インド空母「ヴィックラマディヤ」スエズ運河へ

 先日喜望峰を回るという情報が出て、「バルチック艦隊じゃあるまいし何故?」と思いましたが、やはりスエズ運河を通るようです。

http://tuku.military.china.com/military/html/2013-12-31/221867_2447781.htm


インドの最新空母「秘密の帰国」再び盗み撮りされる

最近、インド海軍に最も新しく加入して就役したヴィックラマディヤ号中古空母が(頑住吉注:「遼寧艦」にはつけないのにインドのには中古中古って)、帰航途中(頑住吉注:直訳すると「帰航」、「帰国」になる言葉が使われてるんでそのまま訳しますけどこの艦がインドにいたことはありません)ジブラルタル海峡を通過する時に国外のネット仲間によって撮影された。このかつてロシアで改造グレードアップを行っていた空母がインドに戻る途中に走った「秘密のルート」も再び明らかにされた。ヴィックラマディヤ号空母はイギリス海峡を経て南下し、ジブラルタル海峡を通過して地中海に進入した。これにより、この空母は次の一歩としてスエズ運河を通過してインド洋海域に進入すると推断される。

(頑住吉注:2ページ目)だが、現場のネット仲間が撮影した画像がはっきり示すところによれば、ヴィックラマディヤ号空母は決して以前インド軍が語ったように艦隊によってその航路護衛が行われてはいない。現場から見て、1隻のターワ級護衛艦「テリカンダ」号(F51)しかいない(頑住吉注: http://news.china.com.cn/2013-07/02/content_29295614_5.htm ロシアがインドのために建造したステルス護衛艦で、去年6月末に就役したばかりです)。

(頑住吉注:3ページ目)インドのこの中古空母はずっとでこぼこ道を行き、引き渡し延期、価格高騰、ボイラー爆発、接近偵察され水中音響情報を獲得される等々一連の問題を経てきた。今やっと就役したが、「暗雲」はまだ散っていないようだ。イギリス海峡を通過する時、イギリスロイヤルネービーの23型護衛艦モンマス号(F235)が接近し、ヴィックラマディヤ号に「挨拶」した。今回この海上の巨大なる物はまた衆人注視の下で地中海に進入し、まもなくスエズ運河を通過し、世界で最も往来が忙しい水路上を通過するわけだが、またどんな手を焼く問題が出現するか分からない。

(頑住吉注:4ページ目)ジブラルタル海峡を通過して地中海に入るヴィックラマディヤ号空母

(頑住吉注:5〜7ページ目)イギリスロイヤルネービー公式ウェブサイトの報道によれば、現地時間12月16日、イギリスの23型護衛艦モンマス号(F235)がイギリス海峡において帰国途中のインド中古空母ヴィックラマディヤ号と遭遇した。モンマス号はヴィックラマディヤ号空母と一定距離随伴して航行した後離れていった。

(頑住吉注:8ページ目)ヴィックラマディヤ号空母がイギリス海峡でイギリスロイヤルネービー護衛艦と遭遇したのはすでにこの空母が初めて遭遇した外国軍隊の「野次馬見物」ではない。インドはかつて、2012年夏、この空母はロシア海域で航海試験航行を行っている時、NATOのP-3C対潜機および電子偵察船の接近しての監視に遭遇した、と明らかにした。

(頑住吉注:9〜10ページ目)NATOのP-3Cは超低空でインド空母に接近し、100m以内の距離で2つのソノブイを投擲してインド空母の水中音響特性の獲得を強行した。

(頑住吉注:11ページ目)「ヴィックラマディヤ」号が身をかわすのも及ばず、艦首から2つのソノブイの間を突っ切ることになった。(頑住吉注:P-3Cクルーの錬度が高いということでしょうね)

(頑住吉注:12ページ目)もう1隻のNATOの電子偵察船が遠い所から尾行した。インド空母は緊急にロシアのミグー29戦闘機の支援を呼んでやっと包囲を解くことができた。後にこの事件は三方によって抑制的に処理された。

(頑住吉注:13ページ目)インドがロシアから購入した中古空母ヴィックラマディヤ号はロシアでグレードアップ改造とテストを完成させた後、11月末に秘密のうちに出航、帰国の途についた。インドは秘密保持の必要から決して航行ルートを発表していないが、この空母は最近すでにイギリス海峡まで航行し、南に向けて航行中であることが明らかにされた。この空母は一路南に向かいアフリカの喜望峰を回ってインド洋に入り国内に戻ると推測できる。インドの中古空母の「秘密の航行ライン」はもはやすでに秘密ではなくなっている。画像は外国メディアが発表したインド空母ヴィックラマディヤ号がイギリス海峡を通過するとの情報。(頑住吉注:これが古い情報ですね)

(頑住吉注:14ページ目)インド空母ヴィックラマディヤ号のイギリス海峡における航行ルート(頑住吉注:上がイギリス、下がフランスですね)

(頑住吉注:15〜17ページ目)11月26日、ロシアの北方機械製造工場において、インドが改装を終えた中古空母「ヴィックラマディヤ」号が帰国を準備し、多くのロシアの軍事マニアがやって来て野次馬見物し、一緒に写真を撮った。

(頑住吉注:18ページ目)最近明るみに出た画像は、ヴィックラマディヤ号がかつてスホーイー33艦載戦闘機の発着実験を行ったことをはっきり示している。

(頑住吉注:19ページ目)インドの中古空母ヴィックラマディヤ号が海上で高速航行旋回試験を行っている

(頑住吉注:20ページ目)ヴィックラマディヤ号が搭載する艦載機はミグー29K型であるが、スホーイー33艦載機の発着実験はあるいは将来この空母がスホーイー33を艦載戦闘機として選択する可能性があることを意味しているのかもしれない。

(頑住吉注:21ページ目)ヴィックラマディヤ号上のミグー29K戦闘機

(頑住吉注:22、23ページ目)インド海軍のヴィックラマディヤ号空母。飛行甲板上の色が異なる四角いブロック状になっていることに注意。これは改造時に行った大規模な分解、修理が残した「傷跡」である可能性が高い。

(頑住吉注:24ページ目)インド海軍のヴィックラマディヤ号空母

(頑住吉注:25〜33ページ目)インドの中古空母初期の航海試験の画像


 中国は「遼寧艦」の南シナ海での訓練が監視された、挑発だと騒いでいますが、インドの空母の試験もかなり大胆な偵察に遭っており、「三方によって抑制的に処理された」というのが普通のあり方なんでしょうね。
















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