韓国が長射程のミサイルを大量装備へ

 これも北朝鮮の脅威に対抗するためとされてるんですが。

http://military.china.com/news/568/20160816/23298775.html


韓国メディア:韓国、数百の地対地ミサイル配備へ 射程は北京周辺をカバー

韓国主要メディアの韓国連合通信社、「朝鮮日報」などは14日、ある消息筋の人物は、韓国は数百発の「玄武2」地対地弾道ミサイルの増加配備を計画しており、数は「何百発」かもしれないと明らかにした、と報道した。この情報源は甚だしきに至っては、韓国は「玄武2」ミサイルを生産することになるだけでなく、さらに「玄武3」空対地巡航ミサイルおよび潜水艦発射の「玄武3」巡航ミサイルを増加配備しようとしている、と言明した。

韓国メディアはさらに、射程800〜1,000kmの弾道および巡航ミサイルを配備する可能性があり、このようなミサイルは北京周辺地域を攻撃するに足りる、と言明する。韓国のこの配備計画がもし実行されれば、その自身の安全を防衛する需要をはるかに超え、地域の軍事バランスを深刻に打破し、冷戦終結後最も深刻なミサイル危機をもたらすことになり、その影響力は「THAAD」配備をはるかに超える。

(頑住吉注:原ページのここにある1枚目の画像のキャプションです。「韓国閲兵式で展示された『玄武2』ミサイル発射車」 続いて2枚目。「韓国連合通信社、『玄武2』ミサイル発射の画像を発表」)

「朝鮮日報」は次のように報道している。14日のある情報は、韓国軍は緊急状況下で同時に北朝鮮の多くの地域のミサイル基地や移動式発射架を大量に破壊するため、数百発の射程300〜500kmの国産「玄武」地対地弾道ミサイルを追加生産および配備することを計画している、とした。軍当局は同時に、遠距離空対地ミサイル、イージス艦や潜水艦などによって発射されるミサイルなどを利用し、北朝鮮の核兵器やミサイル基地に対し立体式破壊を行う、陸海空「韓国型三位一体システム」も推進している、とされる。

韓国連合通信社は、韓国政府のある消息筋の人物は14日、韓国軍は「玄武-2A」地対地弾道ミサイル(射程300km)および「玄武-2B」(射程500km)、「玄武-3」巡航ミサイル(射程1,000km)の就役量と予備の規模を大幅増加し、もって有事において同時に異なる地域に位置する北朝鮮ミサイル基地を破壊するのに便とする計画であると明らかにした、と報道した。

韓国軍サイドの人物は、こうしたミサイルは北朝鮮のミサイル発射陣地を攻撃するのに用いようとするものだ、と言明する。しかし視察者ネット軍事評論員は、現在韓国はすでに200発の「玄武2」地対地ミサイルを有し、射程は500kmで、北朝鮮全域をカバーできるだけでなく、甚だしきに至っては我が国の一部の地域まで打撃でき、すでに韓国国防の需要を超えており、新たにミサイルを増やすのはましてや必要ない、と指摘する。

視察者ネット軍事評論員は次のように言う。「アメリカ原子科学者連盟」ウェブサイトの報道によれば、韓国は現在すでに1987年にアメリカの「ナイキ」ミサイルをベースに開発した「玄武1」型地対地ミサイルを全部退役させ、元々このミサイルを操作していた部隊は約200発の「玄武2」型ミサイルに換装済みで、この中には射程300kmの「玄武2A」と射程500kmの「玄武2B」が含まれ、ある情報は韓国はすでに射程800kmの「玄武2C」ミサイルを開発している、と指摘している。

「玄武2」は弾道ミサイルで、このミサイルは1990年代の北朝鮮の「ノドン」(火星10)ミサイル開発成功を利用して、アメリカが1979年当時制定した韓国に対する軍事技術輸出制限の打破を決定した後、アメリカの技術を利用して研究開発された。また、ある外国メディアの報道は、韓国は成功裏にロシアとの運搬ロケット合同開発の名目を借りて大量の弾道ミサイルに用いることのできる技術を獲得しており、これは「玄武2」ミサイルの継続しての改良や射程延長に用いられた可能性がある、とする。

このミサイルの射程はアメリカが韓国に向け販売した陸軍戦術ミサイルをはるかに超え、「玄武2A」ミサイルの射程は300kmあり、戦闘部は500kgである(韓国国内から発射して、我が国の丹東を攻撃するに足りる)。「玄武2B」は射程が500km(韓国国内から発射して、我が国の沈陽を攻撃できる)、戦闘部は500kgである。「玄武2C」ミサイルは射程が800kmに達し得、戦闘部は500kgである(800kmの射程は韓国国内から発射して、全山東省、遼東半島をカバーするに足り、もし北京方向に向け飛行したら、最長で唐山、天津などの都市に落ち得る)。

(頑住吉注:原ページのここにある1枚目の画像のキャプションです。「韓国の『玄武3』巡航ミサイル」 続いて2枚目。「このミサイルの射程はソウルから北京まで打撃するに足りる」)

(頑住吉注:これより2ページ目。1枚目画像のキャプションは「玄武3ミサイル発射車」です。続いて2枚目。「韓国はさらに新型3,000トン級通常潜水艦のために潜水艦発射弾道ミサイルと巡航ミサイルを開発する計画である」)

「玄武2」弾道ミサイルの他、韓国はさらに「玄武3」巡航ミサイルを研究開発済みで、その射程は500kmから1,500km、戦闘部は重量500kgである。(射程1,000kmのミサイルは韓国国内から発射して、北京を攻撃するに足りる)

アメリカの「原子科学者連盟」ウェブサイトは、上述の韓国のミサイルは核、生物、化学兵器を搭載するポテンシャルを有する、と考える。

アメリカが当時韓国に対し制定した射程180km以上のミサイルの研究開発禁止の制限は、まさに韓国のミサイルが中国に対し直接の脅威を生じさせることを避けるためだった。だが今、アメリカの上述の制限の解除と共に、韓国軍の一部の人の野心は明らかにすでに野に放たれた野生馬のごとく、その追求する攻撃能力はすでに本国防衛の需要をはるかに超えている。

もし韓国が本当に何百発の上述のミサイルの配備を企図したら、このことの中韓関係に対する影響は現在大いに騒がれている「THAAD」事件をまるで子供の遊びのようなものに変えさせることになる。もし韓国が本当に数百発の中国を攻撃するに足りるミサイルを配備したら、事件の影響力はきっと朝鮮半島の範囲を超え、全く誇張なく言って、これは甚だしきに至っては真の「アジア版キューバミサイル危機」を引き起こし得る。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「もし韓国が中国を攻撃するに足りるミサイルを積極的に配備したら、東北アジア情勢に対しどのような劣悪な影響を生じさせるか想像できる(画像は朴槿恵の韓国軍ミサイル発射の視察)」)

(文/視察者ネット 堵開源)


 韓国が中国を何百発かのミサイルで攻撃したら当然何倍もの報復攻撃を受けることになるわけで実際にそんなことができるわけはなく、また核はともかく生物、化学兵器を搭載するポテンシャルがないミサイルなんて基本的にないだろうと思われ、増してや「『THAAD』事件をまるで子供の遊びのようなものに変えさせる」、「アジア版キューバミサイル危機」とかちょっと煽り過ぎの感じがしますけど、こうしたミサイルが理論的に日本本土を攻撃するのにも使えるのも確かなことです。














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