中国はロシアを助けるべきか

 ‥‥に関するいろいろな意見ですが、かなりえげつない本音が含まれてます。

http://military.china.com/topic/comment/11142857/20141222/19133500.html


中国はロシア援助の手をさしのべるべきか否か?

導入の言葉:最近、国際的な石油価格が暴落し、ルーブルは一路値を下げ、12月16日アメリカドルの対ルーブル為替レートは一度80という歴史的高値を突破した。今年年初以来、ルーブルの対ドル為替レートはすでに50%以上下がっている。

軍事情報を概説的に述べる

12月中旬以来、ルーブルの暴落が全世界の関心を引き起こしている。ルーブルの対ドル為替レートの下げ幅は1999年以来の最高記録を作った。今年初め以来、ルーブルの為替レートはすでに50%以上下がり、現在市場は依然ルーブルの趨勢に対し悲観的な予測を持っている。ロシア経済が突然に困った状況に陥ったのに直面し、中国世論にはロシアを救うべきか否かの討論が出現している。

ネット仲間の評論

ロシア援助に賛成

竜彰軍迷:2つの害を相互に計ってその軽い方を取る。国と国は実は人と人と同じであり、いずれも友を必要とする。現在の中国の国際環境について見れば、アメリカこそが我々の最大の敵である。現在の天下の強国を縦覧すると、基本的に全てアメリカの兄弟分たちであるが、当然ロシアは除かれる。もしロシアが倒れたら、我々はさらにどれだけ長く持ちこたえられるだろうか? ロシアが我々の土地を強引に占領していることに関しては、我々はより弁証法的に、占領されているのは満州族の清国の土地であるとして扱うべきである。もしひたすらにこの件をもつれさせるのなら、モンゴルに関しては中国とロシアはモンゴルの非常に多くの土地を占領したと言うべきではないか? 中華人民共和国が1949年に成立してから失った土地はない、これこそが事実であり、もっと重要なのはロシアがなかったら今日の中国はないということである。ひっくり返った巣の下で、卵は無事でいられるだろうか? もしロシアが倒れたら、中国はまだ立っていられるだろうか? このため救えなくても救わねばならない。道義と自身の利益から、我々は力を尽くすことが必須である。

柳絮随風:アメリカ、ロシア、中国の三国では、アメリカが最強であり、ロシアの西側およびアメリカとの対抗はアメリカの中国に対する圧力を軽減するだろう。ロシアは西側とアメリカの圧力の下で、内部がさらに団結し、プーチンの支持率はこの点を説明している。プーチンの東方における配置は西方における西側とアメリカの対ロシア圧力を軽減するためである。ベトナム、中国、インドに武器を売ること、インドとの武器および原発に関する協力を強化することは、全てこれによって西側の制裁を緩和させる有効な手段である。ロシアもあんな脆弱な制裁1つでもう倒れることはなく、もしそのようになるのならば、この国はとっくに存在しなくなっている。今の形勢は中国にとって非常に有利である。中国はロシアとのエネルギー源に関する協力で非常に大きな進展を取得している。中国がロシアとの貿易を強化することはすなわちロシアに対する支持である。EUは日用品をロシアに売らず、我々が売るのだ! これは金を稼ぐことでもありロシアを支持することでもあるのではないか? 西側が低い石油価格を用いてロシア経済を打撃することに関しても、中国が救えるのではないか。プーチンも、ロシアの経済発展は石油だけに頼ることはできず、経済構造を改める必要があると意識するに至っている。市場の規律に照らせば、ロシアとの協力はロシアを助け、中国自身を助けることに他ならず、相互に利益がありウィンウィンである。

ロシア援助に反対

替天行道侠客行:中国は経済と金融を理解し、ロシアの経済状況を仔細に計算する必要もある。外貨備蓄はどんな時に流れ尽くすのか? ロシアが支えきれない時にいくつかの中国が早急に必要とする武器と石油を買ってちょっと相互援助してやる、この種の援助に入れる力の度合いはロシアを継続して泥沼の中で死なない程度に必死にならせることができるならOKだが、無償援助の強力なロシア救援は絶対にしてはならない。ロシアをずっと困らせて、そのために中国に助けを求めさせれば、中国は最大の戦略的主導権を握り、最大の地縁政治および経済的利益を獲得できるのである。

chunxianzhang:(頑住吉注:スラングのようなものが多用されて意味不明なので省略します。)

