解放軍中将いわく‥‥ その2

 「解放軍中将:殲ー20は少なくともF-22と優劣はない!」の続きです。

http://military.china.com/important/11132797/20140811/18698610.html


解放軍中将:中国のAIPはスウェーデンのAIP技術に比べ先進的!

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「中国の新型通常動力潜水艦」 なおこの記事のキャプションは全てこれと同じです。)

アメリカが恐れるべき中国の武器(二)

(「傲慢にして無知なアメリカよ、我が軍の切り札に注意せよ」完全版)

南京軍区元副司令員 王洪光


潜水艦も比較できる。アメリカには通常動力潜水艦はなく、攻撃型および核ミサイル潜水艦はいずれも原子力動力である。そのメリットは航続距離(水中含む)が長いこと、潜水深度が深いこと、航行速度が速いこと、静音性が比較的良いこと、全世界の遠洋および深海の作戦に適合することである。だが欠点もまたはっきりしている。サイズが大きく(8,000〜10,000トン)、近海や浅い海での作戦では機動性も隠蔽性も極めて大きな制限を受ける。2,000トン級の通常潜水艦に比べ、第一列島線内での活動に非常に適したものではない。このためアメリカは日本の助けを借り、日本の潜水艦に頼って我が国との作戦を行う必要がある。西側世界が最も称賛する日本の潜水艦はそうりゅう級で、そのサイズは一般の通常潜水艦に比べ倍以上大きく、およそ4,000トン前後であり、これも主に遠洋および深海の作戦に用いられる。その最大の長所は静音性が良いことで、非空気依存動力装置(AIP)を装備している。非常に大きな艦体を推進するため、その4台のスウェーデンの技術のスターリングエンジンは相当のスペースを占め、これも艦体が大きく作られている重要な原因の1つである。AIP潜水艦のメリットは長時間水中潜航できることで、およそディーゼル・電池潜水艦の5倍、約15〜20日で、水面に浮上しないでの1回の航行距離は3,000kmに達し得る。欠点は速度が速くないことで、およそ5〜6ノットである(頑住吉注:そんなに遅いわけないはずですが)。日本の3,000トン以下のはるしお級潜水艦は主に第一列島線内に用いられるが、AIPは装備されておらず、1日1日浮上して吸気する必要があり、隠蔽性は劣る。我が国の新型潜水艦はすでに完全国産化されたAIPを装備済みで、興味あるネット仲間は新浪ブログの「貴州武警」ブログ主の「中国海軍のAIP潜水艦の研究開発は特別成功」の一文を読むことを提案する。その真実性いかんは自分で判断されたし。筆者はここで中国のAIPはスウェーデンのAIP技術に比べ先進的であると言えるだけである。もし仮想するなら、我がAIP潜水艦が大威力、長射程、高速度のスマート魚雷を搭載し潜航して出港し、ほとんど音もなく第一列島線を通過して西太平洋に進入し、第二列島線前後のアメリカの空母の航行ライン付近に潜伏する。平和な時期にはわざと浮上して彼らに見せてやってもよい。それでもアメリカの空母はまだ西太平洋でほしいままのことをし、阻止するものなく横行することができるだろうか? アメリカ人よお忘れあるな。2007年に第一列島線付近で、中国の潜水艦が突然アメリカのキティホーク号空母から距離5,000mに足りないところに浮上し、アメリカ人は我が潜水艦上にはためく五星紅旗を見た時、「大いに驚愕し色を失う」の表現を用いてもオーバーでなかったのではなかったか? あれはまだ中国の旧式潜水艦だったが、それでももうすでにアメリカ空母の、水中の原潜の警戒を含む3層の防御圏を突破し、魚雷を発射して安定して命中させられる攻撃距離に到達したのである。7、8年が過ぎた。中国の通常潜水艦と魚雷はいずれも2タイプ更新され、さらに潜水艦発射型対艦ミサイルを配備している。アメリカ人は恐らく我が潜水艦の脅威を考え直す必要がある。第一列島線に軽易に接近してはいけない。

