韓国関連2題

 いずれも直接間接にTHAAD問題と関連します。

http://news.china.com/international/1000/20170412/30414048.html


韓国メディア:韓国、新たな旅行客のソースとなる地の開拓を計画 中国の旅行客の流出を補う

【グローバルネット報道 記者 李小飛】 韓国観光公社(韓国旅行局)は4月12日記者会見を開き、旅行客のソースとなる地の多元化の実現および韓国国内旅行の活発化によって、中国の「THAAD」韓国入りへの対抗が原因でもたらされた韓国を訪問する中国の旅行客の流出を補い、旅行業の受けるネガティブな影響を減少させる、とした。

韓国連合通信社の報道は、韓国観光公社は説明し、3月16〜4月9日、韓国を訪れた中国の旅行客は前年比63.6%減少し、このことは同時期に韓国を訪れた外国の旅行客が21%減少する結果ももたらし、韓国観光公社社長の鄭昌洙は、もしこの種の状況が持続したら、中国の旅行客は52%(約400万人)減少することになると見られ、将来さらに周期的性質の減少が出現する可能性があり、観光公社は対応方案を出すことになるとした、とする。

報道は、現在の主要な任務は旅行客のソースとなる地の多元化の促進、中国に代わる新市場の掘り起こしである、とする。韓国観光公社は中国以外の地域の旅行客の訪韓目標人数を高く調整し、2016年の917万人から1,120万人にまで引き上げ、そのうち日本の旅行客を吸引する目標は元々の250万人から300万人にまで引き上げる。

また、韓国観光公社は17億の人口を持つムスリム市場を開拓するため、できる限り早くムスリム友好レストランや祈祷室など旅行基礎施設を拡大しつつある。東南アジアの旅行客を吸引するため、韓国観光公社はさらにタイ語、マレー語、インドネシア語、ベトナム語ができる移民を選抜して主要な観光スポットで解説員をさせることを計画している。

旅行客のソースとなる地の多元化と同時に、韓国観光公社は韓国人の出国しての旅行の需要を韓国国内旅行に転じる。鄭昌洙は今回の危機を利用して旅行インフラを拡充し、国内旅行に持続可能な発展を実現させることを希望している。


 どうも日本の旅行客も少なくとも短期的には減少しそうな雰囲気ですけどね。

http://news.china.com/international/1000/20170412/30410542_all.html#page_2


翻臉比翻書還快! 韓国の2人の大統領候補者、発言を改めTHAADに肯定的に (頑住吉注:「翻臉比翻書還快」は検索しましたが意味がこの場合に適合せず不明です。)

【グローバル時報駐韓国特約記者 済冬 グローバル時報記者 李娜】 韓国メディアは11日報道し、最近朝鮮半島の安全情勢が緊張し、最大野党共同民主党の大統領候補者である文在寅と国民の党の大統領候補者である安哲秀の「THAAD」韓国入りに対する立場に微妙な変化が発生し、公然と条件ありで韓国に「THAAD」を配備して良いとしている。だがある分析は、現在の選挙情勢にはこの二強が覇を争う局面が出現しているため、二人のこの態度表明は選挙民の票を吸引する策略性の発言の可能性がある、と考える。

現在韓国大統領選挙までまだ4週間ある。韓国紐西斯通信社の報道によれば、文在虎は11日慶尚南道昌原市で行った記者会見で、もし北朝鮮が第6回核実験を強行し、継続して核兵器を開発したら、韓国はあるいは不可避的に「THAAD」を配備することになるかもしれない、と語った。もし北朝鮮がさらなる一歩の挑発を停止し、核を凍結し、完全な核放棄のため協議のテーブルについたら、「THAAD」配備決定は保留できる。もし北朝鮮が完全に核を放棄したら、韓国に「THAAD」を配備する必要はない、と。韓国連合通信社は、文在寅はこれまでずっと韓国に「THAAD」を配備するか否かは次の政府によって決定されるべきで、しかもこの問題は議会の批准を獲得することが必須であると主張していた、とする。多数の視点は、文在寅は「THAAD」韓国入り支持に転じ始めていると考える。

