北朝鮮の潜水艦発射弾道ミサイルの謎

 いろいろな角度からの記事があります。

http://military.china.com/important/11132797/20150513/19676996.html


北朝鮮の潜水艦発射弾道ミサイルには嘘が多い:(頑住吉注:タイトル後半スラングが使われ意味不明です)

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「朝鮮中央通信社9日の報道によれば、北朝鮮の戦略潜水艦が最近成功裏に弾道ミサイル水中試験発射を行った。北朝鮮最高指導者金正恩は試射過程を視察した。」 なおこの記事のキャプションは全てこれと同じです。)

ここ2日、何枚かの北朝鮮最高指導者金正恩が潜水艦の弾道ミサイル水中発射を現場で視察した画像が全世界の各大メディアを刷爆した(頑住吉注:意味不明のスラングです)。

北朝鮮当局メディアの報道は金正恩の話を引用し、今回の試射成功は人工衛星の発射に劣らない驚くべき成就であり、北朝鮮が国際水準の戦略武器を持ち、いかなる水域においても敵を打撃し、殲滅する能力を具備したことを意味している、とした。

潜水艦発射弾道ミサイルは最も難しく、最も脅威を持つ核兵器投擲でもあるシステムと公認されており、現在真に熟練してそれを掌握するのは5つの国連常任理事国だけである。北朝鮮の国力と技術レベルからすれば、この挙は実際人を大いに驚愕させる。

外界のこれに対する反応は一致しておらず、それが偽だと疑うものがあり、事態は深刻で対抗能力の向上が重要だと考えるものもある。

このような奇異な事件に対し、いかにして撥雲見霧(頑住吉注:謎を解くといった意味らしいです)するか? 記者は銭報シンクタンク、第二砲兵隊の専門家である宋忠平に連線(頑住吉注:通常とは別の意味で言葉を使っているらしく不明)し、彼に(頑住吉注:スラングだらけで意味不明。たぶん解説をお願いした、くらいでしょう。)

彼は、北朝鮮の潜水艦発射弾道ミサイルの実際の脅威は非常に限られ、政治的意義が軍事的意義よりはるかに大きく、さらにはアメリカに韓国へのTHAADミサイル防衛システム配備推進の口実を与え、我が国に対し不利な影響をもたらす可能性がある、と考える。

疑問その一:北朝鮮の艦はどこから来たのか? ミサイルはどこから来たのか?

シンクタンクの専門家:ソ連解体後にロシアから退役したものを獲得したのだ

北朝鮮が突然にこのようにデラックスな武器を持ったことは、非常に多くの人に「非科学的だ」と驚き叫ばせる。戦略潜水艦およびそれが発射する弾道ミサイルは、北朝鮮がどこから持ってきた技術なのだろうか?

宋忠平は記者に次のように教えた。1991年のソ連解体後、北朝鮮はかつて当時困窮していたロシアから1隻の中古のゴルフ級通常弾道ミサイル潜水艦を獲得した。この艦は1958年に就役し、1990年に退役した。またさらにSS-N-6潜水艦発射弾道ミサイルを獲得した。

だが全長9.7m、直径1.5mのSS-N-6はヤンキー級戦略潜水艦に搭載するもので、ゴルフ級とは決してマッチしない。北朝鮮は自らこの大きなミサイルを装備できる潜水艦を研究開発することが必須だった。

去年7月、北朝鮮東海岸の新浦造船工場にある潜水艦が出現し、新浦級と呼ばれた。

韓国メディアはその全長は65mだとするが、排水量に関する説は一致せず、1,500トン説あり、ゴルフ級同様3,000トンだとの説ありである(頑住吉注:全長が分かっててそんなに幅出るもんですかね)。新浦級の艦橋の頂端には開口があり、1発のミサイルが搭載できるが、ゴルフ級は3発搭載できる。

(頑住吉注:これより2ページ目)

疑問その二:発射か、それとも射出か?

