殲ー20のセンサーはF-22以上?

 まあずっと遅れて登場する以上進んでる部分もあって当然かとは思いますが。

http://tuku.military.china.com/military/html/2014-03-18/222936_2473050.htm


殲ー20の光電子システムが全面的に明らかに 米軍のF-22を超越

2014年3月2日、最新のコードナンバー2011の殲ー20第4世代戦闘機が初飛行に成功し、我が国の殲ー20戦闘機の研究開発が全く新しい段階を迎えたことを象徴的に示した。この全く新しい殲ー20戦闘機は外観上以前に出現したコードナンバー2001および2002の殲ー20戦闘機と大きな差異があり、多くの軍事マニアを興奮させて止まない。

(頑住吉注:2ページ目)2011号殲ー20戦闘機の最新の画像の中で、少なからぬネット仲間は機首下方に菱形(頑住吉注:どう見ても五角形ですが)のウィンドウがあることに注意しており、ウィンドウ表面の規則的な多角形の分布形態と材質から見て(頑住吉注:材質は画像見ても分かるわきゃない、色や光沢からの推測でしょうな)光学ウィンドウに違いない。ある分析は、この装置は殲ー20戦闘機が分布式光学孔径システムを採用している可能性があることを示している、と考える(画像に感謝:飛揚軍事)。

(頑住吉注:3ページ目)実際、2001号殲ー20戦闘機試験飛行の時、早くももうあるネット仲間は機首部分にやはり類似のウィンドウがあることに注意していた(画像の中の赤で囲ったところ)。初期の殲ー20の画像の中では、機首部分にはっきりした窪みがあることがクリアに見て取れる。これはF-35戦闘機のAN/AAQ-37分布式光学孔径システム(EODAS)の探知計測ヘッドとよく似ている。

(頑住吉注:4ページ目)コードナンバー2011の殲ー20戦闘機の機腹部下方の、分布式光学孔径システムらしきものの位置(画像の赤で囲ったところ)。

(頑住吉注:5ページ目)F-35戦闘機のAN/AAQ-37探知計測システムは6つの探知計測ヘッドと処理機からなる。当初少なからぬ人は、これは普通のレーダーの警報装置に過ぎないと考えたが、その後公開されたデータ資料の中の情報は人を大いに驚愕させた。(画像のナンバーのところはF-35戦闘機の分布式光学孔径システムの6つの探知計測ヘッドの位置)

(頑住吉注:6ページ目)F-35戦闘機に搭載される分布式光学孔径システムは、敵サイドのミサイルの来襲時に事前警報を提供することができるだけでなく、さらに遠いところの敵機の位置を探知計測でき、またナビゲーションカメラヘッドとして使用し、戦闘機のために360度の視野画像を提供することもでき、これはF-35戦闘機専用の全景式ヘルメット内に表示される。この種の能力は近距離空中格闘戦に対し極めて重要であり、空対空格闘ミサイルに肩越し発射の能力を獲得させることができる。(画像の中のナンバーのところはF-35戦闘機の分布式光学孔径システムの6つの探知計測ヘッドの位置)

(頑住吉注:7ページ目)ある報道は、F-35戦闘機は分布式光学孔径システムに頼り、双方のレーダーがいずれもONになっていない状況下で90kmも離れてF-16戦闘機を発見でき、甚だしきに至っては1,300km近く離れて敵サイドの飛行中の弾道ミサイルを発見できる、としている。また、このシステムはさらに敵サイドの地上目標の赤外線信号を探知計測し、ロックオンし、その後攻撃できる。

(頑住吉注:8ページ目)アメリカのF-35戦闘機が使用する光電子追跡作戦システム(EOTS)。このシステムはAN/AAQ-37探知計測システムの重要な組成部分である。

(頑住吉注:9ページ目は同一の内容に「(画像のソース:超大軍事)」が加わっただけです。)

(頑住吉注:10ページ目)アメリカのF-35戦闘機が搭載する多機能ヘルメット。分布式光学孔径システムによって収集された情報をヘルメット作戦システムの中に表示できる。

(頑住吉注:11ページ目)F-35戦闘機は世界で初めて、また唯一、分布式光学孔径システムを採用した戦闘機であり、より早く研究開発されたF-22戦闘機すらこのような「贅沢品」を幸いにも使用することはできない。

(頑住吉注:12ページ目)もう1種類の第5世代戦闘機であるロシアのT-50が採用するのは依然伝統的な球形光電子探知計測システムであり、このシステムの採用は航空電子システムの総合性能とコストダウンの考慮から出たことである可能性があるが、同時にレーダー反射面積も増加させた。画像はT-50第5世代戦闘機で、コックピット前方に突起した球形光電子探知計測ヘッドが見える。

(頑住吉注:13ページ目)現在見たところ、レーダーを主要な探知計測手段とする超視距離空戦システムはすでにピークにまで発展しており、それはすでに早期警戒機、機載火力コントロールレーダー、アクティブレーダー制御誘導空対空ミサイル、敵味方識別、データリンク、総合電子対抗システムを包括する総合的システムに発展し、特にフェイズドアレイレーダー、無線周波数貯蔵などの技術の運用は、超視距離空戦システムの目標探知計測、電子対抗、多目標攻撃などの能力に飛躍的向上を獲得させ、すでに現代空戦の主要な形式となり、すでに新世紀の作戦機の標準装備となっている。画像はコードナンバー2011の殲ー20第4世代戦闘機の最新の試験飛行の画像。