同一の問題に対し、安哲秀は10日「朝鮮日報」のインタビューを受けた時、もし安全保障に問題が存在して経済に腕の振るい場所が全くなかったら、党内の人物が「THAAD配備反対」の党論を撤回するよう説得を試みる、と語った。9日、彼は韓国連合通信社の特別インタビューを受けた時、「THAAD」配備プロセス業務がすでに始動している状況下で、執政を承諾した後で配備を取り消すのは、大統領候補者にあるべき面貌ではない、とした。

最近のいくつかの世論調査の中で、文在寅の支持率(32.7%)が初めて安哲秀(36.8%)に抜かれた。ある韓国メディアは、安哲秀の支持率上昇は背後で主に保守層の「大幅移動」のおかげをこうむっているとする。「韓国日報」11日の評論は、大統領選挙の期日が近づくにつれ、安全保障の議題がどんどん選挙民の目を引きつけている、とした。特に現在文在寅と安哲秀の選挙での状況は非常に接近しており、このため選挙民に向け自らの安全保障の危機に対応する指導力を証明しようとしている。2人は期せずして同じく「THAAD」問題の上で婉曲な支持の態度を示し、もって右派と中間右よりの選挙民の支持を勝ち取ろうとしている。仁川大学教授の郭長成は、現在の半島周辺の形勢を考慮すれば、安全保障問題は今回の大統領選挙で最後になっても消失し難い重要な変数となり、いかなる大統領候補者もあえて軽々に扱わない、と語る。

韓国大統領選挙候補者が「THAAD」問題を利用して腕を振るっている時、韓国の現看守政府は加速して「THAAD」配備プロセスを推進している。「THAAD星州配備撤回要求闘争委員会」からの情報は、11日14時20分から、8機の「チヌーク」ヘリが「THAAD」配備に必要な物資や装備を星州ゴルフ場に運び込み、過程は20分間持続した、とする。

目測によれば、輸送された物資には2台のブルドーザー、1台の掘削機、2台のコンテナ、2つの水槽などがあった。同委員会は、環境への影響の評価を経ない状況下でもう土を掘り土地を均す作業を行うことは明確な違法行為である、とする。韓国軍関係者は回答し、現地住民が道路をふさぐなどの方式を採って抗争を持続していることにかんがみ、現地住民と摩擦を生じさせるのを避けるため、ヘリを用いて物資を輸送する方式を採ったのだ、と語った。この当局者はさらに、「THAAD」配備の必需物資と装備はすでに準備が終わった、とした。

韓国メディアは、韓国大統領選挙まで残すところ1ヶ月に満たないという時、中国とアメリカはそれぞれ半島関連業務担当の当局者を派遣して韓国に赴かせ、かつ並行連続して大統領候補者と面会を行っていることに注意している。韓国連合通信社の11日の「中米、順繰りに韓国大統領候補者に接触しTHAADなどデリケートな問題を探る」と題する報道は、韓国を訪問中の中国政府朝鮮半島関連業務特別代表の武大偉は11日それぞれ正党の大統領候補者であるリュウチェンミン、正義の党の大統領候補者であるシェンシャンディンと面談し、さらに国民の党の党首である朴智元、文在寅の選挙本部責任者である宋栄吉、韓国議会副議長の沈在哲などと面会したとする。面会の中で、武大偉は不断に「THAAD」韓国入りが既成事実との立場に反対であると重ねて言明し、「THAAD」のX周波数帯レーダーの探知計測距離問題を強調し、このことは中国の安全に対し深刻な損害をもたらすと明確に表明した。

先月20日、アメリカの6カ国協議首席代表、アメリカ国務省対北朝鮮政策特別代表のジョセフ インは相次いで安熙正、リュウチェンミン、朴智元など政界の要人と面会し、かつ文在寅の政策顧問と接触を行った。当時ジョセフ インは相手方に「THAAD」などデリケートな問題の上での見方を質問した。ある韓国メディアは分析し、韓国政府がまもなく変わるのにつれ、対内外政策に小さくない変化が発生する可能性があり、中米は転ばぬ先の杖で事前に探り、もって対応に便としている、とする。


 日本もこうした動きをしているんですかね。













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