、とする。


 台湾軍の問題を指摘する記事は多いですが当然大陸の宣伝の要素も含んでいるでしょうしね。揶揄するようなことを書いてますが緩和後でも「解放軍の基準に負けない」というのが本当ならそれでいいような気もしますね。またサイバー戦、無人機操縦など高い身体能力が要求されないポストも増える傾向にあるでしょうし。次は台湾の政治関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20161227/30116945_all.html#page_2


親緑の世論調査:7割近い民衆は「国軍」の台湾防衛に対し自信がない (頑住吉注:「親緑」は国民党を中心とする陣営寄りといった意味です。)

【視察者ネット総合】 台湾メディアの報道によれば、台湾地域指導者の蔡英文が就任して7ヶ月、世論調査は持続的に下り坂である。12月に発表された最新の世論調査がはっきり示すところによれば、蔡英文の声望は現在38%である。

台湾の「中時電子報」の報道によれば、立場が親緑だと考えられている台湾民意基金会は26日午前に世論調査結果を発表したが、台湾地域指導者の蔡英文の声望は38%で、先月に比べてさらに3.4%低下し、就任して7ヶ月、蔡英文の声望は全部で31.9%下降した。彼女の政務処理方式に不賛同なのは43.7%で、不賛同の比率はすでに賛同の比率を5.7%超えている。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「台湾地域指導者の蔡英文(資料画像)」)

台湾人がトランプを高く評価するか否かに関しては、世論調査結果は30.9%の台湾人がトランプを高く評価していることをはっきり示しているが、50.4%の台湾人は高く評価しておらず、全体的な結果はアメリカ人のトランプに対する態度に近い。トランプと蔡英文の電話に対しては、67.9%の民衆は蔡英文がこの電話をかけたことに賛成で、21.4%は反対だった。

台湾人民の、台湾軍が台湾を防衛する能力に対する信用という問題に関しては、「もし大陸が武力で台湾を攻撃したら、あなたは台湾軍が台湾を保護(防衛)する能力に対し自信がありますか?」という質問で、台湾軍の台湾防衛能力に対する自信があるのは29%しかおらず、自信がない人は66.5%にも達した。

蔡英文の両岸政策のパフォーマンスの上では、8.7%が非常に満足、35.8%がまあ満足、25.2%があまり満足ではなく、23%は非常に不満足、3%は意見なし、4.3%は分からない、という結果で、不満足な者が満足な者を3.7%超えた。

また、蔡英文の経済のパフォーマンスの上では、30.8%が満足、60.4%が不満足だった。8月から12月まで、不満足な者は徐々に増えている。

最後に、林全「内閣」は「問題解決能力のある『内閣』」か否か? に対して、世論調査は28.7%だけが肯定し、過半数の被調査者である56.1%が林全内閣は問題解決能力ある内閣ではないと考えていることをはっきり示している。林全「内閣」の「施政」の満足度では、31.7%だけが満足で、59.4%は不満足だった。


 記事続いていますが以後は調査結果自体ではなく解釈に関する記述等で、台湾の政治に関する専門用語が多くて訳せません。支持率下落は気になるところですが38%ならまだまだそう悲観する状態でもないでしょう。




















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