これが初夢ですか

 どうも「しゃれた表現」を多用したがる書き手で、どうせそういう部分にはたいした意味はないのでうまく訳せないものはそのままにしたり適当に訳します。

http://military.china.com/news/568/20150103/19168342.html


解放軍の新兵器を揃えたスーパー戦隊:殲ー20、侵犯する敵を「剿」 (頑住吉注:「討伐する」、「滅ぼす」などの意味です)

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「殲ー20戦闘機の進度の速さはすでに西側の予測を超えている」)

2014年は中国武器装備が爆発的に発展した1年だった。ここ1年来、中国の多くの新型武器装備が次々に明るみに出、お目見えした。遼寧艦率いる空母艦隊は遠洋を駆け回り、99改メインバトルタンク率いる精鋭部隊は大きな砂漠の深いところで突撃して敵陣を落とし(頑住吉注:多国合同演習のことですかね)、殲ー31、運ー20は珠海航空展で青空に舞い、極超音速武器は神秘にして計り難く、中段対ミサイル実験は世界を震撼させ、レーザー武器亮剣会場安保(頑住吉注:意味分かんないです)‥‥海、陸、空の各種先進装備が相競って登場し、スーパー戦隊がすでに形成されている。未来の戦場の中で、それらは我々にどのような驚きと喜びをもたらすのだろうか? 新年の際、我々に大胆に想像させてほしい。

空:攻防兼備、空地猟殺

主役:空警ー2000、殲ー20、殲ー31、JY-26型レーダー 運ー20

地点:東海某海域

シミュレーションする場面:「敵」機侵犯の防御


早朝、ある空中投入演習が我が沿海の某島嶼で展開されつつあり、運ー20輸送機の巨大な体躯が夜空を通過し、落下傘兵と落下傘兵突撃車が目標区域に空中投下された‥‥この最大離陸重量220トンの「太っちょ」は、99式戦車を含む我が国の現在の陸軍全ての装甲車両を輸送できる。突然、レーダー基地内にすさまじい警報音が鳴り響いた。「不明の空の状況あり!」

この当番のYLC-29型レーダー自身は電磁波を発射せず、目標が反射する無線電信号をキャッチすることに頼って目標を探知計測する。このためその他のレーダーでは探知計測することが非常に難しいステルス目標が探知計測できる。「これはステルス目標群だ!」

全早期警戒探知計測システムが呼応した。非常に大きなJY-26型レーダーが偽装網を開き、ゆっくりと立ち上がった。そのアレイ面はまるで「エアーパッキン」のようで、かの「小気泡」は1つ1つの発射・受信ユニットであり、単独でビームを発射および受信でき、その発射する小ビームは空間に大きなメインビームを形成し、もってより遠い距離が探知計測できる。

「1グループ3機! 1機のステルス爆撃機と航路護衛の2機のステルス戦闘機である可能性が高い。」 目標の信号は非常に微弱だが、レーダーは依然しっかりと捕捉していた。目標の航跡はリアルタイムに、連続して指揮所の大スクリーン上に表示された。3機の飛行機はまっしぐらに大陸に飛来し、どんどん近づいた。某防空陣地は、全ての遠距離対空ミサイルシステムがすでに迎撃準備を整え、何十発のミサイルがすでに立ち上がっていた。

空警ー2000が緊急にこの空域に飛んだ。大型フェイズドアレイアンテナ、新世代の受信・発射構造と非常に大きなアレイ面は、この機が数百km離れてステルス目標を発見できるようにさせる。同時に戦闘当番の1機の殲ー20と1機の殲ー31戦闘機が2機編隊を組成して緊急に離陸した。空警ー2000はデータリンクを通じ目標をリアルタイムに戦闘機に伝達し、かつ目標の情報を飛行員のヘルメットディスプレイに表示した。2機の戦闘機は決して目標に向かってまっすぐ飛ばず、飛行機の航路計画システムは自動的に彼らのために側面から包囲するルートを計画した。アフターバーナーは決して使わず、すでにマッハ1.5の超音速巡航を実現していた。何分間か後、彼らはすでに目標群の背後に迂回していた。

突然、「敵」サイドの爆撃機が弾薬コンパートメントを開き、6発のミサイルを順に放出し、落下し、点火し、密かに音もなく海面に沿って大陸に向かった。

(頑住吉注:これより2ページ目)

同時に2機編隊の飛行員の耳に指揮員の暗号「亮剣」が伝わった! これは目標に対する攻撃発動を意味する。赤外線捜索追跡システムのレーザー距離測定装置が目標の正確な距離を提供し、アクティブフェイズドアレイレーダーはしっかりと「敵」機をロックオンした。弾薬コンパートメントが素早く開き、4発のミサイルが鋭く長い音を立てて出て行った。一瞬で目標は3つの火球に変じた。

