F-35の進度に関する評価

 実力に関する評価とはまた別ですが。

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種々の兆しは示す:F-35はまもなく全速力で生産されることになる 外界がどうぶつぶつ言おうとも

ロッキード・マーティン社は何年か前にもうF-35の生産計画を発表したが、人々はそれが時間通り全速力で生産できるか否かに対し、まだ半信半疑である。しかし現在、この時はやはりついに来ようとしている! 最近発生した4つのことが証明できる。

1、ロッキード・マーティン社、日本など4カ国に向けF-35全任務シミュレーターを引き渡す

2017年11月6日、ロッキード・マーティン社は最近すでにイスラエル、イタリア、日本、ノルウェーに向けF-35の「全任務シミュレーター」(FMS)を引き渡し、これは有史以来初めての国際ユーザーに向けこのようなシミュレーション訓練設備が引き渡されたものである、と宣言した。これまではイスラエルと韓国で巡回デモンストレーションが行われたことがあるだけで、国際的ユーザーの飛行員はアメリカのルーク空軍基地あるいはエグリン空軍基地にいる時だけ、このようなシミュレーターを使用したことがあった。

ロッキード・マーティン社F-35養成訓練総裁のColleen Arthurは、「我々は全力で国際ユーザーがF-35の訓練目標を達成するのを支持し、ロッキード・マーティン社は日常の訓練方面で比類のない経験と専業知識を持ち、我々は盟友が継続して各自の養成訓練計画を建立するのを助けるだろう。」と語った。

(頑住吉注:次の2つはキャプションです。)

F-35全任務シミュレーターはかつてイスラエルで展示が行われたことがある。それは45〜55%の訓練科目をシミュレーションできるとされる。

2015年、F-35養成訓練システムチームはアメリカシミュレーション協会の年度トップクラスモデリング賞を獲得した。

ロッキード・マーティン社は、国際ユーザーの飛行員養成訓練に照準を合わせ、自分たちには数十名の専門家によって組成されるグローバルな移動養成訓練団体(GMTT)があり、彼らは知識が深くて広く、経験豊富な専門家チームで、各国の飛行員の養成訓練のために拠点対拠点の養成訓練を提供する、とする。

「勤務養成訓練と飛行員養成訓練はいずれもより多く国際ユーザーに向け転移し、何故ならF-35は全速力での生産を準備する必要があるからだ」。これはロッキード・マーティン社のF-35はいつ全速力での生産を開始するかに関する最も明確な情報である。

これは実は以前の生産計画と基本的に吻合する。2017年は低速初期生産の最後のロット、すなわち第11ロット(LRIP-11)で、生産速度は年産80機である。2018年は全速力での生産の第1ロット(FRP-1)で、年産は120機という計画である(国際ユーザー含まず)。2019年は全速力での生産(FRP)を開始し、年産は200機まで高められ(頑住吉注:どうもおかしいような気がするんですが訳は間違ってないと思います)、かつこの速度をもって10年生産する。大体2025年には毎時間に1機が生産ラインを降りる速度に達し、その後は再び年とともに生産能力を下げる。

2、第1台目のF135エンジンはアーノルド工程センターでもうすぐ廃棄処分される

2017年10月25日、プラット&ホイットニー社は情報を発表した。F135エンジンは空軍アーノルド工程センターでエンジン寿命加速試験を完成し、成功裏にF135エンジンの冷端部品(主にファンと圧縮機の部品)の全寿命能力を検証した。

今回の寿命加速試験は9,400の循環の運行によってエンジンのそれぞれの極端な条件下での運行状況をシミュレーションし、このエンジンがおよそ14年運行した、あるいはF-35が2,000回の飛行任務を執行したのに相当する。

試験の責任者は語る。「これは2015年にF135エンジンが熱端部品全寿命期間試験を完成させたのに続くまた1つのマイルストーンおよび重大な節目のポイントである。充分な実験、試験により、我々のエンジンが出色の耐久性を持ち、戦闘人員のために完備された作戦任務能力を提供できることを示した。」

3、F-35の機体構造はすでに3回の耐久性試験を完成している

最近、F-35は第3回機体耐久性試験を完成した。試験場はイギリスのハル河畔キングストン市のブラフに位置し、BAEシステムズとロッキード・マーティン社が協同で投資した機体総合試験場でF-35の機体構造寿命の試験に用いる。

第1回の試験は2009年には早くももう開始され、1機のF-35A(コードナンバーAJ-1)に対し連続47週(330日+24時間)の全負荷で機体に圧を加え力を加える試験が行われ、それぞれの飛行機の構造寿命が8,000飛行時間を超えることを確保した。

第2回試験は2つの段階的性質の8,000飛行時間で、累計は16,000飛行時間に達した。第3回は3つの段階的性質の8,000時間で、累計24,000時間に達した。

F-35連合プロジェクト事務室機体グループ責任者のKathy Nesmithは、「F-35は8,000飛行時間の使用寿命を必要とする。我々は異なる時間の長さの3回の耐久性試験によって、もってこの飛行機のが2050年以後まで使用されるよう維持保護および保持する。」と語る。

ロッキード・マーティン社F-35構造開発総監のMatt Edghillは、「我々は先進的な速度と敏捷性を持つ第5世代戦闘機F-35に工程と物理上の限界を開拓展開させ、この種の耐久性試験は機体が全使用寿命期間、各種の過酷な環境下で運行できることを実証した。我々は飛行機の強度と耐久性に対し非常に自信がある。」と語る。

BAEシステムズ社構造・動態試験部門運営担当責任者のAndy Prendergastは、「この試験はF-35Aの機体寿命を極限に向け押し進め、我々は不断に機体を検査しかつ結果を計画事務室に報告するだろう。もし必要ならば、機体にいかなる問題が出現する前にも構造の改良を行うことができる。」と語る。

ここはかつて「ハリアー」式、「イーグル」式、「タイフーン」式の機体構造の試験場でもあった。次の一歩でF-35BおよびF-35Cに照準を合わせて試験し、それらに対し16,000時間の機体構造耐久性試験を行う。

4、第513電子戦中隊がアメリカ空軍の表彰を獲得

2017年10月25日、フロリダ州のエグリン空軍基地に駐屯する第513電子戦中隊(513EWS)はアメリカ空軍によって「傑出科学者/技術者チーム賞」を授与された。7年来、この中隊はずっとF-35の任務システムソフトウェアの作成および試験を担当している。

第53連隊指揮官のDavid Abba上佐は語る。「第513電子戦中隊が賞を獲得したことは我々を非常に誇らせる! これはこの軍サイド人員、請負商、一般民間人によって組成されるチームが過去7年においてなした仕事の最も良い証明である。」

この責任者は語る。「F-35にはスーパーコンピュータから組成される大脳があり、センサーの融合と呼ばれる。この大脳はF-35に独特の能力を獲得させ、それに地球上のいかなる戦闘機に比べても殺傷力、戦場適応性、生存可能性を持たせる。しかし、もし第513電子戦中隊がこの機に向けカギとなる重要データをインプットしなかったら、この機は何を捜索するのか分からず、あるいはどこにこそ脅威があるのか分からない。」

ハードウェア、ソフトウェア、機体、エンジン全て全寿命および全任務試験を完成させており、養成訓練作業とシミュレーターは国際ユーザーに向けての転移が開始され、種々の兆しは証明している:F-35の全速での生産条件はすでに成熟した。あなたは準備よしか?


 これでもまだ安心とはいきませんけど、こうした方面でアメリカが中国とは比較にならない経験を持っていることはだれも否定できないわけですし。




















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