中国の比較的古い小火器関連2題

 まず63式自動小銃に関する記事です。

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ベトナム、今に至るもなお中国の63式自動小銃を使用、4角型バヨネットは刀界のトップの作と称するに堪える!

中国はかつてベトナムに大量の武器や物資を援助し、その中には国産63式自動小銃が含まれた。1963年の定型から現在まですでに55年の時間が過ぎ去ったが、ベトナムは今に至るも依然それを用いて民兵や大学生の軍事訓練を行っている。この論争に満ちた自動小銃は何故たった就役9年だけでもう解放軍の装備の序列から退役し、一方ベトナムはそれにもかかわらずそれを信頼性の高い装備と見ているのか、その中では一体何が発生したのか?

特殊な戦術思想が特殊な63式自動小銃を作った

1963年式自動小銃、略称63式小銃は、1950年代に研究開発が開始され、科研院所、部隊、工場の技術人員という三方から組成されるいわゆる「三結合」団体を採用し、研究開発しながら試験する方式を実行し、当時の科研生産のムードは比較的うわつき、人心は落ち着かず、アウトサイダーがインサイダーを指導する事情がしばしば見られて珍しくなかったが、63式自動小銃はそれでも非常によく設計された。

まず、63式小銃は7.62mmx39 56式小銃弾薬を使用し、セミオート、2発バースト、フルオートの機能を持ち、しかも全長が1032mmに達し(バヨネット含まず)、バヨネット展開後は全長1342mmで、軍の提出した「小銃・サブマシンガン合一」の要求を満足させた。

次に、折り畳み式バヨネットの設計を留保し、しかも56式三角型バヨネットを基礎に、全長がより長く、殺傷力がより凶猛な四角型バヨネットを開発し、当時の我が軍歩兵の、「刺刀見紅」(頑住吉注:バヨネット重視くらいの意味でしょうか)の戦術要求を満足させた。

最後に、63式自動小銃は操作が簡単で、コストが低廉で、当時の国を挙げての戦備、全民皆兵の需要を満足させた。しかも実際の試験の中で、初期の63式の単発精度は56式半自動小銃(頑住吉注:SKSコピー)と優劣がなく、2発バーストも非常に正確で、殺傷力が極めて強かった。かつて米軍に追随してベトナム戦争に参加したオーストラリアの兵士は、中国の63式の2発バースト機能に対する印象が非常に深く、およそ命中弾を受けたオーストラリア軍兵士は、軽ければ四肢切断、重ければその場で命を失った。

特に提示しておくに値するのは、63式小銃が使用する四角型バヨネットが刀界のトップの作と称するに堪えることである。56式三角型バヨネットが先端の尖っていないバヨネットを採用したのとは異なり、63式の四角型バヨネットは先端が異常に鋭利だっただけでなく、しかも4本の血流しは深くまた幅広く、63式バヨネットのベトナムでの実戦効果は決して分からないが、常識から判断して、このバヨネットはやはり充分に凶悪残忍で、63式の1mあまりの長さとコンビネーションし、絶対にバヨネット格闘の利器だった。

1963年の63式小銃の定型の後、中国は質の最もよい一定数の63式を対外援助に用い、当時のベトナム、ユーゴスラビアなどの国は少なからず獲得した。しかし時が1966年以後になると、大環境の影響を受け、63式小銃の製造機関は実際の生産能力とは隔たりが非常に大きい生産任務に分派され、このため工場は24時間3グループ交代で連続操業したが、依然予期の指標を完成できず、この背景の下、63式の以前の質に関する規範が軽視され、しかも銃全体に多くの簡略化が行われ、我が軍部隊への引き渡し後に63式小銃の事故が頻出し、甚だしきに至ってはさらに人を傷つけることがあった。