(頑住吉注:これより2ページ目)

鐺鐺有話説:ロシアを助けるのであって、救うのではない。他人の家にドルが足りないに過ぎない。これに何の関係があるのか? ロシアは資源が豊富で、物々交換はごく容易である。当時中国はナイキの靴を用いてロシアのピアノに換え、犬の皮のコートを用いて飛行機に換えた。ロシアが一兆アメリカドル余り借りても、同様にプーチンに苦労させればいいのだ。衣食住が欠けていさえなければ、ドルがなくても死ぬことはない。

ミクロな視点

ロシア援助に賛成


@威薛代:米日は連合して中国を封じ込めており、もし我々がロシアを助けなかったら、ロシアは倒れまさに米日の望み通りである。その時になればアメリカはおそらくアジア太平洋地域の兵力をさらに増加させ、マラッカ海峡を封鎖し、中国の最も主要なエネルギー源供給ラインはなくなる。

 @夜光の青檸:ネット仲間がある問題を考えることを希望する。現在中国は前進、発展しているが、勃興の道の上の最大の障害は誰か? 誰がアジアに回帰し中国を封じ込めているのか? 南海、東海で狂犬を暴れさせ、中国とトラブルを起こさせているのは誰か? ロシアが倒れたら誰にとって有利なのか?

@寂寞楚天書:アメリカもロシアもいいやつではないが、現実の面前では、我々はロシアを選択するしかない。何故ならアメリカが図るのは単独による覇権で、自らが単独で天下の覇者となるためであり、長期にわたり中国に対し実行しているのは分裂、封じ込め、抑止政策であり、分裂分子がしたい放題、台湾が回帰できない、釣魚島が倭人によって支配される、南海は濁った波が沸き起こるといったことに至っている。一方ロシアはといえば、現実から言ってロシアがなかったら我々の飛行機はまだ「八爺」(頑住吉注:例によって検索すると無数にヒットするのに意味を説明したページは全く見つからない語)だったかもしれない。要するに、今日の国防の成就はロシアと切り離せないのである。現在中ロが直面する共通の敵はアメリカであり、当然団結が必要である。さもないと各個撃破されるだろう。スンビン(頑住吉注:昔の軍人、思想家)以後の国の人に、唇滅べば歯寒し(頑住吉注:関係が緊密で利害関係が共通していること)の道理が分からない理由はない。

ロシア援助に反対

@替天行道侠客行:皆は知っているだろうか? まさにロシアは背後でベトナムを支持していることを? ロシアはベトナムのカムラン湾に艦隊を駐屯させており、だからこそ中国は1970〜80年代にベトナムによって南中国海の多くの島嶼を奪い去られたのである! 中国は今日南海問題の上で受け身の局面にあるが、ロシアは悪の首魁なのだ! もしアメリカ人がソ連を完全に崩壊させなかったら、ソ連にはさらに継続してベトナムを援助し中国に対抗する能力はなく、中国にはベトナムと停戦するチャンスが持てたのではないか? 中国にスホーイー27を買うチャンスが持てただろうか? S-300対空ミサイルを買うチャンスを持てただろうか? キロ級潜水艦や現代級を買うチャンスが持てただろうか? ロシアを危機の中でもがかせ、瀕死だが死なさず、優遇された価格で中国が早急に必要とする高度技術武器と石油天然ガスを売らざるを得ないようにさせる、これこそ中国の利益を最大化する最も優れた方案である。


 内心ロシアを嫌っている中国人は多く、それにもかかわらずアメリカとの対抗上手を組まざるを得ない立場にあるという複雑な心境が伝わってきます。先日紹介した記事にはロシアが中国の下につくことを嫌い、ロシアの窮地に付け込んで有利な交渉をしようとすることへの不満があることが指摘されていましたが、ロシアも同様に微妙な立場にあるわけで、少なくとも両国が一枚岩の団結に至る可能性は低いと思われます。













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