韓国関連2題

 まずいかにも韓国らしいお話から。

http://military.china.com/news2/569/20140807/18691445.html


韓国の安倍暗殺小説、「抗日ブーム」を巻き起こらせる 対日不満社会に深く入り込む

【グローバル軍事報道】 韓国の小説家金正鉉の新刊、「安重根、安倍に発砲」が6日韓国の「朝鮮日報」に全面広告を掲載し、この韓国の抗日民族英雄と日本の首相を一緒に並べた小説は非常に大きな関心を引き起こした。この小説は7月末から韓国世論の中で不断にヒートアップを開始し、多数の韓国メディアは最近韓国文化界に盛んに起こる「抗日民族英雄熱」と日本の右傾化の持続的深化は無関係ではないと考えている。だが、小説は日本の現任の指導者の「射殺」に関わっており、このため容易に論争を引き起こす、と考える反対の声もある。だが現在、絶対多数の日本メディアはこれにつき報道あるいは回答を決してなしてはいない(頑住吉注:私も全く見てないすわ)。

韓国の「中央日報」は5日、1990年代の人気小説「父」によって名をなした韓国の著名な作家金正鉉(57歳)の長編小説「安重根、安倍に発砲」が出版、発行され、その主要な内容は安重根義士の現代への再出現、日本の現任の首相安倍晋三の銃撃を仮想したものである、とした。小説の前から3/4の内容は安重根の伊藤博文暗殺のノンフィクションの物語を描写しているが、最後に安重根が現代に改めて登場し、安倍晋三を暗殺する。小説の中で、安重根が安倍晋三を暗殺するのは、その一連の歴史歪曲および右傾化の行いと無関係ではないとされている。人を驚かせるのは、小説の最後に安倍が決して死なず、身体の回復後自らの誤りを深く反省し、日本政界からの退出を宣言することである(頑住吉注:中国語では「刺殺了」とされてて区別しないみたいですけど、なら暗殺未遂ですね)。

韓国の「国民日報」は5日、金正鉉はこの本の出版記者会見で、自分がこの小説を書いた心的態度は、決して現在歴史の反省を知らず、かつ靖国神社に参拝する日本に対し警告を発することではなく、日本に反省の機会を与えることを希望するものだ、とした。本来この本は安重根が伊藤博文を暗殺した10月26日前後に出版するつもりだったが、出版社との協議を経て前倒しで光復節(8月15日)の前に出版することを決定した。金正鉉はこの作品をうまく書くために、かつて中国で安重根の歴史を3年研究した。韓国に直接日本の現任の首相に照準を合わせた小説が出現したことは、最近の日本政府の右傾化などが韓日関係の持続的緊張をもたらしていることと関係がある。

韓国KBSテレビ局の報道は、安倍政権の不断の妄言と右傾化が日増しに顕著になるにつれ、韓国の作家は安重根が再来し日本の安倍首相を暗殺する物語を想像した、とする。金正鉉は小説の中で安重根の口を借りて2014年の日本政府を批判する言辞をぶちまけ、安倍の靖国神社参拝につき、「政府首脳として、それにもかかわらず神社に駆けつけて過去に大罪を犯した主犯たちに対しぺこぺこする。これはどんな考え方なのか?」としている。金正鉉は不断に、この作品は日本に対し歴史の反省が必須であるとの情報を発している、と強調した。

「韓国日報」は5日、光復節がやって来るのと共に、抗日英雄を賞賛する文芸作品が次々現れている、とした。ある分析は、日本政府の右傾的行いと「歳月」(頑住吉注:「セウォル」)号の惨劇が露出させた政府の行動力の弱さが、歴史的英雄人物を現在に若々しく復活させている、と考える。最近、壬辰倭乱(頑住吉注:「文禄・慶長の役」)時の著名な抗日民族英雄李舜臣が大ブームで、歴史小説「不滅の李舜臣」が時16年を隔てて再発行された。「鳴梁海戦」を描写した小説「鳴梁」と、李舜臣暗殺を描写する「戦争の沼」もミニ版が改めて出版された。一方映画「鳴梁」は韓国社会の李舜臣を追想するムードを高まらせ、この映画は上映されて1週間にもならずにもう観衆が600万を超え、韓国映画売上上昇速度最速の記録を作った。また、日本の植民統治時期の日本の残虐な統治と「韓奸」(頑住吉注:韓国における売国奴のことでしょう)の卑劣な姿を描写した小説「朝鮮総督府」も時21年を隔てて再発行された。

