文在寅、原潜の開発を主張

 左派と言われてますが当然軍歴もありますし日本の左派とは違うようで。

http://military.china.com/important/11132797/20170506/30494642_all.html#page_2


韓国大統領候補者の文在寅:韓国は将来原潜を必要とする

【視察者ネット総合報道】 海洋の底に潜って姿を隠し、巨浪雲天に響く。正真正銘の「大国の重器」である原潜は地域の安全の中で長期にわたり「支配者」の役割を果たしている。著名な「宇宙の大国」としてその身を三国原潜環伺(頑住吉注:様子をうかがってチャンスを待つみたいな意味らしいです)に置く韓国も、ずっとこの神器に対し垂涎三尺である。まもなく到来する韓国大統領選挙前、またある人が「大韓民国原潜独自製造」論を提出したではないか。

「韓国時報」4月28日の報道は、韓国大統領候補者の文在寅は4月27日公然と、韓国は原潜を必要とするとした、とする。「我々の国家の安全と安定のため、我々はできる限り早く自らの原潜を持つことが必須である」と文在寅は語った。彼は同時に、当選後は米韓の間の核燃料に関する協定を改正し、もってアメリカの技術を利用して「韓国自らに属する」原潜の製造に便とすることを勝ち取るだろう、と誓いを立てた。

(頑住吉注:次の2つはキャプションです。)

現在、韓国海軍で最も先進的なKSS-2型通常潜水艦は、ドイツの214型AIP潜水艦のライセンス生産バージョンで、水中排水量24,000トンである。2016年までに、このクラスの潜水艦はすでに6隻就役し、3隻が建造中である。

韓国大統領候補者である文在寅であるが、現在彼の支持率は40%にも達し、当選の希望がすこぶる大きい。この前、彼はかつて再三、「現在の政治的形勢の下でTHAADシステムを配備するのは決して適当ではない」とした。

「我々は原潜を必要とする。この時代、(韓国は)それとマッチした原潜を必要とする」 文在寅は韓国放送記者クラブ主催のディベートの中で語った。彼は再三、韓国が自ら建造する原潜は核燃料を動力源とするだけで、決して核兵器を装備しないだろうし、国際協定に違反しない、と説明した。彼は補充し、「原潜計画の主要な問題は、いかにしてアメリカから充分な核燃料を購入するかにあるが、目下のワシントン方面とソウルの関係から言って、これは決して何ら特別困難な障害ではない。」と語った。

目下、韓国国内の40%を超える電力は原発システムによって供給されている。このため、韓国は長期にわたりアメリカから核燃料抽出技術を導入している。2015年、韓国とアメリカは核燃料に関する協定を改正し、韓国は濃度20%以下の濃縮ウランを抽出することが許され、小型核反応炉建設の能力を持った。だがアメリカサイドは、こうした濃縮ウランは軍事目的に用いることはできないと明確に規定している。文在寅は、自分は当選後これにつきアメリカサイドと交渉し、潜水艦の反応炉に用いる濃縮ウランは「民間用燃料」に属すると明確にし、2020年までの原潜着工を勝ち取る、とした。

(頑住吉注:次の2つもキャプションです。)

韓国の栄光原発。最大出力590万キロワットで、かつて2003年に放射線漏れを発生させたことがある。当時は一度最大出力100万キロワットの5号ユニットを閉鎖した。2011年以来、管理がよくないため、韓国の原発の小さな事故が頻発している

2016年8月、北朝鮮の潜水艦発射弾道ミサイルの発射実験が成功し、韓国方面を大いにパニックにさせた

2003年の金泳三大統領時代には早くも、韓国はもう原潜を独自に研究する計画を開始した。当時、韓国政府はすでに1.2億ウォンの資金を拠出して原潜建造に用いることを決定していたが、この計画は推進して1年あまり後にはもう中断が迫られた。国防省技術研究院は当時すでに原潜の概念設計を完成させていたが、アメリカが断固反対したからこそ韓国は痛みを忍んで放棄したのだ、とされる。アメリカサイドは、韓国が原潜を研究開発することはすでに朝鮮半島の非核化を深刻に破壊し、かつ東北アジア地域の軍備競争を激化させる可能性が極めて高い、と考えた。中国方面もこれに対しある程度察知し、このため強制的に韓国が原潜計画をやめるよう要求した。

