韓国、空母保有を準備?

 同じ陣営にいるはずなのに信頼しきれない隣国に関する気になる情報です。

http://military.china.com/news/02/11078237/20121123/17545605.html


ロシアメディア、韓国がすでに空母の研究開発を準備しているとする 中国の領土主張に対応

東方ネット11月23日の報道による:「ロシア報」11月21日の報道によれば、周辺の大国の海軍力の増強、および懸案となり未解決の領土をめぐる争いは、韓国に数量の上からだけでなく、質の上からも本国の海軍力を増強することを迫っている。中国が初の空母を持ってから、韓国は現在国産空母建造の実行可能性を真剣に考慮し始めている。韓国議会はすでに空母プロジェクトの見通しという問題への予算支出を批准しており、韓国の議員は政府にアメリカの援助、関連の技術移転を請求することを呼びかけている。

ロシアメディアは、韓国議会は先日、枠外の国防予算資金を支出し、国産空母建造が適しているか否かという問題を研究することを批准した、とする。実際には韓国軍サイドは決して能動的に予算支出を請求しておらず、関連の議案は軍と関係が比較的良好な議会国防委員会が頑張って通過させたのである。韓国は2013年に1億ウォン(9.3万アメリカドルに相当)を投入し(頑住吉注:たいした額じゃないですね)、空母問題関連の研究作業を行う、とされる。国防省代表、独立した軍事専門家と地方の専門家は専門のの研究グループを組織して、韓国が空母を必要とするか否か、もし必要とするなら何隻建造すべきか、いかに建造するかなどの問題に自分の見解を詳しく述べることになる。韓国の一部の議員はすでに、韓国は空母なしではいられないと確信している。韓国のある与党議員は次のように表明する。韓国の海軍力は明らかに中国や日本に後れを取っており、国産空母建造はとっくに考慮すべきなのだ。結局のところ空母はすでに何度も作戦行動中に比較的高い効能を持つことを証明しており、このため韓国はこの種の戦闘艦で一連の任務を解決する必要がある。例えば短時間内に素早く強大な攻撃力量を投射すること、敵サイドの防御システムに対する攻撃の実施、北朝鮮の脅威の封じ込め、中国や日本からの領土主張への対応を常に準備すること、海兵隊の上陸行動の支援などである。韓国は現在国産空母建造問題を全面的に研究すべきであり、しかも空母研究開発領域で比較的成功している国、例えばアメリカから関連の技術を導入すべきなのである。

ロシアメディアは、韓国の軍事専門家とメディアの評論が、現在国産空母建造問題は国家の威信に関わっていると指摘している、とする。空母を持つことを支持する各種の理由の中にはさらに、「他人は持っているのに我々は持っていない」との声が出てきている。例えば空母を持つ10〜11の国の中で、いくつかの国の影響力は韓国に及ばない。例えばインド、ブラジル、タイ、スペインである(頑住吉注:え〜、タイ以外は全部韓国と影響力同等かそれ以上っぽいですけどね。特にインドはどう考えても韓国以上でしょう)。韓国の空母建造問題をめぐる論争はすでに初めての出現ではない。以前すでに韓国が1.4万トン級「独島」号ヘリ搭載上陸艦を軽空母に改装する提案が提出されたことがある。だが、韓国人の雄々しく壮大な志は現在すでに弱まり、もはや真の意味の大型空母の建造準備を堅持することはないかもしれない。彼らはアメリカおよびその他の国同様に大型空母を建造する必要はなく、数万トン級空母の縮小版である軽空母を持つだけで即OKだと認めている。

韓国人は、国産空母建造が決して想像の中のように簡単ではないことをよく分かっている。第1に相応の技術と膨大な資金投入が必要である。第2に韓国のように大きくない国が何故空母を必要とするのか、いかに空母を使用するのかは、依然1つの問題で、定まった論がない。いわゆる北朝鮮の脅威、および中日の領土主張に関しては、通常の戦闘艦を使用して完全に対応でき、空母使用の必要はない。第3に、韓国には空母保有の技術及び戦術的準備の上でまだ問題が存在する。空母自体は攻撃を受けやすく、実際上浮遊する飛行場に過ぎないのであって、敵の攻撃を防いで空母の直接の安全を保障する任務は護衛艦艇によって担われるべきであるが、これは韓国海軍の戦略と戦術を大きく変動させることを必要とする。第4に、韓国は現在まだ艦載機を持たず、機を操縦して空母甲板上で発着できる飛行員もいない。この問題の解決には、飛行員の養成を含め、多くの時間と資金の投入を必要とする。

ロシアメディアは言う。周辺国、まず中国と日本は韓国がいつより具体的な空母建造計画の制定を開始するかに密接な関心を持っている。北朝鮮の他にも、中日両国が韓国の空母建造計画に対し同様に憂慮していることははっきりしている。アメリカの反応も例外ではなく、ワシントンも同様に東アジア地域の緊張した情勢のエスカレートを再度引き起こすことを望んでおらず、同様に自分の同盟国である韓国と日本に再度矛盾が発生するのを見たがらない。一連の要素に押し動かされ、現在東アジア地域は明らかにすでに大規模な軍備競争を展開しており、地域の国々は相争って巨資を投じて武器装備の更新、世代交代に用いている。ある国がひとたびある種の新兵器を持てば、すぐ他国の反応を引き起こし、第3国がその後巻き込まれざるを得なくなり、悪循環を形成し、相互間に衝突が勃発する可能性は必然的に日増しに高まっていくのである。


「中日両国が韓国の空母建造計画に対し同様に憂慮していることははっきりしている」って言ってますが、日本ではあまり大きく取り上げられてないですね。まあタイの空母は日本のヘリ母艦より小さいし、別に軽空母を持ちたければ持つこと自体は不可能ではないと思われますが、必要性はあんまりないような気がします。特に「韓国より国際的影響力が小さい国でも持っているのに韓国が持たないのは威信に関わる」なんてのは余りにも馬鹿げた理由付けです。













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