最後に個人的感想を語ってみよう。ここ何年か以来、しょっちゅう何人かのアメリカ人が飛び出してきては傲慢にして無知な言論を発表し、武器装備のレベルを含む我が軍の戦闘力をけなす。我が軍の一部の専門家、学者が事実に基づいて反駁を加える時、一部のネットユーザーはいつもアメリカ人の言論に同意し、我が専門家、学者は立場が安定せず、無根拠なことを言い、嘘をついているのだと考える。このような無闇な卑下がどんな心から出るのかは知らない。このまま行けば、さらにどんな専門家、学者が出てきてちょっと専門の話をすることができるだろうか? また民族の自信がどこからやって来るだろうか? 張召忠はかつて昆布は潜水艦のスクリューにからまって止めることができ、スモッグはレーザーの機能を弱めることができると語った。これらはいずれも実践が証明した真理であり、第二次大戦中ある潜水艦が漁網と海草によって立ち往生させられた。筆者はかつて戦車砲でヘリを打撃できると言ったことがあるが、あれも作戦実験室内で検証を経ている(米軍の新式武器は作戦実験室内で機能検証を行うが、後の実戦中でもパフォーマンスの差はいくらもない)。一部のネットユーザーは無知で知ったかぶり(だだ罵るだけで道理も語らない)で、やはり奴隷根性が強すぎて我が国の軍が外国より強いと言いさえすればすぐ一律にけなすのである。筆者はこれらの人が中国人なのかどうか本当に疑う。どうして中国に対しこんなに恨みがあるのだろうか?

(頑住吉注:これより2ページ目)

中国の民族性は本来表に現さない、穏やかで控え目、堪え忍ぶ、事を行うに当たってことあげせず、である。一方アメリカの民族性(頑住吉注:アメリカ民族なんていませんけどね)は外向的、おごり高ぶる、大言壮語、事を行うに当たって鳴り物入りで行う、である(当然スノーデンによって暴露されたネットワーク戦はそれにもかかわらず相当に「低調」で、悪いことをする心理があったのである)。民族性には本来いわゆる良し悪しはなく、特色に過ぎない。「民族性」の角度から我が軍の武器装備の発展を見ると、もし実際の発展が10点に到達していたら、6、7点が口に出せたら非常によい方である。筆者は装備業務に従事して20年余りで、「第七次五カ年計画」も経ているし、「第八次五カ年計画」の時期、軍隊は出費を切り詰めて、自らの犠牲をもって地方経済建設と改革発展の需要を満足させ、装備発展の予算不足は非常に多かった。「第九次五カ年計画」、「第十次五カ年計画」の時期も経ている。特にアメリカの我が駐ユーゴスラビア大使館爆撃および台湾海危機の時、アメリカ空母は台湾海に迫り、我が装備発展の迅速なモデルチェンジと突然の瞬発力を促した。陸、海、空、宇宙、電磁各領域でいずれも重大な技術的突破を取得した。現在では高らかに歌いながら勇ましく前進中で、全面的爆発、高速発展の時期を経験している。

「社会主義の力量を集中して大事を行う」の優勢は、軍事装備研究開発の上に最も顕著に体現される。これは党中央、中央軍事委員会、国務院の高度の重視、全国の増税者の大きな力を入れての支持(全国人民代表大会では毎年比較的高い軍事費予算が審議され通過する)、軍事工業戦線の科学者、技術者、幹部工員の聡明才知、革命の意気込みと勤勉な労働のおかげである。民間企業が間もなく軍事工業の研究開発に加入し、これでまたまるで鬼に金棒である。十年余り前から、我が軍の装備は探索1世代、事前研究1世代、研究開発1世代、装備1世代とローテーションで発展し、ラストスパートが充足し、「猪突猛進、日進月歩」の表現を用いて描写できる。凄いというのは嘘ではなく本当のことなのだ。いくつかの天高く地厚いことを知らないアメリカ人の傲慢にして無知な言論を見て、筆者は往々にして衝動を抑えきれず、本当に事実を用いて彼らに反駁したくなる。だが秘密保持の原因に制限され、悔しい思いをして事実を心の中に閉じこめるしかない。ここで原則的な話をする。ネット仲間が見る、公開できる最新のものはそれでも7、8年前の技術であり、例えば前回の文で挙げた2タイプの対ステルスレーダーである。今は軍事工業戦線がわき目もふらず没頭し、日進月歩の年代なのであり、今までに1、2世代の製品が更新されている可能性さえある(頑住吉注:新たに発表された対ステルスレーダーもすでに1、2世代前のものであるかもしれない、ということですね)。例えば軍艦は同一の機種でも、後に作られたものは先に作られたものに比べずっと改良されているということもある。レーダーなどの電子装備は我々が西側を追い越している主要な方面であり、2、3年でもう1世代更新である。最近「解放軍報」は国防科学技術大学のレーザージャイロ研究開発団体が、2000年にはもうすでに高精度、高い信頼性のミニ型レーザージャイロを研究開発および量産し、我が軍の慣性ナビゲーション武器装備の方向を定める、位置を決定する能力を世界先進水準にまで高めたことを掲載した。もし謙虚でなく言えば、某いくつかの指標は世界に先んじた水準にあった。そして今また10年余りが過ぎ去り、技術の発展はどうなのか、「アメリカの武器」の筆者は自分でご判断ありたい。我々はしばしば「切り札」装備に言及する。切り札とはすなわち〜(頑住吉注:日本語にない漢字を使った昔の武器の名前)で、戦闘中突然に(頑住吉注:古語らしく意味不明)し、敵を馬から撃ち落とす。ひとりよがりで好戦的なアメリカ人に、恍惚の中で我が「〜」に馬から撃ち落とされないよう注意を促しておく。