しかし、北朝鮮が潜水艦ベース弾道ミサイルの試射に成功したため、多くの韓国保守派政治家や軍はまた原潜独自建造計画を騒ぎ立て始めている。彼らの言い方によれば、このことは「北朝鮮がすでに二次核反撃能力を持ったことを象徴的に示し、大韓民国の国家の安全はすでに断崖絶壁にある」。このため、最も良い対抗の方法は韓国が自らの原潜戦力を建設することである。攻撃型原潜は長い航続力を利用して北朝鮮の弾道ミサイル潜水艦を監視下に置きかつ狩り殺すことができ、韓国は暫時弾道ミサイル原潜の建造は考慮しない。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「去年8月に就任した駐韓米軍司令ヴィンセント ブルックス上将は、かつて長期にわたり第1騎兵隊に就役し、彼は50万あまりの「大韓民国国軍」の最高司令官でもある」)

視察者ネット軍事評論員は次のように言う。韓国はすでに相当程度の原潜を建造する関連技術を蓄えており、動力方面では、韓国は小型核反応炉の上ですこぶる造詣がある。核燃料方面では、韓国はすでに濃度20%の濃縮ウランを抽出でき、燃料交換が頻繁というこの欠点を除けば、原潜に用いるのに足りる。船体建造方面では、韓国はすでに2,400トン級のAIP通常潜水艦の建造および維持保護の経験を持ち、かつ2020年から国産の3,000トン級AIP通常潜水艦を持とうとしており、関連の建造技術は比較的成熟している。

客観的に言って、フランスの「ルビー」級というこの種の2,400トン級攻撃型原潜を、韓国はやはり建造する希望がある。燃料交換が比較的面倒、航行速度が比較的まずい、動力室が大きすぎる
、安全性が比較的劣るだけのことで、「英雄に恐れるものなし」の韓国水兵は、きっとこうした「疥癬の患」(頑住吉注:大局には影響しない小さな問題)を克服できると信じる。一万歩譲って言えば、もし韓国が最終的に土壇場で失敗し、原潜計画を中止しても、まだ海上自衛隊の「そうりゅう」級を建造できるではないか。そうりゅうは大陸棚には進入できず、091に追いつかないだけで、北朝鮮のああいった1950年代水準の通常潜水艦を狩り殺すには、やはり充分である。

韓国の「東亜日報」がある国防省当局者の構想を引用したところによれば、2030年になる前に、韓国海軍は9隻のKSS-1(209改良版)、9隻のKSS-2(214)、9隻のKSS-3(216らしい)と全部で27隻の通常潜水艦を持つことになり、それぞれ1,800/2,400/3,000トン級というこの3つのクラス別である。もし原潜計画が期日通り開始されたら、韓国はさらに2030年には3〜5隻の3,000トン級以上の攻撃原潜を持ち、東北アジア第1の水中艦隊を建設する。(彼が中国海軍北海艦隊のみを考慮していることはごくはっきりしている)

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「韓国は2020年に3,000トン級のKSS-3型通常潜水艦を引き渡すことを計画しており、もし韓国が本当に原潜計画を開始したら、KSS-3を原型にする可能性が極めて高い。」)

だが韓国の原潜計画が直面する困難は非常に重く、1975年の核不拡散条約と1992年の半島非核化宣言という道を阻むものがあるだけでなく、さらにアメリカの制約と中国の圧力がある。文在寅の原潜戦略は、単なる彼が民族主義に順応する勢いづけの道具の可能性が高い。結局のところ、安保理常任理事国の中の三大国家の原潜は、韓国海岸付近で目隠し鬼ごっこをしているのである。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「ミシガンからの挨拶:こんにちは、釜山。私は154発の「トマホーク」を持ってあなたに会いに来た。‥‥USS SSGN727」)


 この用途だけならAIP潜水艦で充分というかその方が適していそうです。また「目下のワシントン方面とソウルの関係から言って、これは決して何ら特別困難な障害ではない」ってそりゃ現在の保守政権下でのことで、あんたが大統領になったら変わるよつー話ですわな。












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