中国、アメリカの衛星の目を逃れて国産空母を建造か

 中国の国産空母に関する最新情報です。

http://military.china.com/news/568/20130119/17642541.html


アメリカ、中国があるいは葫芦島で空母を建造か、とする アメリカの衛星の監視を逃れられる

中日で勃発する可能性のある「空母大戦」に関し、一部の日本メディアは日本の海上自衛隊が勝利する可能性がより大きく、何故なら日本は来年排水量2.5万トンの22DDHヘリ母艦の建造を開始する計画であるからだ、と考えている。日本の「産経新聞」の報道は、この空母はF-35B垂直離着陸機の搭載を準備しており、戦力を見くびってはならない、とする。また、現在日本はすでに少なくとも2隻の「ひゅうが」級ヘリ空母を持っている。

だが、「世界報」特約軍事評論員の李瑞景は次のように考える。22DDHが搭載できる戦闘機の数は少なすぎ、最多で10機でしかない。また、現在F-35Bの前途はまだ不明瞭で、いつになればやっと日本の海上自衛隊に配備できるのかはまだ未知数である。振り返って中国はと見れば、未来の081型ヘリ空母から「遼寧」号と同クラスの大型国産空母に至るまで、中国空母戦闘群は徐々にその力量を充実させている(頑住吉注:081型ヘリ上陸艦については16日の内容で触れました)。

アメリカ海軍の序列の中で、大型強襲揚陸艦は核心として特別派遣艦隊を組成することができ、果たす作用は準空母に相当する。一方中国が建造中の081型強襲揚陸艦もヘリ空母と呼ぶことができ、将来対潜と奇襲上陸の重任を担うことになる。

ロシア軍事平等ネット1月13日の報道によれば、最近ネット上に発表されたある画像は、中国が最新式の081型汎用ヘリドック上陸艦の建造をすでに開始している可能性が高いことをはっきり示している、とする。ある分析者はかつて次のように推測した。081型ヘリ空母の排水量は20,000トンに達し、艦体構造は設計上フランスの「ミストラル」強襲揚陸艦に類似し、少なくとも12機の輸送ヘリと攻撃ヘリを搭載でき、中国は6隻の081型ヘリ空母を建造すると見られる。

多くの西側の軍事専門家は、未来の中国空母戦闘群の組成後、対潜能力はこの水上艦隊の最大の弱点となる、と指摘する。。だが081型ヘリ空母の出現とともにこの種の状況は非常に大きく変わる。何故なら081型ヘリ空母は多数の対潜ヘリを搭載し、空母戦闘群全体のために良好な対潜早期警戒を提供するからである。

(頑住吉注:これより2ページ目。)

また、「遼寧艦」の後、大型空母国産化がすでに中国造船業の重点目標となっている。

アメリカの週刊「安全保障業務ニュース」の報道によれば、「遼寧」号空母の就役後、外界の中国空母に対する関心の焦点は中国の国産空母プロジェクトに移っている。中国船舶工業集団社は最近、彼らが初の国産空母の建造任務を引き受けることが有望だと暗示した。「安全保障業務ニュース」はこのグループの某責任者の話を引用し、同社がすでに「海上航空基地」建造の準備を整えている、とした。ある情報は、中国海軍の大プロジェクトへの関心から、アメリカは現在積極的に中国周辺諸国の情報機構と連絡し、協力して中国空母プロジェクトの具体的進展を探ることを企図しているところだ、とする。

アメリカの情報機構が掌握した情報によれば、中国は7つのドックを大型空母の艦体建造に適するようにしたらしく、これらのドックは基本的に中船工業と中船重工という2大グループの造船工場の中に分布し、所在する位置には大連、青島、葫芦島、上海、広州などが含まれる。報道は特に、葫芦島付近の中船重工所属の造船工場は巨大かつ封鎖された工場の建物を持ち、空母はあるいはこの中でモジュール化されて建造され、アメリカの偵察衛星の監視を逃れられるかもしれない、としている(頑住吉注:タイトルを見て、どこだろうが衛星からは見えるだろ、と思ったんですが、要するに工場が屋根付きだからというだけのことでした)。「安全保障業務ニュース」は、葫芦島造船工場に加え、中船工業の長興島造船工場、中船重工の大連造船工場が、中国の空母建造可能性が最も高い3つの造船工場であるとする。

2009年から続々と西側の軍事専門家は中国の上海の某造船基地が大規模な基礎建設を行っているのに注意を向け、甚だしきに至っては某島の造船工場の3号ドックこそが中国自身の空母建造のために準備されたものだと指摘している。報道は、この造船基地は小型都市さながらであり、内部の道路を持ち、工場区域内の大型の作業場は7つ以上あり、さらにこれは民間用ドックの室内作業場という部分を含んでおらず、しかも3号ドックの至近にはさらに海に面した艤装用埠頭が2つあり、その長さは数百mを越える、とする。

また、空母建造に関係するものにはさらに1つ根本的な問題がある。鋼板である。一部のメディアは中国はすでにこの問題を解決したと考えている。中国の台湾地域の「先端技術」誌は、中国大陸初の空母は上海で誕生する可能性があり、現地に強大な艦船生産能力がある以外に、さらに宝鋼というこのずっと造船工業にサービスしてきた鋼鉄生産企業があることを考慮することが必須である、と推測している。

西側メディアは普遍的に、今後3〜5年内に中国はまず排水量6〜7万トンの国産空母2隻を登場させ、しかも殲-31はこれと組み合わせる艦載第4世代機にできる、と推測している。こうした力量の対比の下で、中日両国海軍の「紙面実力」は立分高下。


 最後の「立分高下」、は検索するといくつかヒットしますが意味を説明したページは見つかりません。まあ文脈から言ってこの文全体が「一部の日本メディアは日本の海上自衛隊が勝利する可能性がより大きく、何故なら日本は来年排水量2.5万トンの22DDHヘリ母艦の建造を開始する計画であるからだ、と考えている」に対するいわば反論で、中国の優勢は明らか、というような意味ではないかと思います。「紙面実力」もたくさんヒットしますが、やはり意味を説明するページはありません。「カタログデータ上の実力」みたいな意味でしょうか。ともあれこの方面の戦力において中国がいずれ物量的に優位を占めるのは間違いないでしょう。









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