制裁を受ける北朝鮮の個人、団体の正体は?

 一応世界が結束する形にはなってますが。

http://military.china.com/important/11132797/20160303/21665008.html


安保理、北朝鮮を制裁 16人が国連の「ブラックリスト」に載る

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「安保理の各国代表が密接に交流中」)

国連安保理は2日一致して決議を通過させ、国連加盟国は北朝鮮に対する全部の輸出入貨物に対し強制検査を行うことが必須、金融禁令を実施、北朝鮮の戦略物資の輸出を制限する、北朝鮮に向け航空燃料を提供することの禁止などを規定した。決議はさらに北朝鮮の16人の個人、12の実体(頑住吉注:ここでは団体みたいな意味で使われているようです)、31隻の船舶を制裁対象に列している。

この国連を騒がせる16人は誰なのか? またブラックリストに載った12の実体は何なのか? 今日(3日)、微信号@世界観はこれに対し総ざらいを行った。

国連によってブラックリストに載せられた16人

外国メディアの報道を総合すると、この16人の中には、北朝鮮の遠距離ミサイルプロジェクトの高級当局者があり、北朝鮮のスパイ機構「偵察総局」の高級当局者、北朝鮮の端川銀行の駐シリア、ベトナム当局者、北朝鮮の鉱業発展貿易社の駐イラン、シリア代表、軍需工業省の大臣等々ありで、カバーする面は非常に広い。具体的なリストは以下の通りである。(人名の翻訳には誤差があり、括弧内は正確のための韓文)(頑住吉注:となってますがハングル抜けてるんで括弧も省略します)

崔春植:北朝鮮第二自然科学院の院長

崔成日:端川商業銀行ベトナム代表

玄光日:国家宇宙開発局科学技術開発部の部長

張範洙:端川商業銀行シリア代表

張永善:朝鮮鉱業開発貿易社(KOMID)イラン代表

全明国:端川商業銀行シリア代表

金文吉:南天貿易社代表/核資金の工面に従事

江竜:朝鮮鉱業開発貿易社(KOMID)シリア代表

金中宗:端川商業銀行ベトナム代表

金圭:朝鮮鉱業開発貿易社(KOMID)対外業務責任者

金東明:端川商業銀行社長

金英哲:朝鮮鉱業開発貿易社(KOMID)イラン代表

高太勲:端川商業銀行代表

李万建:朝鮮軍需工業大臣

柳真:朝鮮鉱業開発貿易社(KOMID)シリア代表

柳哲宇:国家宇宙開発局の局長

(頑住吉注:これより2ページ目)

崔春植:金正恩の左側の神秘の人物

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「金正恩の左側にいるのが崔春植(資料画像)」)

人の注目を引くのは、北朝鮮第二自然科学院の院長である崔春植もリストに挙がっていることである。第二自然科学院は北朝鮮のあらゆる武器の研究開発を担当し、北朝鮮の重要な軍事工業科研機関である。崔春植は金正恩の身辺の新顔で、かつて韓国メディアによって「金正恩の左側の神秘の人物」と呼ばれ、北朝鮮の最近成立したロケット部隊の総指揮者候補の1人でもあり、かつて成功裏に「テポドン2号」ミサイルの改良型「銀河三号」を開発した。

(頑住吉注:これより3ページ目。画像のキャプションは「ロシアの常駐国連代表であるチュアージン:この人は全くロシアにはいない‥‥(資料画像:)」です。)

国連が以上のブラックリストを確立する時、さらに小エピソードが発生した。報道によれば、ブラックリストには元々17人がいて、ロシアサイドが要求を堅持して、1人が削除された。この幸運な人は朝鮮鉱業開発貿易社の駐ロシア代表である姜松哲(Jang Song Chol)である。ロシアサイドの理由は、「この人は全くロシアにいない‥‥彼がリスト上に出現したのを見て、意外に感じた。」である。

(頑住吉注:これより4ページ目)

制裁される12の実体

ブラックリスト入りした12の実体には衛星や運搬ロケットの発射に参加した北朝鮮「宇宙開発局」、北朝鮮のスパイ機構「偵察総局」、朝鮮国防科学学院、朝鮮原子力エネルギー工業省およびいくつかの銀行などが含まれる。また、朝鮮海洋管理社名義の31隻の船舶も制裁される中に入っている。こうした実体の資産は凍結されることになるとされる。

また、決議は各国が北朝鮮に向け価値2,000アメリカドル以上の名表(頑住吉注:意味不明)、水上バイクとスノーモービルを輸出することを禁止している。「ニューヨークタイムズ」は、金正恩はかつてこうした贅沢品を用いて北朝鮮の官僚を丸め込んだ、とする。

編集者は、決議の中にさらにいくつかの意味不明ながら凄そうなものが「混入」していることに気づいた。国連は各国が禁止違反活動に参加する北朝鮮外交官を駆逐することを要求し、さらに北朝鮮が「海外に向け武術教官を派遣し、もって現地警察を養成訓練する」ことを禁止している。最近国連は北朝鮮がウガンダでこのことを行ったと告発した、とされる。

制裁に抜け道が存在?

これは国連の20年来の北朝鮮に照準を合わせた最も厳しい制裁決議であるものの、「ニューヨークタイムズ」はそれでも、現在の決議には抜け道が存在する、と考える。収入、所得を核兵器開発に用いさえしなければ、北朝鮮は依然石油を輸入し、石炭、鉄鉱石を輸出できる。問題は、北朝鮮が一体輸出で得た資金をどこに用いるのか、調査して証明することが難しいことである。

(ソース:世界観)


 中国は北朝鮮が崩壊しては困るわけですから「抜け道」を利用する方でしょうし、どうもロシアにもその動きがみられるようですね。













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