「分離目標発見!」 制御誘導レーダーの多目標追跡能力は短時間内にもう「敵」機が発射した6発のミサイルを捕らえさせた。その後、12発の対空ミサイルが鋭く長い音をたてて出て行った。

空から十余りのこもった音が伝わり、その後平静が回復された。

海:「遼寧」が鎮座し、「フライングシャーク」が出撃

主役:遼寧艦、052D型駆逐艦、殲ー15艦載機、直ー18Fヘリ

地点:南海某海域

シミュレーションする場面:「敵」飛行場を破壊


暗夜、南海の深いところの某海域で、対抗性の海上の戦いが静かに展開された。

対抗の一方は中国海軍空母艦隊で、彼らのこの行動の目的は千里の外にある「敵」飛行場の破壊だった。

艦隊の中枢である遼寧艦は国産の24連装近距離艦対空ミサイル、アクティブフェイズドアレイレーダーなど近代化された設備を追加装備し、防衛作戦能力は大いに増強された。この時、この海上の大物は異常なほど忙しかった。

航空部門は2機の殲ー15のカタパルトによる離陸を指揮し、前進して偵察任務を執行しているところだった。大出力のエンジン、折りたたみ主翼、発着および制動設備が全く新しい設計のこの「海上のフライングシャーク」は非常に良好に艦・機マッチングを実現していた。暗夜にまぎれ、2機の殲ー15が主翼を展開し、空に飛び立ち、空の果てに消ていった。

同時に空母艦隊は警戒を強化した。見ると遼寧艦のフェイズドアレイレーダー、対空、対海捜索レーダーが全速で付近海域をスキャンし、かつ艦隊の052D型駆逐艦、054A型護衛艦、094型原潜に向けて指令が発せられ、空中、水上、水中の当面の状況を厳密に監視するよう要求した。2機の直ー18Fヘリも遼寧艦から発進し、艦隊上空を警戒し、かつ各作戦ユニットが伝えてくる情報を一括して報告し、中から外、上から下、何層もの防御網が徐々に建立された。

「01報告、目標発見、北斗方位XX、返信を請う!」 殲ー15のあわただしい報告の声が指揮所の静けさを打破した。

「直ちに帰投、隠蔽に注意! 空中打撃開始!」

警報が鳴り響いた。見ると次々に殲ー15が空対空および空対地ミサイルを搭載して飛んでゆき、あらかじめ設けられた攻撃ポジションに向かった。

「敵」サイドの警報が鳴った。一部の「敵」機は発進して迎撃し、空対空ミサイルをロックオンしかつ発射した。殲ー15は直ちに妨害弾を放出し、同時に「空中のコブラ」が「敵」機の後方に上がってそれをロックオンし、かつ「撃破」した。1つの空戦が止んだが、残余の2機の「狡猾」な「敵」機は空中格闘の場を迂回し、まっしぐらに遼寧艦に襲来した。

「警報警報! 『敵』機は1グループ2機、方位XX、迎撃開始!」

「防空の盾」の呼び名がある052D型駆逐艦は緊急の際に命令を受けた。この艦はディーゼル・ガスタービン交代動力システムを採用し、最大航行速度は32ノット、改良型アクティブフェイズドアレイレーダー、8基8連装の新型垂直発射システムはこの艦を防空能力方面において他に抜きん出させていた。見るとアクティブフェイズドアレイレーダーは直ー18Fが伝えてくる情報を根拠に総合研究判断を行い、迅速に2機の「敵」機をロックオンし、かつ追跡し、リアルタイムに射撃諸元を修正した。その後、数発の海紅旗-16ミサイルがそれぞれ艦首と艦尾から鋭く長い音をたてて出て行った。

「ドン‥‥」 「敵」機が音とともに落ちた。だが不幸なことに、「敵」機はミサイルをすでに発射し、遼寧艦に向かいつつあった。

遼寧艦が装備する24連装近距離艦対空ミサイルと多砲身近接防御砲がカギとなる重要な時に勇敢に立ち向かった。見ると全艦の近接防御システムが全部力を発揮し、密集した弾幕を噴出させ、遼寧艦を何層にも包んだ。敵サイドのミサイルはにわかに方向を失し、大海に墜落した。

少したって、目標を破壊した殲ー15は4機の楔型編隊をもって逆向きに遼寧艦を通過し、これは「家に帰る」隊形だった。

朝日の中、遼寧艦空母艦隊は継続して前進した‥‥

陸:戦車が隊を引き連れ、武装ヘリが協同

主役:99改戦車、04装軌式歩兵戦闘車、09装輪式歩兵戦闘車、直ー10および直ー19武装ヘリ

地点:西北の大砂漠の深いところ

シミュレーションする場面:「テロ分子」を包囲殲滅


「出発!」 車載無線ヘッドホンから伝わるこの命令と共に、エンジンの轟音がもうもうたる黄砂を伴って陣地に響いた。30km離れたところには、一群の頭巾をかぶった「テロ分子」が装甲車両を指揮して後方および側面に散開させていた。

