台湾関連2題

 まずこれまでも何度か紹介したことがあるスパイ事件関連の記事です。

http://military.china.com/important/11132797/20140311/18386438.html


台湾海兵隊、初めてスパイ案件を暴露される 台湾:大陸の浸透はあらゆる隙を狙う

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「台湾メディアの報道は、台湾海兵隊が初めて『スパイ案件』を暴露された、とする」)

台湾軍がまたいわゆる「スパイ案件」を暴露された。違うのは、今回「浸透」を受けたのが台湾軍の精鋭たる海兵隊だということである。

「連合報」は10日、台湾海兵隊学校は海軍左営基地内に位置し、「国軍」水陸両用作戦戦術の最も主要な機関であるとした。海兵隊上佐の廖益聡は退役後に学校に再雇用されて教官の任についたが、貯金を使い果たし、手元不如意だったため、2010年に上海に旅行した時、台湾商人の取り持ちを経て安全部門人員と知り合い、「相手方は彼の金がないという弱点を掌握し、毎月2万人民元(約10万新台湾ドルに相当)の報酬を払い、その後彼が大陸に旅行に赴く航空機チケットの金も大陸の軍によって支払いがなされた。廖益聡は条件が素晴らしいと考え、台湾に戻って組織を発展させることに同意し、目標は若い将校の取り込みだった。彼は後輩の胡広泰が学校で非常に影響力があることを知り、2万人民元の半分を胡広泰に与えることを承諾し、胡広泰に地下組織の発展を助けさせようとした。報道はさらに、大陸は台湾の各海兵隊要塞の堡塁の資料を掌握することを希望し、廖益聡は胡広泰に教官の身分を利用して密かに学生を探してご馳走させたが、後に学生は彼が探りを入れて訊く情報が非常に怪しいことに気付いた、とする。徐々に警戒心が起こり、最終的にある人が上級に向け報告した。「胡広泰が接触した機関には水陸両用偵察捜索大隊、海兵隊第66旅団および第99旅団が含まれ、これらの将校はいずれも第一線の作戦の精鋭で、軍の機密を外に漏らすことの結果は想像に堪えない。」 文章は、検察サイドは「国家安全法」違反により2人を起訴し、最高で5年の有期懲役刑に処せられる可能性がある、とする。

「連合報」は、海兵隊の将校が「スパイ」になったというのは前代未聞であり、「両岸関係は近年緊密に発展しているが、大陸が台湾への浸透を放棄したことは全くなく、中央社元記者さえ取り込まれた疑いがあり、浸透があらゆる隙を狙っていることは明らかに分かる。」とする。

(頑住吉注:2ページ目)台湾海兵隊は台湾の精鋭作戦部隊である

(頑住吉注:3ページ目)台湾少将の「スパイ案件」はかつて大いに騒がれた

(頑住吉注:4ページ目)台湾軍は、少将「スパイ案件」は台湾軍の士気を低下させた、とする

(頑住吉注:5ページ目)台湾軍は、E-2Cなどを含む多項目の先端武器の重要資料がすでに漏らされた、とする

(頑住吉注:6ページ目)馬英九は軍内の「スパイ案件」を知ると非常に憤怒した

(頑住吉注:7ページ目)台湾メディアが暴露したいわゆる「スパイ案件」

(頑住吉注:8ページ目)台湾軍の87名の将校が「スパイ案件」に関わり、人数は新記録だった


 現にスパイ活動を行ったのに最高刑5年というのは軽いように感じますが、まあやり方は稚拙だったようですね。

 次は台湾に実際どれだけの防衛能力があるのかに関する記事です。

http://military.china.com/important/11132797/20140311/18386815_1.html


台湾の「国安局長」:大陸がもし台湾を攻撃したら、1ヶ月守ることは非常に難しい

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「台湾の『国安局長』蔡得勝は、もし解放軍が台湾を攻撃したら、台湾を1ヶ月守ることは非常に難しい、とした」)

台湾の安全保障業務部門の責任者である厳明は先週、「もし解放軍が台湾を攻撃したら、台湾軍は1ヶ月守ることができる」と語った。だが台湾の「国安局長」蔡得勝は、もし現代の戦争の模式をもって見れば、「台湾は必ずしも守れない」と考える。

ちょうど先週、ある民進党の「立法委員」は質問する時、台湾の「国防大臣」厳明に、「もし中共の台湾に対する脅威が減っていなかったら、台湾軍は何日守れるのか?」に答えることを迫った。厳明は自信を持って、実兵演習の検証を経て、「最小で1ヶ月」と回答した。彼はさらに、台湾軍は大陸と軍備競争はしないが、「防衛を堅く守り、有効に脅して阻む」に照らし、台湾の安全を守る能力は絶対にある、とした。

台湾の「連合報」の報道によれば、同じ議題に関し、台湾の「国安局長」蔡得勝は10日、もし現代の戦争の模式をもって見れば、我々は必ずしも守れない」、何故ならさらに台湾民衆に敵に抗する意識があるか否かを見る必要があるからで、もし皆が離れたら、「1ヶ月守ることは非常に難しい。」とした。

(頑住吉注:2ページ目)台湾軍が行う対上陸演習

(頑住吉注:3ページ目)台湾空軍のF-16戦闘機群

(頑住吉注:4ページ目)台湾海軍の通常潜水艦はすでにほとんど作戦能力はない

(頑住吉注:5ページ目)中国海軍は台湾海軍に対し圧倒的優勢を持つと言える

(頑住吉注:6ページ目)解放軍がもし台湾を攻撃したら、すぐに制空権を取得することになる

(頑住吉注:7ページ目)陸軍は台湾海戦争の中で、あるいはむしろ占領任務を執行するかもしれない

(頑住吉注:8ページ目)大陸の打撃を防御する台湾の宣伝映画


 これはまあ中国の宣伝の色彩を持った記事で、本来の発言の主旨は「我々軍が台湾を守るには民衆の支持と協力が必要だ」というものだったのでは。
















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