スホーイ-57が起死回生?

 これまで失敗作確定みたいな論調が多かったんですが‥‥

https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-01/doc-ihvhiqax6102967.shtml


ロシアのスホーイ-57の失敗は確定事項? 依然最後の逆転勝利の一縷の望みあり

旧ソ連解体後、15の独立国家となり、最終的に各自が我が道を行ったが、ロシアが最大の一ブロックに分かれ、7割を占め、これよりよく知らない戦いの道を行き、過去の古い道を断ち、新たな道は不透明さに満ちていたが、10年の彷徨期を経て、ロシアはついに覚醒した。西側は腹黒く、絶対に友ではなく、大国はいつも光栄で、しかも孤独であり、頼れるのは自らのみだ、と。

その後は他ならぬロシアが不断に軍備を再興する過程で、軍事工業が放棄したプロジェクトは徐々に回復され、戦闘機、爆撃機、戦闘艦、原潜、核ミサイル全てに一定の好転があり、最終的にゆっくりと安定してきた。この20年間、ロシアの投資すること最多のプロジェクトは核ミサイル・原潜プロジェクトで、これを除けば戦闘機である。ロシア人の考え方はごく簡単で、核ミサイルは国家が大規模侵入を受けないよう防衛し、戦闘機・戦車・軍艦などの戦術武器はロシアの小規模衝突における勝利を保証する。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「スホーイ-57はロシア独立後20年で独自開発した新型戦闘機だが、失敗に帰した」)

だが非常に不幸なのは、ロシアのここ20年あまりの軍事工業プロジェクトが、原潜と核ミサイルを除き、進行がいずれもごくスムーズさを欠き、T-90戦車、新型戦闘艦が全て不断に遅延したことで、しかも最もまずいのは、新時代のロシア制空権の核心としてのスホーイ-57戦闘機の、核心的な設計要求が完全に失敗し、飛行機は全くステルスでなかったことで、このことは直接的に深刻な結果をもたらした。総設計師のボゲシャンが辞職を迫られ、しかもロシア政府も極度に失望し、たった12機の発注を与え、1年2機で、第6世代機の技術検証機としてのものに過ぎなかった。

スホーイ-57戦闘機の何十億アメリカドルと20年の時間を費やした研究は失敗に帰し、ロシア政府はやむを得ず視線を転じ、元々大量購入すると定められていたスホーイ-57の発注を、半分の価格のスホーイ-35に転じ、スホーイ-35の安定した空対空および空対地性能と種類の多いミサイルに頼って局面を維持するしかなかった。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「スホーイ-35は大量発注を獲得し、ロシア軍事工業のために最後の貢献をなすことが望め、これはスホーイ-27ファミリー最後の予熱でもある」)

アメリカの第6世代機技術研究開発は2000年以後に始動し、2015年以後徐々に加速していて、ロシアはすぐに2世代引き離されようとしているが、この種の局面に対しロシア人も弱みを見せず、新たな突破展の探し出しを極力争い、カーブしての追い越しを企図している。

そして最終的に一筋の光を探し出した。これこそマイクロ波光子レーダーである! この種のレーダー最大の特徴は、体積が小さく重量が軽く、発見距離が長く、しかも飛行機に対し直接成像でき、成像の解像度は伝統的なレーダーに比べ何十倍の向上では留まらず、効果が良好なことである。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「簡易な光子レーダーは直接飛行機に対し成像でき、新時代を開いた」)

ロシア人の公式な宣伝は大体次の通りである。探知計測距離は超越的に長く、エネルギー転化効率は60%に達し、伝統的レーダーはやっと30%で、しかも騒音が伝統的レーダーに比べ100倍以上低く、極めて大きく信号雑音比を向上させ、ステルス目標に対する理論上の探知計測距離は500kmを超える!

しかも新型レーダーの帯域幅は伝統的レーダーの何十倍で、レーダーの距離識別率を何十倍に向上でき、しかも新型レーダーは超越的に大きな帯域幅、大きな動態範囲、マルチ作動模式を持ち、有効に照準式や阻塞式妨害に対応でき、ほとんど敵の電子妨害に対し免疫があると言え、アメリカ人の強大な電子妨害機は完全にゴミと化す!

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「アメリカの電子妨害機はロシア人を手をつかねて無策とさせているが、新たなレーダーは直接電子妨害を無視することになる」)

しかも最大のメリットはレーダーの重量と体積が現有のレーダーに比べほとんど半分以下に下げられることで、このことは非常に大きな設計のメリットをもたらし、レーダーは薄板に作って飛行機表面に貼ることができ、飛行機がより軽くより敏捷に設計でき、飛行性能に対する影響がより小さい。当然最大のメリットはさらに現有のステルス機はこの種の光子レーダーに対し完全に無効だということで、最初の設計原理はこの種の周波数帯のステルスを考慮したことがないのである。

ロシア、中国、アメリカ、ヨーロッパいずれもこの新型レーダーに対し多くの実験を行い、簡単な原理サンプル機試験は初歩的に、この新型レーダーは新時代を開くことを証明している。ロシア人がこのチャンスをつかむことができれば、スホーイ-57戦闘機はあるいは本当に逆転勝利できるかもしれない! (作者の署名:大水)


https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-10/doc-ihvhiqax7834393.shtml


ロシア軍のスホーイ-57は独自の尖端技術を具備 ステルス機を直接見ることができる

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「スホーイ-57」)

中国のスホーイ-57に対する評価が非常に高く、外界はトルコが購入を準備し、スホーイ-57を用いてF-35をゴミに変えようとしていると伝えているため、ロシア第5世代戦闘機の優勢はどんどんはっきりしてきている。