本文が間もなくアップされるという時、突然アメリカの「国家利益」雑誌ウェブサイトがまたしても連続して「中国が恐れを感じるべき日本の5種の武器」、および「中国が恐れを感じるべきインドの5種の武器」を掲載し、近日中にまた「中国が恐れを感じるべきベトナムの武器」が出現すると聞いた。筆者は元々「日本の武器」に対し反駁を加えようと思っていたが、思ってもみないことにまた「インドの武器」、「ベトナムの武器」が出てきた。「国家利益」の考え方に従えば、「フィリピンの武器」の出現もあり得なくない。見たところ、筆者がアメリカの「国家利益」誌および「アメリカの武器」作者に対し、「極めてアンプロフェッショナル」の評価を用いたのは遠慮しすぎだった。彼らは頭がおかしく、強迫症、偏執、焦慮、恐慌、狂妄を患い、独り相撲を取り、すでに理解不能の状態に到達し、反駁者に抱きついて離さず、共倒れになる感覚が大いにある。筆者はここで止め、この泥沼に足を踏み入れないようにし、時間に一切を目撃させるしかない。


 「A国が恐れを感じるべきB国の5種の武器」というタイトルには「A国とB国が戦ったらB国が勝つ」、「A国とB国が戦ったらB国の方が有利」という意味は少なくとも直接的には含まれておらず、現に同じシリーズには「〜が恐れを感じるべき中国の5種の武器」という記事も複数あるのに、相変わらずこの人は「中国が恐れを感じるべき〜の5種の武器」というタイトルを見ただけでヒステリーを起こすわけですが、これに関しては前回も触れたんでこの辺にしときます。昔プロレスラーが総合格闘技のリングに自信満々で、少なくとも勝てる可能性が充分あると思って登場しては秒殺されるという現象が続いたことがありました。これは何故だったのかと考えると、1つにはプロレスの中で特にガチンコに強いプロレスラーは自分はものすごく強いのだと思い込んでいたが、強さを競う競技ではないプロレスは強さに関しては全体にレベルが低く、その中で強くても実はたいしたことはなかった、というのもあったようです。そしてもう1つ、プロレスは全力で相手を倒そうとするわけではなく力を適当にセーブするわけですが、そこに「力をセーブしなければこんな相手簡単にやっつけられるのに」という思いが生じやすかったのではないかと思うんですね。当たり前のこととして相手も力をセーブしているんですけど。この人の自信を見ていると、あの時総合格闘技のリングに上がったプロレスラーのような危うさを感じます。確かに中国の兵器技術は全てを明らかにしてはおらず、秘めた実力というのも大いにあるだろうとは思うんですが、それは他国も同じであるわけです。比較的オープンなアメリカだって、全ての軍事技術的実力を明らかにしているわけではありません。よく中国は湾岸戦争でイラクが惨敗するのを見ていろいろな分野を大いに進歩させたから今の中国はイラクのように簡単に負けはしないと言いますけど、アメリカも湾岸戦争で進歩を止めているわけではなく、アメリカより中国の方が進歩の幅が大きいという保証も全くなく、また湾岸戦争当時でもアメリカが真の実力を出し切ったのかどうかも分からないわけです。

















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