アメリカの空母が中国の対艦弾道ミサイルを恐れて新兵器を開発?

 本当に言うほど凄いのか実際のところ全然分かってないんですけどね。

http://military.china.com/important/11132797/20170608/30678433_all.html#page_2


ロシアメディア:アメリカ、艦載無人給油機を研究開発 東風-21Dを避けることができる

ロシアニュースネット6月4日のミハイル フダリェノクの文章、「無人給油機がアメリカ空母を救う」は、アメリカは「スティングレイ」艦載無人給油機を研究開発する、とした。

その主旨はアメリカ海軍主力艦載機の作戦半径の拡大にあり、2021年に就役する見込みである。このプロジェクトは21.6億アメリカドルの資金を費やす見込みである。

アメリカ海軍は無人給油機研究開発の入札募集を発起する準備をしており、もって2025年までに原子力空母戦闘群に装備するのに便とする。最良の設計概念は今年の夏に選出される。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「アメリカ海軍のMQ-25A『スティングレイ』艦載無人機」)

新たな無人機は仮想敵のネットワーク攻撃を恐れないだけでなく、さらに電子戦ツールの影響を受けず、このことは海軍航空兵主力艦載機の作戦半径を大幅に向上させることになり、これにはF/A-18とF-35Cが含まれる。

ロシア戦略・技術分析センターの副主任であるコンスタンティン マジエンコは、「アメリカ海軍司令部はすでに新たな無人機に対する最終的要求を協議して決め、その任務リストを明確化している。」と語る。

「無人機」誌編集長のデニス フェドジノフは説明し次のように語る。「我々は、この無人機の構想に近年来重大な変化が発生したのを見た。ステルスと武器に対する要求は2011年にはもう下げられた。」 現在、研究開発者はまずそれを艦載機に奉仕する空中給油機と見ている。偵察機能は依然留保されているが、ある程度削減されている。

無人給油機は空母上から発進でき、艦載機が攻撃目標に向かう途中でそれらのために給油する。その研究開発はアメリカ海軍計画の重点で、それは空母戦闘群を遠く離れた場所で敵の対艦ミサイルを発見しかつ破壊することである。

アメリカは先進的なF/A-18「ホーネット」およびF-35C「ライトニング」II艦載機を持つ。だが専門家は、それらの作戦半径はこの任務を完成させるには不足である、と考える。このため、無人給油機を空母艦載機連隊に加入させるのには確かに合理的なところがある。

高精度遠距離対艦ミサイルがすでに登場していることを考慮すると(1,000海里離れた海岸で発射し空母を打撃することができる)、この決定はペンタゴンにとって特に重要である。アメリカの専門家は、中国の東風-21D対艦弾道ミサイル(「空母キラー」と呼ばれる)がこのミサイルに属する、と見積もる。推測によれば、東風-21Dミサイルは遠くは1,450kmに及ぶ水上艦艇が破壊できる。

このことは、もし北京とワシントンとの間に戦争が発生したら、東風-21D対艦ミサイルシステムを破壊する前、アメリカ空母戦闘群は中国の海岸から1,400〜1,500km離れた海域内に安全に入れない、ということを意味している。相応に、艦載機も航空武器を用いて沿岸目標を攻撃できない。

作戦半径拡大の他、「スティングレイ」無人給油機にはさらに別のいくつかの任務がある。近代化された有人給油機の体積と離陸重量は大きすぎる。

特にまもなくアメリカ空軍に加入するKC-46A給油機は、レーダー反射面積が大きすぎ、容易に対空ミサイルや航空ミサイルによって攻撃される。このため、体積が比較的小さく、レーダーにとってあまり目立たず、かつ基本的任務の完成を妨げない給油機を必要とする。「スティングレイ」に対するもう1つの要求は、近く不断に仕事ができる、である。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「アメリカのボーイング社のKC-46A給油機」)

MQ-25A「スティングレイ」無人機の研究開発は、空母の進化と未来に関する討論が最高潮に達した時に発生した。例えば、一部の分析家や軍事専門家は、ひとたび東風-21Dのような武器が使用に投入されれば、空母はすぐに時代遅れになるだろう、と考えている。遠からぬ将来、極超音速武器の出現はあるいはこの種の軍艦を完全に葬り去るかもしれない。

現在、給油吊り下げポッドを搭載するF/A-18は空母艦載機のための空中給油任務を担当している。マジエンコは、このことはF/A-18に重い負担をもたらし、その給油任務を執行する発進のべ機数は総発進のべ機数の20〜30%を占め、相応に飛行機中隊と全空母戦闘群の攻撃力を低下させている、と考える。このため、アメリカの専門家は、無人給油機は将来短期間内に出現する、と考えている。

現在、4社が艦載無人給油機の研究開発作業に参与している。こうした会社はそれぞれ、ノースロップ・グラマン(X-47Bプロジェクト)、ボーイング(「ファントムレイ」プロジェクト)、ロッキード・マーティン(「深海幽霊」プロジェクト)、ゼネラルアトミック(「海上復讐者」プロジェクト)である(頑住吉注:英語名分かりません)。米軍は今年プロジェクトの入札募集書類を発表すると見込みである。

無人機の研究開発機関は2018年後半に最終的に確定する。プロジェクトは21.6億アメリカドルを費やす計画で、あるいは2021年に商品供給が開始されるかもしれない。


 まず搭載量が比較的少ないでしょうし、空中給油で相手の機と同じ速度、方向、距離などを保って飛ぶのは無人機にとって難しいとされる艦上での発着以上に難しいのでは。










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