無人機によって未来の戦争が変わる？

　未来の予測は常に難しいですけど。

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無人機が未来の戦争を改変する：中国、大きな力を入れて新兵器に投資

大量の小型無人機の群れおよび機群は鳥の群同様、影なく、どこへともなく去り、「軽装で敏捷な攻撃はより強大で、技術がより先進的な敵を打ち破ることができる」。

自殺無人機は中国、アメリカおよびその他の大国の軍事技術と戦略を改変しつつある。中国は大きな力を入れて無人機技術に投資し、未来の戦争の武器開発方面でリードを取得することを極力図っている。

ある分析は、中国は無人機領域で後からやってきて上に位置している、とする。現在アメリカ、イスラエル、トルコ、イランなどの国はいずれも異なる地域の戦場で成功裏に無人機を使用して作戦を行っている。

今年8月に解放軍北京軍事博覧会に無人機武器が出現した。この正式名称CH-901の無人機は時速144kmをもって巡航し、目標を捜索できる。目標発見後は、直接ミサイルで攻撃を行うこともできる。

この無人機は滞空時間が1時間を超え、アメリカのSwitchblade無人機より長い。最も重要なのは、それらが偵察カメラ、および目標衝突時に爆発できる弾頭を搭載できることである。この無人機は偵察に用いることができるが、それらの重要な用途は攻撃である。

（頑住吉注：原ページのここにある画像のキャプションです。「中国が研究開発した『空母キラー』と呼ばれる東風-21D対艦弾道ミサイル」）

解放軍が新たな展覧の中で展示した自殺無人機群を発射できる移動装甲車。この群をなした自殺無人機はそれぞれが重量9kgである。（頑住吉注：明らかに元々キャプションですが画像ないです。）

空母キラー？

中国電子科学技術集団が研究開発中の機群技術は119機の無人機によって機群を組成することができる。無人機は相互に連携協調、捜索、確認し、目標に対し攻撃を展開する。それらは数に頼って敵の防御システムを埋没させることができる。

「金融時報」の報道はアメリカのシンクタンクであるランド社の高級技術者ランダル　ステイボの話を引用し、中国によって製造される大量で廉価な小型無人機の組成および機群の戦法は古代フン族のアッチラまでさかのぼることができ、彼らは影なく、どこへともなく去り、「軽装で敏捷な攻撃はより強大で、技術がより先進的な敵を打ち破ることができる」とした。

理論から言うと、この種の製造コストが低廉な小型無人機は膨大な機群を組成して空母や艦載機に対し埋没式攻撃を発動することができる。しかも現在この種の攻撃に対し有効な防御方法は決してない。

米軍はさらにアメリカの軍艦が南海の論争ある海域に近づいた時に大群の無人操縦船舶の妨害に遭遇することを心配している。この種の「灰色の脅威」と呼ばれる状況は米軍の防御に対し処理しにくい難題と言える。

（頑住吉注：原ページのここにある画像のキャプションです。「北京の軍事博覧会に出現した『自殺無人機』」）

中国は無人機領域ですでに突破を取得し、アメリカと肩を並べて進むことができる、と言明する。モスクワの経済学高等学校のワシーリ　コーシンは、無人機の機群は世界の国防技術発展の中の最も前途ある領域であり、中国はこれに対し非常に重視している、と語る。

キラー無人機

アメリカ特戦司令部調達執行官のジェームス　ゲーツは5月のある国防安全活動の中で、「高度科学技術と高い爆発威力が相互に結合した状況下では、我々が直面する脅威も改変しつつある。」と語った。

「もし加速度、相互重複を考慮すれば（頑住吉注：意味わかんないですが）、ほどなく我々は群をなした自主制御の無人機を見るだろう。それらは戦場で顔の識別をし、しかる後に攻撃を発動することができる。」

2012年アメリカはSwitchblade無人機を試験し、彼らはアフガニスタンにこの無人機を配備し、いわゆる高価値目標照準（例えば反乱指導者）に照準を合わせて攻撃を発動した。

（頑住吉注：原ページのここにある画像のキャプションです。「解放軍が新たな展覧の中で展示した自殺無人機群を発射できる移動装甲車」　これがさっきの画像なかったやつでしょう。）

今年のやや早い時期、秘密を漏洩した文書は、米軍が緊急要求を発し、彼らが自殺無人機を使用してイラクのイスラム国組織に対し攻撃を発動しようとしていることをはっきり示している。

アメリカの著名な科学技術雑誌Popular Mechanicの技術担当記者ハンバーリンは語る。アメリカは2004年には早くも自らのLMAMと呼ばれるキラー無人機の研究開発を開始し、英文の略称の意味は「致命ポケット武器システム」である。

ある専門家は中国の無人機とHero-400EC無人機を相互に比較する。後者はイスラエルの会社が去年5月に登場させた新型無人機で、無人機と正確武器の結合体である。

この無人機は中国の無人機に比べさらに重く（40kg）、航続距離は150kmに達し、例えば戦車などの装甲目標が破壊できる。

イスラエルの会社はさらにもう1種のより小さい自殺無人機を登場させ、この機の滞空時間は30分間に達する。

デビッド　ハンバーリンは、Hero無人機はいかなる方向からも攻撃が発動でき、唯一攻撃を避けられる場所はトーチカの中だ、と語る。

（頑住吉注：原ページのここにある画像のキャプションです。「イスラエルのHerop無人機はアゼルバイジャンによって争いあるナゴルノ・カラバフ地域で空襲を発動するのに用いられた。言われているところによればそれは初の戦闘での自殺無人機の使用と評価される。」）

3月末、アゼルバイジャン軍はイスラエルのもう1種のHerop無人機を使用した。彼らは争いあるナゴルノ・カラバフ地域で空襲を発動し、無人機は重量23kgに達する弾頭を爆発させ、多くの人の死傷をもたらした。言われているところによればそれは初の戦闘での自殺無人機の使用と評価される。

操縦者は地上で「Herop」無人機を遠隔操作し、センサーを通じいかなる角度からも目標をロックオンし、無人機の滞空時間は6時間に達し、もし目標を発見しなかったら、無人機は基地に帰って着陸できる。

中国の無人機技術がアメリカより優れているか否かに対する説は非常に評価が難しいが、中国製無人機はすでに世界の多くの場所の衝突、戦場に出現している。イラクやサウジアラビアの輸入商はどれにも中国の無人機がある。だがああいった無人機はまだスマート自主の程度は達成できず、少なくとも3人が地上で操作する必要がある。

過去20年内、中国は大きな力を入れて投資し軍事の近代化を行った。解放軍は数量を減少するのと同時に、自らのステルス戦闘機、ミサイル駆逐艦、「空母キラー」と呼ばれる弾道ミサイルを研究開発した。無人機群と人工知能の結合した武器システムは未来の新型武器となるポテンシャルをはっきり示し、同時に中国がより強大な軍事的ライバルに対し「超限戦」（頑住吉注：日本語版Wikipediaにも項目ありました）を実行する突破口でもあるかもしれない。

（頑住吉注：原ページのここにある画像のキャプションです。「アメリカは中東、北アフリカ地域に無人機を配備しいわゆる高価値目標を打撃している（イエメン）」）

　同等の研究費さえ投入すれば日本は本来この分野で中国に負ける要素はないと思うんですが現状はお寒い限りですな。