【グローバル時報駐韓国特約記者 王剛】


 言論・表現は自由であり、こういう小説を出版することは基本的に認められるべきでしょう。しかしこれを知った多くの外国の人の韓国人に対する評価は当然下がるでしょうし、不特定多数の人が読めば当然その中には判断力のおかしい人も混じっているはずで、自分が安倍を撃てば安重根のような英雄になれ、安倍も日本も深く反省して全てが良い方向に向かうはずだと思い込む人もいないとは限らず、「愛国者」らしい著者の意図とは逆に韓国を国際的に非常にまずい状況に追い込む可能性もあるでしょうね。

 一方自分たちが言われると‥‥。

http://military.china.com/news2/569/20140808/18693995.html


韓国、日本の右翼メディアの朴槿恵侮辱に激怒 その刑事責任追及へ

【グローバル軍事報道】 韓国大統領府青瓦台は7日、日本の右翼メディア「産経新聞」が掲載した朴槿恵大統領に関わる侮辱的報道につき、その民事および刑事責任を追及することになる、とした。

韓国の「東亜日報」は次のように称している。「産経新聞」は3日、その駐韓国ソウル主席記者加藤達也が執筆した「4月16日船が沈没、朴槿恵『空白の7時間』」という題の報道を掲載し、韓国の非公式な情報を引用して朴槿恵の私生活に対する疑問を提示した。報道は、「歳月」号沈没事故が発生した4月16日、朴槿恵は少なくとも7時間「行方不明」となり、「某男性と秘密裏に会っていた可能性がある」とした。「グローバル時報」記者は「産経新聞」ウェブサイト上で、事に関わる報道が引用したのは韓国の「朝鮮日報」電子版の情報であるのを見た。

これに対し韓国青瓦台広報首席秘書官の尹斗衒は、「産経新聞」は意外にもこの種の言いにくい推測を報道として誇大宣伝しており、この新聞に対し民事および刑事責任を追及することが必須であるとした。尹斗衒は、「産経新聞」はあるいは偽情報を掲載すればより多くの読者を引き付けることができると考えたのかもしれないが、いかなる状況下でもメディアは道徳、倫理を失ってはならない、とした。

韓国の市民団体「独島を熱愛する会」理事長の吉鐘成は7日ソウル地方検察庁にやって来て、「全く根拠なく国家元首の名誉を損なった罪」をもって、「産経新聞」駐ソウル記者に対する訴訟を提起した(頑住吉注:日本の用語で言えば刑事告発ですかね)。

韓国連合通信社は7日、「産経新聞」のこの種の他国の首脳を侮辱する行為は大騒ぎを引き起こし、大統領府自ら前面に出て責任追及を要求するだけでなく、この新聞の駐ソウル記者はこのために訴訟沙汰になる可能性がある、とした。当日国会の人事公聴会でもこの問題は論争の焦点となった。韓国最大野党新政治民主連合所属の国会議員安敏錫は、当日国会の人事公聴会で政府を非難して、「産経新聞」は朴槿恵の7時間消失につき誤った報道を行っており、もし政府が国内でまだ事実をはっきりさせていなければ、外国メディアはどうしてこの種の他国の元首を侮辱する報道をするだろうか、と語った(頑住吉注:何が言いたいのか分かんないです。そうは読めないんですけど文脈からすれば政府が国内で事実を明らかにしていないから外国メディアのこんな報道が出るのだ、というような意味ですかね)。彼はさらに、もし韓国メディアも日本の天皇や首相に関する類似の報道を書いたとしたら、彼らは見て見ぬふりをするのか否か(頑住吉注:いやきちんと事実を挙げて反論するでしょうね)、「韓国政府に自尊心はないのか?」と質問した。韓国与党新国家党議員辛承範も、非公式な情報を利用して隣国の元首に対し侮辱的報道を行うというのは実際全くメディアの責任感がない。光復節が間もなくやってくるが、政府はこれに対し見て見ぬふりをしてはならない、とした。

「産経新聞」の韓国に対する侮辱的報道が韓国民衆の怒りを引き起こすのは決して初めてではない。2009年末、この新聞はその駐ソウル主席記者が執筆した韓国のビビンバに関する報道を掲載し、この韓国の伝統食を大いにけなした。報道は、韓国式のビビンバは見た目はなかなかだが、食べれば味が人をびっくりさせ、このような食べものをさらに国際化させたいというのはお笑いだ、とした。報道はさらに韓国のビビンバを「各種材料を混合したソース不明の食べ物」と称し、かつ「韓国人は食事をごちゃ混ぜにするのが好き」とし、かつ「羊頭狗肉」の言葉を用いて韓国のビビンバを形容した。


 日本では公益の追及目的であれば名誉棄損にはならず、政治家が重要な時に居場所が不明になり、何か明らかにできないようなことをしていたのではないか、という疑惑報道がなされることはごく普通ですが、韓国ではそれは許されないんですかね。しかも「朝鮮日報」電子版の情報を引用したら刑事責任を追及するって無茶だと思いますが。

















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