シンクタンクの専門家:単にミサイルの点火、水から出る過程を検証しただけ

アメリカの「ワシントンフリービーコン」の言によれば、北朝鮮の今回の試験は4月22日に行われ、これはその第3回目の潜水艦発射弾道ミサイルの試射で、これまではそれぞれ陸上と海からの試験が行われた。

アメリカおよび韓国のメディアは、今回のはこのミサイル初の潜水艦からの水中発射だが「射出試験」であって発射試験ではないはずだ、と考える。韓国の一部の当局者は、ミサイルは水面から出て上昇した後およそ100m飛んだだけだ、としている。

「総合的に見て、韓国当局者の言い方は比較的信頼できる。」 宋忠平は説明し、「弾道ミサイルの試射は首区と末区(頑住吉注:前半と後半かと思いましたが後の記述はそれでは意味が通じません)に分かれるが、アメリカは今回の試験に決して気付かなかったようで、首区がすなわち末区で、ミサイルが非常に短い距離しか飛ばなかったからである可能性が高い。」と語る。

宋忠平の見たところ、北朝鮮は今回全過程を試験せず、単にミサイルに点火し水から出る過程を検証しただけのようで、「重点は射出して水から出ること、および点火システムの信頼性の検証に置かれ、4台のエンジンのうち1台をちょっと点火し、作動は1秒に満たず、すぐ落下したのかもしれず、これは『部分試射』と言う。真の全過程試験は米ロの早期警戒偵察システムから逃れることはできない。」

韓国国防省スポークスマンのジンミンシーは、北朝鮮の試射はその潜水艦発射弾道ミサイル研究開発の初期段階にある、とする。彼は、いくつかの先進国は初発射後、4、5年内にやっと潜水艦発射弾道ミサイルの研究開発を完成した、と言及した。

しかも北朝鮮には核弾頭小型化、大気圏再突入搭載具方面でまだ非常に長い行かねばならない道がある。

疑問その三:金正恩の近距離での「強気の野次馬見物」はPSか? (頑住吉注:「PS」もスラングでしょう。)

シンクタンクの専門家:ミサイルにぶつけられる非常に大きなリスクを冒す必要があり、常理に合わない

朝鮮中央通信社が発表した画像から見て、金正恩はミサイルが水から出るポイントから1km前後しか離れていない。これは全く人に手に汗握らせる。非常に多くの人は、この画像はPしたものだと断言する(頑住吉注:またスラングでPSと同じ意味かもしれませんが、とにかくアルファベット1文字のスラングでは検索のしようもありません)。

「SS-N-6は水中点火を採用しているが、画像から見て北朝鮮の今回の試験は水上点火のはずだ。何故なら水上点火は水中点火に比べ実現の難度が低く、北朝鮮の技術レベルに符合するからだ。」と宋忠平は語る。

だがミサイル水上点火を「野次馬見物」する危険度はより大きい。「何故ならミサイルは水中で圧縮空気によって発射筒内から射出されるのであって、水中では動力はなく、水流の作用の下で『流れに身を任せ』、いかなる方向に行くこともあり得るのだ。一方水から出た後、エンジンが一度点火されるやすぐに停止したら、ミサイルは飛び出して非常に短距離ですぐ海面に落ち、周囲数百mの範囲のいかなるものにぶつかることもあり得る。」

このため宋忠平は、金正恩のこの挙は非常に大きなリスクを冒しており、ひどく常理に合わない、と考える。PSの可能性は排除できない。


 どうもへんちくりんなスラングを多用するのがカッコいいと思っている筆者のようで意味不明の部分が多いですが。「アメリカは今回の試験に決して気付かなかったよう」というのは確かなんですかね。早期警戒能力を悟られないため、分かっていてもそれを公にしない可能性もあると思われますが。1ページ目に使われている画像はあまりにも構図やタイミングができすぎていて怪しいなという感じもしますが、見ていると捏造ではないとする意見の方が多いようです。
















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