戦車を多く持つ国トップ10
質を全く考慮しない数だけの比較ですが。
http://military.china.com/important/11132797/20140925/18816985.html
ロシアメディア:中国には9千両のメインバトルタンクがあり世界第3位 ロシアには2万両余りある
(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「解放軍のメインバトルタンク」 なおこの記事のキャプションは全てこれと同じです。)
【グローバル軍事報道】 ロシアのNovateウェブサイト9月24日の報道によれば、世界のいかなる国の陸軍も戦車というこの外形が恐ろしく、寸法が巨大な特殊多用途戦闘車両を装備するだろう。こうした「不器用な怪獣」は全て厚い装甲、高い防御レベル、強大な火力の結合物であり、主に敵に対抗し、歩兵が城を奪い地を奪うのを火力支援し、城や地をしっかり守るのに用いられる。まさにこのため、戦車はいかなる国の武器装備でも重要な組成部分であり、装備数は通常千をもって数えられる。
試しに考えてみよう。もし一個人が正面からやってくる速度時速65km、重量70トンにも達する完全武装の怪獣に直面したら、彼は自分がこの強大で近代化された戦闘車両を防ぎ止められるか否か繰り返し考えるだろう。世界の戦車の数を正確に語ることは非常に難しい。何故ならいくつかの国は自らの武器装備に誇りを感じ、公然と本国の軍隊の戦車の数を語るだろうが、故意に関連の情報を隠しごまかすだろういくつかの国もあるからである。このため戦車の数に関する公開された数字は、通常全て比較的矛盾している。本文は各国の戦車部隊をざっと見渡す時、主に各国政府が発表した公式データをメインとする。
第10位:トルコ 3,763両のメインバトルタンク
トルコ軍は数の上で相当に前寄りの位置を占める。トルコ軍は多くのアメリカおよびドイツが生産した戦車を装備し、例えばM48「パットン」や「レオパルド2A4」である。ドイツから来た「レオパルド」式メインバトルタンクは世界で最も良い戦車と考えられており、その改良型2A4は都市の作戦に適する。トルコが大量の戦車部隊を持つことを希望するのは、主に軍事化の程度が比較的高い隣国イランおよびシリアに対抗するためである。
第9位:ウクライナ 3,784両のメインバトルタンク
もしウクライナと軍事衝突に関する動揺した局面に関心を注ぐならば、この国が大量の戦車部隊を持つことを渇望する考え方を不思議に感じることはないだろう。だが神のいたずらで、現在形成されている局面は、ウクライナ軍の大部分の戦車はソ連が残した古いT-64だというものである。
第8位:パキスタン 4,000両のメインバトルタンク
パキスタン軍の戦車の数に関する数字は変動が比較的大きいが、この国が大量の戦車を持つ事実は争い得ない。人を不思議がらせるのは、パキスタンの大部分の戦車が中国から輸入されたということである。パキスタンの「アズラ」メインバトルタンクは中国の59式戦車を基礎としている。パキスタンはさらに85式戦車を装備している。
第7位:エジプト 4,145両のメインバトルタンク
エジプトの大部分の戦車のルーツはアメリカで、例えばM60-2000およびM1「エイブラムス」である。悲劇は、それらが少し前の国内の対抗の中でかつてカイロやエジプトのその他の都市の街頭に出現したことである。エジプトはさらに旧ソ連の戦車を使用し、これにはT-54を基礎とした「ラムセスII」戦車が含まれる。
(頑住吉注:これより2ページ目)
第6位:シリア 4,750両のメインバトルタンク
シリアが大量の戦車部隊を持つのは全く不思議ではない。シリアはしばしば衝突が起こる地域に位置し、現在の情勢は重装備を使用して国内の武装反乱勢力に対応する必要があるというものである。シリアの大多数の戦車はロシアから来たもので、これにはT-55が含まれる。T-54/55戦車は世界で数が最多の戦車で、1981年の生産停止の時までにソ連は全部で10万両のこの型の戦車を生産し、チェコスロバキアは1983年までずっと生産した。
第5位:北朝鮮 5,500両のメインバトルタンク
北朝鮮に関するいかなる数字も当然にある程度疑うべきである。何故なら北朝鮮は各種の手段を用いて統計の数字を高め、自らの恒久的な敵である韓国に対する軍事的優勢を保証することを企図するからである。中国と旧ソ連は北朝鮮に向け戦車を大量供給した。また、北朝鮮はさらに自らT-62を基礎とし拡大した「天馬」戦車、および国産の「暴風虎」戦車の生産を行っている。
第4位:インド 5,978両のメインバトルタンク
それぞれの軍事歴史学者は皆知っている。アジアの戦争には永遠に巻き込まれるべきでない、と。もしアジア地域の軍事衝突に巻き込まれることが迫られたら、大量の戦車部隊を持つことが必須である。アジア諸国は世界における4つの数が最多の戦車集団軍を持つ。インドが大量装備するのはT-72戦車で、125mm主砲を使用し、破壊効果は驚異的である。またさらにロシアから輸入したT-90S戦車がある。
第3位:中国 9,000両のメインバトルタンク
統計の数字によれば、中国は戦車部隊の数の方面で世界第2位あるいは第3位にランクされる。解放軍は59式と96式戦車、および125mm主砲を持つ大量の99式戦車を装備している。このうち99式戦車はレーザー防御システムを配備し、最大速度は時速80kmに達し得る。
第2位:アメリカ 9,125両のメインバトルタンク
アメリカの隣国はカナダとメキシコで、装備を増強して地上侵攻に防備する必要はないようである。アメリカには間違いなくメインバトルタンクの数を増加させる必要はなく、何故ならアメリカは海軍と空軍を発展させているからである。米軍には現在千両にのぼるM1「エイブラムス」およびその改良型戦車がある。
第1位:ロシア 22,710両のメインバトルタンク
ロシアが世界の戦車の数ランキングで首位に堂々と位置するのは決して不思議ではなく、この種の装備数は非常に長い国境線によって決定され、19,312kmの長さがある国境を支配、防衛することが必須なのである。ロシア軍の大部分の戦車は不使用状態で保存され、主にT-54およびT-64であり、近代化されたT-90戦車はいつでも戦闘に投入される準備がある。将来ロシアはさらに「アーマタ」プラットフォームを基礎に完全遠隔操作の戦車を製造する準備をしており、将来戦場で殺し合いをする時、車上には乗員はおらず、遠隔指揮できる。しかも時間の推移と共にあらゆる戦車がさらに民間用装備に変わる可能性がある。(編集翻訳:林海)
人口や財政的実力からすれば北朝鮮は異常な数の戦車を持っていることになりますが、潜水艦と同じで旧式なものが非常に多く、実際の戦力はそこまで強くないでしょう。ロシアの無人戦車の計画も気になりますが、無人機が非常に立ち後れているロシアが関連の技術てアメリカに先んじているとは考えにくい気がします。