簡略化後の63式小銃の主要な問題は次の通りだった。バレルの材質が基準に達せず、公差が大きすぎ、組立技術が不合格で、こうした全ては下層の部隊をそれに対し耐えても耐えられなくさせ、甚だしきに至っては「我が56半自動小銃を返せ」のスローガンが叫ばれた。最終的に、装備され就役して9年後に63式は装備から外され、1978年には完全に生産停止され、非常に短命な小火器と評価され、後に対ベトナム自衛反撃戦のチャンスに助けを借りて改めて就役したが、部隊によって強烈にボイコットされ、信頼性の高い81式自動小銃によって完全に取って代わられた。

中国が当初援助に出した63式自動小銃は質がどれだけよかったのか? 1990年代末の旧ユーゴスラビア内戦の中で、中国の63式自動小銃はマークスマンライフルとして使用され、このことからは国外ユーザーがそれに対し非常に信頼していたことが見て取れる。


 基本的にはアサルトライフルの何たるかを理解していなかったことが生んだ中途半端な銃で、国外でこれを使っていた人も単にもっといい銃が手に入らなかっただけではないかと思いますけど。次は85式消音サブマシンガンに関する記事です。

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85式消音サブマシンガンにはどんなメリットと不足がある?

85式消音サブマシンガン、その研究開発目的は64式消音サブマシンガン、および79式サブマシンガンに取って代わることだった。

この2つの銃器は装弾数が少なく、いずれも20連マガジンを用いて給弾し、有効射程が短く、かつ弾丸の殺傷力が小さく、64式消音サブマシンガンには構造が複雑、ストック固定金具が磨耗による間隙を自動的に補えないなどの欠陥が存在した。一方79式サブマシンガンには故障率が高い、威力が顕著に不足するなどの問題が存在した。

国内第2世代サブマシンガンとして、85式消音サブマシンガンの研究開発時、軍の指導思想は重量の軽減、機構の簡略化、信頼性の向上、寿命の向上だった。

この大原則の下で研究開発された85式消音サブマシンガンは、その全長がストック折りたたみ時0.63m、肩付け射撃用にストックを伸ばした時0.87mで、全体重量はたった5kgで、発射速度は毎分800発、79式サブマシンガンの1000発あまりに比べ、比較的大きな低下があった。

要するに、85式消音サブマシンガンは64式消音サブマシンガンの簡略化型で、その外形と消音機構は64式消音サブマシンガン同様で、いささかの機構は79式小型サブマシンガンと同じだった。

そのメリットは51式および64式拳銃弾薬が同時に発射でき、かつ消音効果がよいことで、ネット上ではそれは夜間のセミオート射撃時、銃口から50m離れたところでは光は見えず、昼のセミオート射撃時、銃口から50m離れたところでは煙が見えないとされている。

30発弧型マガジンを採用して給弾し、装弾数は64式消音サブマシンガン、79式小型サブマシンガンに比べて多く、このため火力持続性能がより良い。

だが研究開発年代に制限を受け、85式消音サブマシンガンには少なからぬメリットがあるものの、それにもかかわらず欠点も非常に顕著である。まず最も主要なのはこの銃にタクティカルレール、およびその他の類型のスコープが装備できず、射手の目視に頼って射撃するだけなことで、このため100m離れての射撃精度は高くない。

また、消音サブマシンガンであるがゆえに、その有効射程が短めで、拳銃弾薬の殺傷力にある程度欠陥があり、有効射程内の防弾衣を着た相手に対し致命傷が与えられない結果がもたらされ、戦時には射手の心理に対する影響が比較的大きい。

さらに、1980年代に研究開発されたが、その設計思想、製造技術、新材料の使用などは、それにもかかわらず依然として1970年代の水準に留まり、これは難なく銃全体の外観から判断できる。

本文は「国平軍史」によって発表された


 威力が低い、防弾衣を撃ち抜けない、遠距離の精度が悪いなどはサブマシンガンならやむを得ないことでしょう。64式、79式に関する記事も紹介したことがありそれらには非常に生々しい実戦使用状況に関する記述がありましたがこの記事には全くなく、目立った戦歴はないということでしょうね。





















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