確かにこれは大砂漠の深いところで発生した「対テロ」戦闘だった。だがこの「テロ分子」は巣食うこと長年になり、組織があり、体系をなし、装備は正規野戦軍に全く劣らなかった。このため我が国は我が軍で現在最も先進的な陸軍武器装備を有する装甲部隊を派遣したのである。

「我はCグループ! 『敵』軍戦車が後退中であるのを発見!」 満天の黄砂の中、1両の特徴的な大口径主砲を装備した99式改良型戦車が「敵」軍の撤退する隊伍の尾部の戦車に向け照準した。その新型火力コントロールシステムは精度および速度の上でいずれも少なからず向上しており、「探す」から「打撃する」まで何秒かに過ぎず、高速で移動する下での命中率は95%以上に達し得た。何秒か後、轟音が鳴って「敵」軍戦車が黒煙を上げた。

突然、1両の前方に突進した我が軍の戦車内のレーダー表示スクリーン上に不断にちらつき、かつ高速で接近する白い点が出現した。この多機能ミリ波レーダーは頂部に置かれたレーザー防御装置と共に新型戦車の来襲するミサイルに対する能動的発見能力を強化していた。車長は緊急に妨害弾発射の命令を下した。「バン」の音が軽く響き、戦車の砲塔左側に位置する多砲身発射装置の中から来襲する対戦車ミサイルに向け1発の妨害弾が発射された。その後、戦車は無事前に向け追撃を継続した。

右翼では、ZBD04式装軌歩兵戦闘車と09式8x8装輪歩兵戦闘車の車載指揮コントロールシステムの端末上に「敵」軍が防御陣地構築を開始したことが表示された。「これは歩兵が出動する時だ!」 2機種の歩兵戦闘車は次々に後部のゲートを開け、完全武装の歩兵が素早く下車し、前方に向かって突進していった。すぐ後に続く新型歩兵戦闘車は火力を全開にし、100mmの主砲の威力は砲兵の制圧火力に比肩するに足りた。

左翼では、一列の新型戦車、新型装軌歩兵戦闘車、新型8x8装輪歩兵戦闘車、新型対戦車ミサイル発射車から組成される隊列が高速で「敵」軍陣地の外側に向けて走り、迂回、包囲を実行しつつあった。「敵」軍はすぐにこの異なる動きに気付き、我が軍の臨時の隊列の2倍の装甲戦力で包囲してきた。甚だしきに至っては「敵」軍対戦車ミサイルが来襲する音が聞こえてきた。「敵」軍戦車操縦員が我が軍のこの戦車が難を避けるのを確認した時、自らの眼前が突然ブラックアウトした。実は99改戦車に装備されるレーザー制圧照準システムが「敵」軍戦車操縦員と砲手の目に対し損傷をもたらしたのだった。この戦わずして人を屈服させる兵法の技術的威嚇力は十分に巨大だった。同時に、新型対戦車ミサイル発射車はすでに数発の新型光ファイバー制御誘導対戦車ミサイルを発射しており、こうした第3世代対戦車ミサイルと呼ばれる武器弾薬は、光ファイバーによって発射車両とつながり、対外的に光、電磁信号の輻射がなく、極めて良い攻撃隠蔽性を持ち、「敵」軍装甲車は甚だしきに至っては反応もせずにもう命中弾を受けていた。

同時に、我が軍後方で期せずしてローターの回転音が起こり、直ー10と直ー19武装ヘリからなる空中増援部隊が交戦する前線に急速に飛来し、一波が低空で奇襲した後、武直ー19が急速に前方に向け飛び去り、その軽快敏捷な特性はこれに重要な偵察任務を担わせていた。一方編隊の中の武直ー10は専門の「打撃手」であり、時に急上昇し、時に急降下し、「敵」軍に対し1回また1回と「猟殺」を行った。

その後、我が軍の散開した歩兵は携帯する兵個人ナビゲーション通信端末の指示に基づき、迅速に各自の車両を捜し当てて帰還し、ほとんど地上の障害がなくなった装甲集群は集合を完成させ、馬力を上げて前に向け挺進した。各装甲車両のデジタル化指揮コントロールシステム端末のスクリーン上には武直ー19の伝えてくる偵察情報が表示され、彼らを「敵」軍がM、N高地に依拠して設置した第二防衛線で待った。

この時、戦闘は開始からやっと20分たったばかりだった。


 最初のはアメリカ、次はベトナム、最後のはイスラム武装勢力を想定したものでしょうが、特にアメリカのステルス機相手にこんなにうまくいくとは思えません。




















戻るボタン