中国中央テレビ、建造中の国産空母を紹介

 「開放透明」化の1つの例というわけでしょうか。

http://military.china.com/important/11132797/20170928/31527706_all.html#page_2


近距離で国産空母を見る! 甲板面積は約3つのサッカー場に相当 遼寧艦に比べさらに大きい

独占! 近距離で国産空母を見る!

我が国の「遼寧艦」に続く第2隻目の空母は、現在システム設備調整試験と艤装の施工を行いつつある。これは我が国によって自主設計、自主組立、自主建造される初の国産空母である。

新たな空母は今年4月26日に大連で進水を完成させ、着工から進水まで、3年あまりの時間を経歴したが、この期間にどういったことが発生したのだろうか? 現在の建造の進展はどうなのか? 我々は中央テレビ記者の報道を通じ、上から下まで、遠から近まで、この中国人の誇りを鑑賞してみよう。

(頑住吉注:以下3つはキャプションです。)

初の国産空母を俯瞰する

初の国産空母を近距離から見る

初の国産空母を遠距離から眺める

国産空母の甲板の面積は3つのサッカー場に相当

この空母を見ると、人々にはいつも共通の受け止めがある。顔値高、帥気、高大威猛、宏偉壮観。(頑住吉注:最初の2つはカッコいいみたいな意味でしょう。うまく訳せないんでそのままにします。)

公開の資料がはっきり示すところによれば、初の国産空母は全長約315m、全幅約75m、スキージャンプ発進式の通常動力空母で、外形は遼寧艦と基本的に似ているが、遼寧艦に比べより長く、より幅広い。

それは十何階かのビルのように高く、その下に立つと巨人のそばに立っているように感じる。巨大な甲板だけで、もうまるまる3つの標準のサッカー場に相当するほど大きい。

外表面を見終わり、さらにその「腹の中」を見よう。

関連の資料がはっきり示すところによれば、その排水量は遼寧艦と差がなく、船内の大小さまざまな船室は数千をもって数えられ、例えばある子供が産まれたばかりで、幸運にも空母に乗って生活し、彼を空母上のそれぞれの個々の船室内に1日置いて住まわせ、彼が船上のあらゆる部屋にあまねく住むのを待って再び出てきたら、その時この子はすでに10歳くらいの少年になっている。

空母‥‥海洋権益維持の重要な組成

空母はある国の総合的実力の体現と見なされ、最も複雑な武器装備とも見なされる。我が国は非常に長い海岸線、広大な海洋の国土、海上交通輸送ラインを有し、空母は我が国の海洋権益の維持保護者である。

訓練、作戦時は、通常空母を核心とし、駆逐艦、護衛艦、ミサイル潜水艦、補給艦等々の艦船から組成される海上艦隊をもって、分業、協同で行動し、長所を取り短所を補い、海上突撃威力が最も強大な艦艇艦隊を形成し、より良く祖国の海洋の利益と海洋の国土を維持保護する。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「艦艇艦隊の模型」)

初の国産空母は100%中国製

現在、初の国産空母はシステム設備調整試験と艤装の施工を行いつつある。それはカッコいいだけでなく、しかもさらに内容があり、風格がある。これは我が国の100%自主設計、自主組立、自主建造の空母である。

初の国産空母が遼寧省大連を選択したのは、まさにここには強大な装備製造業の造詣と実力があるからである。記者はひとかたまりの鋼材を見せたが、これこそ空母建造に必要な専用特殊鋼の1つである。

空母専用鋼

その強度、靱性は、普通の鋼材に比べまる何数量級も高く、艦載機が着艦する非常に大きな衝撃力さえも、それに跡形も留めない、とされる。世界に極めて少数の国しかこの鋼材を生産できる国はない。遼寧省の鞍山で、鞍鋼集団は3年近い研究開発、1万回以上の試験を経て、やっとこのような「優れた鉄骨」を鍛造した。

3千名近い建設者が一段と力を入れて施工

ただ単に鋼材があってもまだ不充分で、さらに鋼筋鉄骨を一体に連結する人を必要とする。これは遼寧省に高い質の産業技術工員の隊伍がいるおかげである。半年あまりの養成訓練を経て、2,400人が中国初の空母溶接工となった。24時間不断に作業し、狭小な船室の作業環境は極めて苦しく、50度あまりの高温は日常茶飯事である。毎日3,000名を超える工員が艦に搭乗して作業し、国産空母のために黙々と貢献している。

遼寧艦に比べ、初の国産空母の艦橋はなぜ小さく変わっているのか?

空母の艦橋は空母の大脳であり、主に空母の指揮塔、飛行管制室、航海室、レーダーおよび通信アンテナなどを集成している。遼寧艦に比べ、この初の国産空母の艦橋はいささか短縮され、この方面は一連の設備の装備レイアウトがより簡潔になり、しかもさらに秩序あるものになっていることを説明する。もう一方で最も重要なのは、より多くの艦載機を駐機する、より多くの面積、より多くの空間が節約できていることである。

21世紀の今日、遠海に向かうのは歴史の選択そして必然であり、我々は初の国産空母のために貢献をなすそれぞれの人に向け深く深く敬意を示す。


 初の国産空母は「遼寧艦」と大差ないものですが、こうして経験を積んでより大きくより先進的な空母の建造のために準備もしているわけでしょう。











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