「台湾が遼寧艦を偵察」関連2題

 どうも不確実な情報が多く含まれているようですが。

http://military.china.com/important/11132797/20170716/30973882_all.html#page_2


台湾メディア、台湾軍ヘリが遼寧艦に随行し撮影を欲するが発進してすぐ発見されたと明るみに

台湾メディアは、台湾軍の承徳艦(画像上)のS-70対潜ヘリ(画像下)は遼寧艦艦隊の目視距離に進入し写真撮影を行った、とする。(画像のソース:台湾の「上報) (頑住吉注:何故か画像ないです)

海外ネット7月16日電 台湾メディア15日の報道は、遼寧艦が2016年末に台湾をめぐった期間、台湾軍の「監視随伴行動」を担当する承徳(ラファイエット)艦上のS-70対潜ヘリが発進しかつ遼寧艦の目視距離内に進入し、遼寧艦は一般の無線電信チャンネルによって中国語を用いて「接近には何の意図があるのか?」と質問し、台湾軍対潜ヘリの回答は写真を撮りに、で、さらに冗談で艦隊が分散して撮りにくい、とした。

これに対し台湾軍「海軍司令部」は15日夜この説を否認した。

台湾の「上報」15日の報道は、遼寧艦艦隊が2016年12月26日午前バシー海峡を通過して南海に進入した期間、付近海域で監視を担当していた台湾海軍の「承徳艦」上で、S-70C対潜ヘリが武装なしで発進し、遼寧艦に向けて飛んで写真撮影記録を行い、すぐに遼寧艦付近の護衛艦のレーダーによって発見された、とした。

この艦はまず国際緊急チャンネルを用いて台湾軍ヘリと連絡を取ろうと試したが成功せず、さらに海事チャンネルを用いて台湾サイドに向け連絡しヘリが離れるよう要求しようとし、最終的に遼寧艦は一般の無線電信チャンネルを用いて対潜ヘリと連絡を取った後、中国語をもってすでに目視距離に進入していると告知し、穏やかな口調でヘリが接近の意図を説明するよう要求し、かつ離れるよう請求した。

報道によれば、台湾軍対潜ヘリの操縦員は遼寧艦の質問を聞いた後、気軽に写真撮影記録に来たと回答し、かつ冗談で遼寧艦に向け、「君たちの艦隊の隊列は整っておらず、かつ分散しすぎ、我々に撮影しにくくさせており、しかも1回ではうまく撮影できない。」とした。遼寧艦は回答しなかった。

報道はさらに、台湾軍対潜ヘリは空中から、遼寧艦とそれぞれの護衛艦が動作を開始し、まず各艦の距離を調整かつ縮小し、かつ艦隊を整えたのを発見した、とする。台湾軍対潜ヘリは撮影を終えた後、遼寧艦艦隊とのこの人に知られぬ短時間の接触を終えた。

報道によれば、台湾安全保障業務部門は遼寧艦艦隊に接近しすぎることが原因で、「不必要な誤解をもたらす」ことを避けるため、目視距離に入るなとの命令を下していた。

だが台湾のS-70C対潜ヘリは明らかに規定に違反し、台湾安全保障業務部門責任者の馮世寛は遼寧艦艦隊が離れた後、蔡英文に向け「偵察と情報資料分析」総合報告を行う時、P-3C対潜機が遠距離で撮影した画像が模糊としていたためで、一方台湾海軍対潜ヘリの撮影はクリアかつ「プロ水準」を持つとし、蔡英文はさらに台湾海軍が「非常によく撮れた」と賞賛し、このことこそ台湾安全保障業務部門に台湾海軍の今回の規定違反の処罰を取り消させたのである。

一方台湾の「中央社」15日のその後の報道では、メディアのこの報道に対し、台湾海軍司令部は15日夜、報道内容は純粋に憶測に属し、事実に反するとしたという。

台湾海軍司令部はさらに、遼寧艦空母艦隊が台湾海峡に進出した期間、周辺の海域の状況を、台湾軍は「全過程密接に監視偵察および掌握」し、安全を確保し、民衆はご安心をと呼びかけた。

この前、台湾の「連合報」も2月3日かつて報道し、台湾軍のラファイエット級巡防艦康定号(PFG1202)も遼寧艦の随行監視任務を行った艦の1つだが、遼寧艦艦隊にまだ接近しないうちに、解放軍はもう国際救難通報の第16チャンネルを通じて公然と「名指し」して、「康定艦は10海里以遠を確保し、もって航行の安全を維持してください」と呼びかけ要求した、とした。その後、台湾安全保障業務部門は3日午後同様に否認し、「台湾軍の動態が解放軍によって掌握された事実は決してない」とした。

遼寧艦艦隊の今回の台湾海峡通過に対し、国台弁スポークスマンの馬暁光は1月11日の定例ニュース発表会で、中国人民解放軍海軍遼寧艦艦隊は西太平洋海域に赴いて遠海訓練を展開し、今回の訓練は年度訓練計画を根拠に組織的に実施された、とした。

