ロシア関連2題

 まず小火器関連です。

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もはやSVDだけではない 駐シリアロシア軍狙撃手、新たな銃に換える 10分間で全歩哨所を殺し尽くす

ソ連時代、ソ連赤軍だろうと内務省の部隊だろうと、その装備するスナイパーライフルは、今日の視線をもって見ると、それはいずれもいくつかの半自動のマークスマンライフル、例えばSVDやVSSで、強調されたのは素早いカバー射撃能力で、正確度がより高いボルトアクションスナイパーライフルに関しては、ソ連時代には何らの研究開発も決してなかった。第二次世界大戦時代のモシン・ナガンスナイパーライフルに関しては、その精度は比較的高く、甚だしきに至っては当時のドイツ軍のモーゼル98kを超えたが、それには高性能の照準鏡が配備されなかったため、600m以遠の目標は射撃し難かった。

ソ連解体後、特に2000年以後、ロシアにはスナイパーライフルの発展の上で比較的大きな進歩があったが、ここで指すのは主に理念や使い勝手で、加工精度や材料技術の上で、ロシアはずっとアメリカやヨーロッパの製品に立ち後れていた。ここで注意を必要とするのは、ロシア式7.62mmx54R弾薬は設計上立ち後れているので、少なからぬこの時期に出現したロシア軍中口径スナイパーライフルは、精度向上のため、使用したのはNATO基準の7.62mmスナイパーライフル弾薬だったことである。

こうした新型スナイパーライフルは、性能を旧式なSVDと比べると比較的大きく向上しており、ここで指すのは主に精度で、内務省特殊部隊など精鋭の軍・警察部門に装備されたが、製造価格が非常に高かったため、装備数が決して多くなく、ロシア軍が主に装備するのはやはりドラグノフSVDスナイパーライフルで、スナイパーライフルの発展の上で、ロシア軍はすでに全面的にNATOに立ち後れ、もし半自動小銃方面でも、米軍現役のMK110に大幅に立ち後れていた。最近、外国メディアの報道によれば、シリアのロシア軍特殊部隊で、新型スナイパーライフル、つまりT-5000が使用され、このボルトアクションスナイパーライフルは性能が優秀で、しかも使用方式も西側の狙撃手と同じで、すなわち一つの狙撃チームに1名の狙撃手がいる他、さらにそのために1名の視察手を配属し、もって遠距離目標の射撃精度を向上させる。比較すると、ロシア軍の大多数の狙撃手は依然たった1人の作戦で、任務の圧力や心理の方面で、これはすでにその効率が西側方式の2人狙撃チームにはるかに及ばないことが証明されている。

民営のORSIS小銃工場が生産するT-5000スナイパーライフルは、高精度ボルトアクションスナイパーライフルに属し、2種の口径があり、それぞれ7.62mmx51弾薬と8.6mmx70ラプアマグナム弾薬を発射する。後者の威力はより大きく、最大有効射程は少なくとも1,100mで、終点での運動エネルギーは7.62mmNATOフルパワー弾薬の6倍で、現在少なからぬ欧米のスナイパーライフルがこの口径を選択しており、その射程はより長く、また一方12.7mm小銃弾薬のように銃全体の重量過大をもたらさない。

ロシア軍は事実上すでにシリアを各種武器の試験場とし、事実T-5000スナイパーライフルだけでなく、ロシア軍の異なる機種の小火器は、いずれもシリアで実戦の検証が行われている。シリア民主軍であろうとイスラム国武装分子であろうと、いずれも極めて良い実験目標となる。パルミラで、ロシア軍狙撃手はT-5000を使用し、視察手の精密測定計算を経た後、10分以内に15名の武装分子を射殺し、全歩哨所を殺し尽くした。


 ロシアらしさがなくて正直つまんないデザインですが、実用的にはやはりこれが正解なんですかね。

 次ははるかに規模の大きい遠距離対空ミサイル関連です。

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S-500防空システムが隕石を迎撃 本当にそんなにすごいのか? 当局がどう言っているか見よう

S-500はロシア人がずっと大いに誇る武器で、この点には全く疑いがなく、ロシアの上層の指導部もメディアの言い方でも、S-500はいずれも神話として讃えられ、いかなる一切の来襲する目標も迎撃できる。

甚だしきに至ってはあるメディアは次のように報道した。2013年2月15日、ある隕石が本当に地球にぶつかった。当然、震動でロシアのガラスがちょっと割れた他、その他さらなる事は全くなかった。この件はロシア社交メディア上で、「S-500の奇跡」と称され、最新型のS-500対空ミサイルがこの小隕石を迎撃し、かつ成功裏にそれを瓦解させた、とされている。最終的にだからこそ地球に対する破壊がもたらされなかったのだ、と。

聞くともっともらしいようで、甚だしきに至ってはアメリカのネット仲間さえ皆信じ、最初言われた「宇宙人が隕石の起爆を助けた」から最終的に「ロシアのミサイルが隕石と大戦」のプロットに変わった。

ある人はこれには証拠がないとするが、皆のこんな連想にはあるいは道理があるかもしれず、S-500対空ミサイルシステムは2013年から全システムの実験を行い始めており、あるいは本当にあったことだろうか? かの時かつて1発のS-500ミサイルが確かに地球あるいはロシアを救ったのか否か、あるいは50年後の文書秘密解除でやっと真に分かるのか?

隕石の速度はマッハ20を超え、直径30mを超える小天体の地球への衝突が生む力は、世界のいかなる兵器の爆発の威力をもはるかに超え、この点は疑いの余地がない。

地球上で威力最強の武器は旧ソ連が当時研究開発した「爆弾のツァー」で、その爆発威力は5,000万トンのTNTの能力に相当し、生じる効果は当時のツングース爆発の威力と大差なく、試しにちょっと問うが、S-5000は本当にこのような小隕石を迎撃できるのか?

何故なら科学者の分析を根拠にすれば、2013年のロシアの隕石のサイズは何十mかあり、この隕石の構造成分が異なり、大気圏通過の時すでに燃焼し尽くし、このため決して非常に深刻な結果を生まなかっただけだからである。

別の事情から言っても、メディアの言うS-500隕石迎撃説は純粋に誇張に属すると証明可能かもしれない。

2016年6月11日にロシア国防省社会委員会メンバーのイゴール ケロチェンコは、S-500対空ミサイルの試験段階はすでに終わりに近づいたと明らかにした。彼は、ロシア武装力量は近い時期に最初のS-500対空ミサイルのサンプル品を受け取り、試験応用を行うのに供する可能性がある、と語った。

「今日のロシア」ウェブサイト2015年1月25日の報道によれば、ロシア軍の大型軍用無人機の研究開発作業はすでに終わりの段階に入り、これだけではなくロシア最新のS-500ミサイルシステムも2017年に登場することになる。

試しにちょっと問うが、2016年にやっとサンプル品が提供され、2017年でもまだ就役していない装備が、2013年にさかのぼって作戦を行う、これは非常に衝撃ではないか。


 まあ試験段階で急遽使われた可能性もないとは言えないでしょうがこれは常識的に考えて嘘でしょうな。仮に地球に衝突する寸前に対空ミサイルが何十mもある隕石に命中しても被害程度は大きく変わらないのでは。





















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