最新の時事ネタ2題

 相互に全く関係ありませんが無理やり2つまとめて紹介します。まず北朝鮮関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20151009/20530078.html


習近平、金正恩に向けお祝いの電話をする:中朝の友情は代々受け継がれる

新華社北京10月9日電 中国共産党中央総書記の習近平は9日朝鮮労働党第一書記の金正恩に電話をかけ、朝鮮労働党成立70周年を祝賀した。

習近平はお祝いの電話の中で、朝鮮労働党成立70周年の際に、私は中国共産党中央委員会を代表し、かつ私個人の名義をもって、あなたに向けて、かつあなたを通じて、朝鮮労働党中央、全党員および全朝鮮人民に向け熱烈な祝賀を表明する、と語った。

習近平は次のように言った。朝鮮人民の偉大な領袖である金日成主席、金正日主席の指導の下、朝鮮労働党は朝鮮人民を率い、非常に重い困難を克服し、国家の独立と人民の解放を実現し、朝鮮の社会主義革命と建設事業の中で人を注目させる成就を取得した。近年来、金正恩第一書記同志は金日成主席、金正日総主席の遺志を継承し、朝鮮労働党と朝鮮人民を率い、経済発展、民生の改善などの方面でポジティブな進展を取得した。衷心から朝鮮人民が金正恩第一書記をトップとする朝鮮労働党の指導の下、朝鮮式社会主義建設事業の中で新たにしてより大きな成就を不断に取得していることをお祝いする。

習近平は次のように強調した。中朝の友情には光栄な伝統がある。我々は朝鮮の同志と共同で努力し、中朝の友情をうまく維持保護し、強固にし、発展させ、両国と両国人民に幸福をもたらし、地域ないし世界の平和と安定の維持保護のために積極的な建設性の作用を発揮したい。

習近平は最後に、衷心から朝鮮労働党の不断の発展、朝鮮民主主義人民共和国の繁栄と隆盛、中朝の友情が代々伝えられることを祝った。(完)


 こんなとこで本音ぶっちゃけるわけもないんで当たり前ですが空虚な美辞麗句だけですな。しかし「それと同時に今後中朝手を携えて新たな可能性をも模索していくことを希望する」くらいのことは言おうと思えば言えたのでは。次はロシアのシリアへの軍事介入関連です。

http://news.china.com/international/1000/20151009/20529196.html


ロシアのシリアへの軍事介入、あるいはISのロシア本土報復攻撃を引き起こすか

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「10月1日のスクリーンショット画像がはっきり示すのは、ロシア空軍のシリア国内『イスラム国』武装勢力の目標への空襲である。」)

中国日報10月9日電(信蓮) 外国メディアの10月9日の報道を総合すると、9月30日から、ロシア軍はシリアにおいて「ハイテンションで」一連の過激武装勢力「イスラム国」(IS)に照準を合わせた軍事奇襲行動を展開し、誇らしい戦績を取得した。しかしどんどん多くの兆しは、イスラム過激分子がロシア国内で報復性の襲撃を発起する可能性があることをはっきり示しており、アメリカ国防長官カーターすらもロシアはシリア軍事介入のために「代価を支払う」ことになると考えている。

ロシアサイドの戦果が豊富なことはあるいはISの報復を引き起こすか

10月7日、ロシア国防大臣ショイグはプーチン大統領に向け報告し、ロシア空軍は9月30日以来シリア国内の112カ所の「イスラム国」目標に対し空中打撃を実施した、とした。当日、ロシア大統領ニューススポークスマンのペイスコフは、ロシアのシリア軍に対する支持は再度グレードアップし、戦績は人を「非常に満足」させる、とした。

7日夜、ショイグは再度声明を発し、ロシア軍機は連夜22回の空襲を発動し、シリア国内の27カ所の「イスラム国」目標を破壊し、これにはホルムズ州に位置する人口密集地域の8つの拠点およびハマ州に位置する11の訓練営が含まれ、「空襲が過ぎた後、過激武装勢力がテロ分子の訓練に用いる基礎施設は全部破壊された。」とした。

巣穴が破壊されたことは必然的に「イスラム国」の憤怒を引き起こし、あるアメリカの情報関連の当局者は警告し、これらの危険分子はロシアの国土で報復式テロ襲撃を実施することを謀りつつある、とする。少なからぬテロリズム分析者は、彼らは過激分子のモスクワに対する憤怒の感情が不断に成長してることに気づいており、このことはプーチンがその外国への軍事介入行動のために支払う国内政治コストをさらに一歩上昇させ、同時にアメリカの政策制定者をもより複雑な決策環境に直面させるだろう、とする。

「テロ組織は社交メディア上で公然とロシアの目標に対する襲撃発起を呼びかけている。」 アダム シフはアメリカ議会下院の情報委員会メンバーで、「このことはテロ分子が視線を再度ロシア国内に投げかける結果をもたらすことになる。」とする。もう1人のアメリカ情報高官はシフの視点に対し賛同を表明し、彼は「イスラム国」は社交メディアを利用して支持者がロシア国内で、かつてヨーロッパやアメリカに出現した「一匹狼式テロ襲撃」を発起することを奨励する可能性がある、と語る。

事実、ロシア国内の対テロ情勢は決して楽観できない。今年5月、「スラム国」は初のロシア語の宣伝ネット雑誌を発表し、同時にウェブサイトと社交メディアチャンネル各1を登場させ、この組織が発表するアラビア語の情報のロシア語への翻訳を担当させる。7月、ロシア南部の武装分子が「イスラム国」への忠誠を誓った。ロシア当局は、現在約2,000名のロシア公民がシリアにおいて「イスラム国」と協同で作戦行動し、モスクワはこうした人が帰国後国家の安全に対し脅威をもたらす可能性があると憂慮している。

アメリカ国防長官:「ロシアは代価を支払うことになる」

ロシアの不断にエスカレートする武力介入に対し、アメリカ国防長官のカーターは警告を発し、彼はモスクワはすぐに報復式襲撃への遭遇という方式をもってそのシリア国内における軍事行動エスカレートのために代価を支払うことになる、と考える。

8日、NATOメンバー国の防衛トップたちはブリュッセルで会を開き、カーターは会への参加者の1人だった。会で、各国はNATO快速反応部隊1つを増加し、危機勃発時にNATO軍が迅速に動乱地域に到達できることを確保することに同意した。

カーターはこの会議で重点的にロシアのシリア軍事介入問題に言及した。彼は、ロシアがシリアで展開する軍事奇襲行動は、空襲と艦載巡航ミサイル発射を含み、決して「イスラム国」に照準を合わせたものではなく、ロシアがアサド政権との長期的協力関係を「2倍強固にする」ことを表明している、と語った。

「ロシア軍はシリア政府軍と協同で地上攻勢を発起し、イスラム国を合同で打撃しているイメージを作り出している。」 カーターは、「ロシアはこのために代価を支払うことになり、今後何日かで、彼らは襲撃に遭遇し、多数の将兵を失うことになるだろう。」と語った。


 アメリカはロシアが主に「イスラム国」ではなく欧米に支援されるシリア反体制派を攻撃していると主張しているはずで、それで何故イスラム過激派の報復を受けるのかよく分かんないんですが。


















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