各国の戦車砲用徹甲弾を比較 その1

 中国は非常に自信を持っているようですが。ちなみに今回も都合により2回に分けます。

http://tuku.military.china.com/military/html/2015-06-12/230900_2638929.htm


中米独日韓の徹甲弾の真の威力を詳解

1.後からやって来て上に位置する者たる中国:新三期戦車徹甲弾は世界のタングステン合金徹甲弾の第一位を代表する!

戦車徹甲弾は典型的な運動エネルギー弾で、弾丸の強度、重量、速度に頼って装甲を貫通する砲弾であり、現代の徹甲弾の弾頭は非常に尖っており、弾体は細長く、タングステン合金、劣化ウラン合金などでの製造を採用し、強度は極めて高い。軍事専門家は、現在世界で独立自主で高性能戦車徹甲弾を生産できる国は指を折って数えられるほどで、中国、アメリカ、ドイツという三国が研究開発した戦車徹甲弾は最も代表性を持ち、性能もその他の国より上である、とする。

我が国は戦車徹甲弾領域において長期にわたりずっと非常に立ち後れていたが、1980年代以後、中国は国外の弾薬技術の導入を開始した。1984年、我が国が自ら研究開発を行った120mm口径ハイプレッシャースムーズボア砲が工場試験をパスし、かつ1989年に設計定型に至り、89式自走対戦車砲と呼ばれた。新型120mmスムーズボア砲に使用される尾翼で安定するサボ付き徹甲弾は1970年代後期に研究開発が開始され、大長径比、全タングステン合金弾芯、高性能発射薬などの新技術を初めて採用した。

画像:中国の一体サボ付き徹甲弾の作業場

(頑住吉注:2ページ目)99式戦車が装備する徹甲弾

1980年代末期、我が国の第3世代戦車研究開発プロジェクトの始動と共に、それとセットになる125mm口径戦車砲および使用弾薬の研究開発作業が1985年末に開始され、安全のため研究開発過程は2ステップに分けて行われ、第1ステップは戦車砲のチャンバープレッシャーを120mmスムーズボア砲相当(あるいはやや高く)に保持し、さらに一歩の向上のポテンシャルを保持し、第1期弾薬(全タングステン弾芯)使用時、2,000mで220mm/65度の均質鋼板を貫通でき、かつ近距離で250mm/60度の均質鋼板を打ち抜く能力を保有する、というものだった。

(頑住吉注:3ページ目)我が国の徹甲弾の生産作業場

第2ステップは今世紀初めに完成し、より新しい砲用鋼材と加工技術を採用し、チャンバープレッシャーが前の世代の125mm砲に比べ30%以上向上し、新型サボ材料と静水圧押し出し一体成形技術のタングステン合金弾芯の全く新しい徹甲弾を採用すれば、我が国の第3世代メインバトルタンクの攻撃能力は2,000mで600mm以上に到達し、世界第一線の水準に位置する。この世代の125mm尾翼で安定するサボ付き徹甲弾は我が国の96、99系列戦車が主に戦闘に用いる弾薬でもある。

(頑住吉注:4ページ目)国産の輸出型VT-4メインバトルタンク

2014年、珠海航空展の期間、我が国のVT-4メインバトルタンクの総設計師である馮益栢は「現代兵器」誌の特別インタビューを受けた時、国産125mm戦車砲が発射する新型徹甲弾はすでに1,000mmのスチール装甲を貫通することができると明らかにし、同時に我が国がすでに電化学砲、レールガンなど新概念火砲の研究開発作業を展開していることを暗示した。これだけではなく、我が国の戦車専門家である臧克茂院士は2013年の「兵器知識」誌のインタビューの中で、「現在(我が国の)尾翼で安定する125mm劣化ウランサボ付き徹甲弾は2,000mの距離で1,050mmの均質装甲を打ち抜ける」と言った。

(頑住吉注:5ページ目)中国の徹甲弾の真の威力を展示

指摘しておくことが重要なのは、第3世代戦車の「装甲と砲弾の争い」の中で、複合装甲技術が急速に進歩しているため、現在勝負の天秤が装甲側に傾いていることである。特にアメリカのM1A2、イギリスのチャレンジャー2、我が国の99Aという3機種の戦車は、砲塔正面の装甲厚が非常に大きく、貫通に抗する能力はいずれも700mm均質装甲以上と見積もられ、アメリカのM829A3と中国の第三期を除き、各国の現役徹甲弾はいずれもこの3機種の戦車の砲塔正面を打ち抜き難い。

(頑住吉注:6ページ目)99G戦車の砲塔

2010年以後、我が国が研究開発した新型125mmタングステン合金徹甲弾が定型に至り、この弾は第三期弾と呼ばれる。設計要求に照らし、新型弾薬は2,500mの距離でいかなる現代戦車をも破壊する能力を持つ。ある時の極限深度貫通試験の中で、この弾はかつて4桁の数に近い貫通深度の記録を創造したとされ、つまり我々が文章の冒頭で見た1m深度貫通の由来である(頑住吉注:見てない見てない。一部省略されてるんですかね)。だが指摘しておくことが必須なのは、この1,000mmという貫通深度は実際には試験での貫通深度であって、真に西側の計算方式に照らせば、第三期弾の性能指標は、2,000mで700mm前後の均質装甲を貫通でき、その最大実験貫通深度は1,050mmを超える、というものだということである。

(頑住吉注:7ページ目)国産徹甲弾の威力

(頑住吉注:8ページ目)99戦車に弾薬を補充する

(頑住吉注:9ページ目は7ページ目と同じ。10ページ目)我が国戦車砲の新型劣化ウラン徹甲弾の模型および断面構造の展示

この前我が軍の戦車砲の新型劣化ウラン装甲弾の模型および断面構造も展示された。現在の技術はまだ米軍とでは一定の隔たりがあるが、それでも中国が研究開発する新型徹甲弾の突破性の試みとなった。

(頑住吉注:11ページ目)我が軍の戦車砲の新型劣化ウラン装甲弾の模型および断面構造の展示

(頑住吉注:12ページ目)我が軍の戦車砲の新型劣化ウラン徹甲弾がもし米軍の現役劣化ウラン徹甲弾の新たな能力を達成できたら、中国の第3世代戦車を鬼に金棒にさせるだろう。

(頑住吉注:13ページ目)画像:国産徹甲弾に蜂の巣にされた59戦車。

現在我が国は性能がより先進的な某型125mm戦車徹甲弾を研究開発中で、一部メディアによって第四期弾あるいは第三期改と呼ばれ、その全体性能はM829A3に近く、しかも我が国の第4世代戦車はすでに105mm口径火砲を選択使用しているため、我が国はさらに性能がより先進的な新型105mmタングステン合金徹甲弾を研究開発中である(頑住吉注:口径が小さくなるって意味分かんないんですが。「第4世代軽戦車」の間違いとか?)。























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