同日、外交部副部長の劉振民は記者の質問に回答する時、遼寧艦の訓練過程の中で台湾海峡を往復したことは正常なことで、両岸関係に対しいかなる影響もないだろう、とした。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「国台弁スポークスマンの馬暁光(資料画像)」)


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台湾戦闘機がミサイルを搭載し「遼寧艦に挨拶」し、判断力が3歳の子供に及ばずと嘲笑される

【グローバル時報駐台湾特約記者 李名】 解放軍の遼寧艦が台湾海峡を通過した後、台湾メディアは4機のF-16戦闘機が8発のハープーンミサイルを搭載して「布陣し遼寧艦に挨拶した」と暴露した。

台湾の自由電子報13日の報道によれば、台湾空軍花蓮基地所属の4機のF-16戦闘機は、11日午後突然緊急発進し、かつ珍しくそれぞれ2発のハープーン対艦ミサイル、2発のAIM-120中型空対空ミサイルおよび2発のサイドワインダーミサイルを搭載して、空軍清泉崗基地に降着し戦備配備を完成させた。報道は、それらが搭載するハープーンミサイルは今年の正確射撃訓練時の1発に比べさらに多く、かつ空軍が4機の戦闘機を移動防御させた時は相当に慎重で、帰投する期間は数回の「敵を欺瞞する行為」を始動し、秘密保持が堂に入っていたと言える、とする。

連合ニュースネットは13日、ここ何日か花蓮の天空は非常ににぎやかで、少なからぬ民衆が戦闘機が頻繁に群をなして発進するのを感じたが、まだ演習だと思っていた、とする。ある陳という姓の軍事マニアは、このような搭載が出現するのはごく少なく、十何年前「漢光」演習の時にかつて見たことがあるだけで、今回は1回で4機出動し、空前にシリアスな事態ということができ、航空マニアの間で極めて大きな騒動を引き起こしている、と語る。ある台湾空軍当局者は、戦闘機の任務はごく簡単で、「布陣して挨拶し、中国に向け台湾の対艦の実力を見せる」ことだと明らかにした。だが台湾空軍401連隊政戦主任の郭志華は13日回答し、確かに離陸して清泉崗飛行場に向かったことはあったが、これは短距離降着シミュレーション訓練を行っただけで、決して外界が言うように戦備配備を行ったのではなく、メディアが憶測の性質で報道しただけだ、とした。

台湾「国防省」は13日、遼寧艦と随行する駆逐艦および護衛艦は、香港訪問の行程を終えた後で北に帰り、12日早朝2時40分台湾の「防空識別圏」に進入し、いわゆる「海峡中間線」に沿って西の海域を北に向け航行し、13日早朝2時に台湾の「防空識別圏」を離脱し、「国軍は全過程で動態を監視偵察して掌握し、台湾海を通過する時間帯、台湾海峡に特殊な状況はなかった」と明らかにした。自由電子報は、遼寧艦艦隊が今回の北への帰投で、台湾「防空識別圏」内に留まった時間は、合計23時間20分だった、とする。比較すると、その前に遼寧艦が南下し台湾海峡を通過し、台湾の「防空識別圏」内にいた時間はより長く、29.5時間に達した。台湾「国防省」はさらに、大陸東部戦区は13日午前7時頃に始まり、全部で多くの機種の実戦機が遠海遠距離航行訓練を行い、このうち一定数の轟ー6は台湾南部の「防空識別圏」外から、バシー海峡を経て宮古海峡を通過して再び元々の駐屯地に戻った、と明らかにした。別の一定数の轟ー6は宮古海域を通過して西太平洋に至って訓練した後で帰投した。台湾軍は、この2グループの爆撃機の訓練区域はいずれも台湾の「防空識別圏」外にあり、台湾軍はその活動全過程を監視偵察して掌握しまた対応できた、とする。

自由電子報はさらに、台湾「国防省」は大陸の機隊の規模を発表していないが、日本の防衛省がやや早く発表した情報は、13日宮古海峡を通過した轟ー6は全部で6機いたことをはっきり示している、とする。

島内の作家である王豊はこれに関し「国防省」が「国防気象省」になったと風刺した。彼は次のように語る。3歳の子供の判断力でも、台湾の某指導者がとち狂って「独立」を宣言しない限り、遼寧艦が台湾を全く傷つけないことを分かっており、どうして台湾の一般民が常に緊張する必要があるか、以後遼寧艦だけでなく、大陸第2隻目、第3隻目、第4隻目の空母が戦力化された後は、さらに台湾海に進出することは日常茶飯事のようになるだろうが、まさか年がら年中いつも大陸の空母が来ると「気象報告」しようというのか? 王豊はさらに語る。


 以後スラングだらけになってさっぱりわからないです。前の記事と後の記事では緊張感に大差があるのが気になりますが、台湾にとって大陸は法律上も「敵」であって、その強大な艦隊が通過する時には可能な限りの警戒をし、「侮りがたし」という実力を見せようとするのは当然でしょう。結果として成功したかどうかは分かりませんが。













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