(頑住吉注:14ページ目)だがレーダーの1つの欠点は、電磁波の輻射を必要とし、したがって自らの位置を暴露することである。この欠点はステルス機にとっては特にデリケートと言える。またレーダーステルス技術も顕著な進展を取得しており、成功裏に戦闘機のRCSを何ランクも低下させている。このようにレーダーの第4世代作戦機の中での作用は低下中であり、戦闘機は新たな探知計測手段で自らの戦場における探知計測能力を向上させる必要がある。これこそが赤外線探知計測なのである。画像はコードナンバー2011の殲ー20第4世代機の最新の試験飛行の画像。

(頑住吉注:15ページ目)赤外線探知計測システムのメリットは、それが相手方の赤外線をキャッチすることによって相手方の位置を確定し、電磁波の輻射を必要とせず、したがっていわゆるサイレントな目標探知計測が実現されることである。戦闘機は非常に早くからもう赤外線探知計測システムの配備を開始し、目標の探知計測に用いていた。このようにすればレーダーが妨害を受ける、あるいはレーダーを沈黙させた状況下で依然目標に対する掌握を保持し、もって戦闘機の厳しい電子戦環境下での作戦能力と生存能力を向上させることができる。だが初期の赤外線システムは基本的な部品の制約を受け、採用されたのは点光源探知計測方式であり、探知計測距離は短く、敏捷性が劣り、このため広範な運用は達成されなかった。だが技術の進歩と共に、赤外線成像システムが出現し、やっとこの問題が解決された。このため第3世代半および第4世代作戦機は普遍的に赤外線成像探知計測システムの配備を開始したのである。画像はスホーイー27戦闘機の機首部分。コックピット前に突起した球形の光電子探知計測ヘッドに注意。

(頑住吉注:16ページ目)だが赤外線成像探知計測システムにも特有の欠点がある。それはその波長が比較的短く、飛行機の外皮を透過して目標を探知計測できず、機体を探し出して目標を視察することが必須だということであり、このようだと第4世代戦闘機のステルス性能に影響する(頑住吉注:この部分何言ってるのか分かんないです)。このためステルス戦闘機に関して言えば、機体の表面が平滑で、突起物がないことを保証することが必須である。もし突起物を採用しない光電子探知計測システムなら、埋め込み式ウィンドウの採用が必須であり、こうすればそれぞれの光学ウィンドウの視野が制限を受け、多数の光学ウィンドウが必要となる。いかにして多数のウィンドウの情報を一体に融合するかは人の頭を悩ませる問題となる。画像はスホーイー27戦闘機の機首部分。コックピット前に突起した球形の光電子探知計測ヘッドに注意。

(頑住吉注:17ページ目)分布式光学孔径システムは、非常に良好に探知計測とステルスの間の矛盾という問題を解決した。我が国の殲ー20戦闘機が分布式光学孔径システムを採用することは、技術的に決して不可能なことではない。何故なら殲ー20戦闘機を研究開発する時、すでにある第5世代戦闘機がこの技術を使用中だったからで(頑住吉注:たぶん数字間違ってますね)、このため初期バージョンの殲ー20にはこの方面の余地が残され、もって後期のグレードアップ改造に便とした可能性が高い。これなら何故コードナンバー2001の殲ー20戦闘機の機首の位置に窪みの構造が出現していたのかも説明できる。画像はコードナンバー2011の殲ー20第4世代戦闘機の最新の試験飛行の画像。

(頑住吉注:18ページ目)技術的に言えば、分布式光学孔径システムには2つの大きなカギとなる重要問題がある。1つは赤外線ヘッドの高度の敏感性という問題を解決し、それに充分遠くを充分正確に見えるようにさせる必要があること。2つ目は高性能のコンピュータを配して各センサーの情報の集中処理ができるようにすること。この2つの問題の上で、中国の軍事工業企業はいずれも自らの優勢を有する。画像はコードナンバー2011の殲ー20第4世代戦闘機の最新の試験飛行の画像。

(頑住吉注:19ページ目)これは人を興奮させる情報であり、我々はこの中から殲ー20というこの戦闘機の起点の高さを窺い見ることができる。国外の評論は、殲ー20を米軍のF-22と比較することを非常に好むが、我々は、殲ー20戦闘機の全体設計はF-22に対抗するためかもしれないが、その航空電子システムはより高度な機種であるF-35を照準しているのだ、ということを見て取ることができる。画像はコードナンバー2011の殲ー20第4世代戦闘機の最新の試験飛行の画像。

(頑住吉注:20ページ目)殲ー20第4世代戦闘機がもし分布式光学孔径システムを採用していたら、非常に大きく戦場感知能力と情報探知計測能力を向上させることができるだけではなく、より重要なのはレーダーステルス方面の性能にも空前の向上が獲得されることである。仮想してみよう。もし殲ー20とF-22が正面から対抗したら、航空電子システムの上で殲ー20は優勢を占める。一方F-35に対処する時は、機体自体の性能が優勢を占める。このようになれば、殲ー20はF-22およびF-35に対応する時、いずれも余裕綽々である。画像はコードナンバー2011の殲ー20第4世代戦闘機の最新の試験飛行の画像。

(頑住吉注:21ページ目)画像はコードナンバー2011の殲ー20第4世代戦闘機の最新の試験飛行の画像。

(頑住吉注:22、23、25ページ目)ネット仲間が撮影した、成功裏に初飛行するコードナンバー2011の殲ー20第4世代機

(頑住吉注:24ページ目)ネット仲間が撮影した、初飛行前の2011号殲ー20第4世代機


 しかし同じ種類の設備を搭載しているからといってその性能、情報処理の能力などが互角とは限らないわけで、総合的に見てこの方面における中国の能力がアメリカと互角とはちょっと信じられないですね。




















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