中国は現在すでに最新で非凡な品質の殲-20を持っているものの、第5世代のスホーイ-57に対する評価が非常に高い。中国はスホーイ-57の独自の先端技術、マイクロ波光子レーダーも称賛している。これはスホーイ-57を「アメリカのゴミ軍事装備を横なぎにする利器」にさせる。

マイクロ波光子レーダーはマイクロ波と光子の結合により、フェイズドアレイレーダーの発射出力が不変の状況下で、波長伝達と減衰を下げ、結果的により強い探知計測性能を獲得する。この意義は非常に重大で、1台のマイクロ波光子レーダーの性能は100台の現有の普通のレーダーとの比較に堪えられる。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「マイクロ波光子レーダー」)

スホーイ-57戦闘機のマイクロ波光子レーダーの特徴はコンパクト、軽量級なことと広範な活動範囲である。それは直接飛行機の輪郭をはっきり示すことができ、識別率は普通のレーダーの何倍かである。新たなレーダーは電子妨害を受けず、ステルス機を容易に探知計測して命中させ、これにはアメリカのF-35が含まれる。

ロシアの専門家はマイクロ波光子レーダーの第1の原型は15年前ロシアで組み立てられ試験された、と語る。ロシアの専門家はさらに、中国にも類似の発展がある、と語る。だがこの技術は独特のソフトウェアを必要とし、これは中国自ら生産できないソフトウェアで、かつ再三購入を試みている。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「マイクロ波光子レーダー」)

予想外なことに、2017年6月、中科院電子学研究所ウェブサイトが、同所が成功裏に中国初のマイクロ波光子レーダーサンプル機を研究開発し、すでに試験中100km離れたボーイング737旅客機をクリアに発見した、と明らかにした。

だが当時ロシア電子技術社は決して実験性の設備を開発していたのではなく、完備されたrlsアルゴリズムを設計していただけで、戦闘機に用い、これは第5世代だけでなく、第6世代にもである。事実、アメリカ人は現在非常に嫉妬している。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「レーダー」)

新たなレーダーの重量と占用する空間は現有のレーダーの半分しかなく、このことは戦闘機の空間構造性を重大に節約させる。基本的に、このレーダーは非常に薄い皿状のもので、戦闘機の重量を増やしたり飛行性能を削減し弱めたりすることはない。しかもアメリカのステルス機F-22、F-35そしてB-2はマイクロ波光子レーダーの面前では全く無効である。

中国はスホーイ-57戦闘機とハンター無人機を共に使用する可能性にも特別に関心を注いでいる。ロシアが最近発表した国産無人機S-70「ハンター」の画像は中国の専門家の極めて高い興味を引き起こした。これは戦闘無人機で、ステルス技術によって製造され、飛行重量は20トンと、今までに製造された最も重い無人機である。それは2018年に初飛行し、かつ2020年使用に投入される。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「『ハンター』無人機」)

「ハンター」無人機の配置の外部はアメリカのB-2爆撃機に非常に似ており、全翼空力レイアウトである。目下「ハンター」の未来における使命が一体どれだけ強大なのかはっきりしないが、この無人機は非凡な能力を持つと考えられている。すでに「F-22ラプターキラー」および「F-35ライトニングII」の天敵と呼ばれている。「ハンター」無人機はスホーイ-57と共に使用し、空中で命令と目標情報を得ることができ、これはまさに中国の専門家が非常に高く評価するところである。

中国では、スホーイ-57は先進技術と優越性によって称賛を受け、トルコもこのため影響を受け、スホーイ-57に熱をあげている。

アメリカはトルコに向け圧力をかけ、トルコがロシアからS-400を購入するのを停止するよう要求し、さもないとF-35戦闘機の販売を停止するとしている。これに対し、トルコ外務大臣は、もしアメリカがトルコに向けF-35を提供するのを拒絶したら、トルコはその他の国から第5世代戦闘機を購入することになる、としている。

トルコはスホーイ-57戦闘機をあり得る交易の選択肢と見ている。トルコがスホーイ-57購入に転じるというのは決して火のないところに立った煙ではない。少し前の4月12日、トルコの通信社ほどこの提案が考慮されつつあると報道した。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「F-35」)

また、トルコはスホーイ-57とF-35に対し比較分析を行い、ロシアのスホーイ-57戦闘機の実戦性能はアメリカの「同業者」をはるかに超えていることをはっきり示している。具体的に言えば、スホーイ-57の最大速度は2600km/hで、一方アメリカのF-35の速度は1931km/hである。スホーイ-57の最大飛行時間はF-35の2倍で、スホーイ-57は5.8時間、F-35は2.36時間である。スホーイ-57の最大搭載荷は10トンと見積もられ、F-35の最大搭載荷は8.16トンである。最大離陸重量はF-35が31.75トン、一方スホーイ-57は34.80トンである。

トルコの専門家は、スホーイ-57戦闘機は短距離離陸と着陸ができ、アフターバーナー不使用の状況下で超音速飛行できることに注意している。一方逆にF-35は空戦の中で非常に「不器用」である。スホーイ-57の欠点は垂直離着陸できないことだが、F-35改造型はできる。スホーイ-57のステルス性はF-35とは比べられない。だがスホーイ-57は無人機「ハンター」との連動し、かつ空中で協調し、かつ最新の光子レーダーを利用し、ステルス機を「見る」ことができる。(作者の署名:蜀中行講武堂)


 そもそもハッタリじゃないのかという疑いもありますが、仮にいうほどすごいものだとしてもこれでスホーイ-57が起死回生となるでしょうか。別にスホーイ-57自体のステルス性が向上するわけでもなく、新型レーダーをスホーイー35に搭載してより多くの数を揃えた方が西側にとってより大きな脅威なのでは。無人機との連動だってスホーイー35にできないこともないでしょうし。



















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