トルコによる「紅旗ー9」購入関連3題

 関連記事まだ多いです。

http://military.china.com/zh_cn/jqsj/041/


「紅旗-9」の戦略的突破

中国の武器、国際先端兵器市場に進入

イントロダクション:中国の「紅旗-9」(輸出型はFD-2000と呼ばれる)が成功裏にトルコ次世代遠距離防空システムの入札に勝利した後、いわゆる一石が千の波を激しく引き起こしたといった状況である。無数の中国人がますます誇りを感じるのと同時に、西側からの疑問の声、誹謗、甚だしきに至っては恫喝の言葉も耳から絶えない。いくつかの思いがけない意見表明も満ちあふれているが、人々が「紅旗-9」に対し関心を持つポイントは、明らかにすでに調達契約自体を超えている‥‥

鉄を打つには自身も硬くならねばならない

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「珠海航空展に展示された「紅旗-9」の輸出型FD-2000」)

ある予想外な結果

実は、今年6月には早くも西側メディアが、アンカラは「紅旗-9」を比較的気に入っている、と明らかにしていた。だがこのニュースは多くの人に軽視された。何故ならトルコ軍の調達計画は2007年3月にはもうすでに始動していたからである。当時、NATO代表はこの市場を保証するため、かつて公然とトルコ人に中ロの両メーカーを排除するよう要求した。甚だしきに至っては、トルコ軍が中国あるいはロシアが生産した対空および対ミサイルミサイルを購入したら、トルコサイドはもはやNATOの弾道ミサイル発射に関する偵察情報を使用できない、と公言した。このため、9月26日のあの日、各大メディアが「紅旗-9、トルコの40億の大規模注文を勝ち取る」の情報が発表された後、依然非常に多くの「驚愕」を感じた人がいたのも難なく理解できる。実は、この「紅旗-9」の当選にはいくつかの「意外」な要素もあった。今回の競争入札に参加したいくつかのライバルメーカーは、アメリカの「パトリオット」であろうと、ロシアのS-400であろうと、またヨーロッパの「アスター」であろうと、個々の実力は非凡である。だが最終的にトルコ人は「にぎやかし」の中国ミサイルを選択したのである。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「『紅旗-9』は第3世代対空ミサイルシステムに属する」)

「いいものは自然に売れる」 (頑住吉注:「いい匂いのする酒を売る者は場所が人通りの少ない奥まった場所でも嫌がらない」といったことわざが使われています。)

「紅旗-9」防空システムの研究開発作業は1980年代初期に始まった。これは中国が自ら研究開発した初の区域防空システムである。今回、「紅旗-9」システムがトルコ人に気に入られ得たことは、中国ミサイル工業の最高の成就を反映している。システム全体は大隊を基本的な作戦単位とし、指揮車、発射車、捜索レーダー車、火力コントロールレーダー車などからなる。新型の国産「泰安」8x8大型オフロードシャーシを採用しているため、「紅旗-9」システムの展開時間は6分間しかかからない。距離300km以内、高度7,000m以下の100の空中目標を同時に追跡する時でも、反応速度は12〜15秒に過ぎない。システムの核心として、「紅旗-9」ミサイルは「慣性誘導+中段指令+末端アクティブレーダー制御誘導」の制御誘導模式を採用している。このことはこのミサイルに、7〜20kmの距離で飛行高度100mないし甚だしきに至っては数十mの巡航ミサイルを迎撃できるようにさせ、したがって一定の対ミサイル能力を持つ。反応が早い、多目標殺傷、抗妨害能力が強い‥‥これらの特徴は「紅旗-9」を、独立作戦ができるだけでなく、さらに地上防空一体化指揮能力も持つものにし、したがって飽和攻撃や波状攻撃に抗する能力を実現する。

「いろいろな店の商品の比較」の後の選択 (頑住吉注:ここでもことわざが使われてます。)

公正に言って、「紅旗-9」が競争入札過程で遭遇したいくつかの相手の実力は相当に強かった。各方面から言って、アメリカの「パトリオット」防空ミサイルシステムが「紅旗-9」最大の競争相手だったと言っても言い過ぎではない。射程が長い、反応が早い、作戦能力が強いというこうした固有のメリットの他、アメリカ・トルコ両国の特殊な同盟関係も「Raytheon」社を自信満々にさせた。また、「パトリオット」はさらに世界でも数少ない実戦の試練を経た対空ミサイルシステムである。だが、そのイラク戦争の期間におけるイギリス戦闘機誤爆の経歴は、人をしてその信頼性に対する疑いを生じさせずにはおかない。ロシアの最も先進的な防空システムであるS-400は「パトリオット」よりさらに射程が長いが、政治的原因が最終的にこれをアウトにさせた。性能から見ると、ヨーロッパの「アスター」システムはアメリカ・ロシア製品に劣らないが、高すぎる価格がトルコ人を尻込みさせた。振り返って中国の「紅旗ー9」システムを見ると、個別の指標上はこれら3メーカーの製品にやや劣るが、勝利の決め手は性能:価格比が高いこと、付加条件がないこと、さらに技術移転が可だというところにあった。トルコ軍が行ったテストの中で、性能が「非常に先進的」なアメリカ、ロシア、ヨーロッパのミサイルにはいずれもターゲットを外す現象が出現したが、逆にずっと西側から性能がひどく劣ると批判されてきた中国のミサイルは百発百中だった、とされる。これでまさかまだ問題は説明し得ていないだろうか?!

世界軍事強国の防空武器一覧

実戦経験あり、は「パトリオット」の一大優勢。

ロシア人のS-400は「パトリオット」よりさらに射程が長い。

品質が良く価格が高いヨーロッパの「アスターー30」

意義深い突破

さらなる深層の解読

アメリカ人に「充分な理由」があって中国・トルコミサイル交易に不満を表明していることは必ず見ておく必要がある。彼らは伝統的な市場が奪われたがゆえに恨めしさと恥ずかしさで怒り出しているだけではない。さらにある深層の「憂慮」を感じているのである。トルコ人が「紅旗-9」を選択したのは、決してただ単に中国の製品が「物がよくて廉価」だったからではない。かつてある分析は、国連がシリア化学兵器問題の主導権を改めて掌握するのと共に、アメリカがアサド政権を軍事的に打撃する可能性は大いに下がった、と考えた。このことはずっとシリア反体制派を支持してきたトルコにすこぶるまずい感じを与えた。この受け身の局面を転換するため、トルコは中国ミサイル問題で外界に向けその「存在」を顕示した、というのである。この説には一定の道理があるが、明らかに突厥人の政治的知恵を過小評価している。オスマン帝国の継承者として、トルコには当然「古き夢を再び温める」意志がある。しかし、NATO加盟国、アメリカの中東における利益の代弁者の1人としての身分は、トルコ人にこの野心を長期にわたり抑圧させてきた。だが、今年の夏の「トルコの春」は、この同盟国に存在する矛盾を世人の面前に暴露した(頑住吉注:トルコが反政府デモを強権的に抑圧し、アメリカがこれを批判)。鬱憤を晴らすため、さらには遠大な利益の必要のため、トルコ人は「紅旗-9」を選択したのである! 当然、彼らの意識がいわゆる「互換性」問題にあるはずはない。何故ならこのことはかえってアメリカのコントロールを脱する機会を提供したのだからである!

競争相手からの「認可」

「紅旗-9」の勝利は情や道理になかったものではあるが、その他の各方の反応はこのように「理性的」ではなかった。例えば、ロシアメディアはかつてひどくねたみがましく、中国のミサイルはロシア製S-300のコピー生産品に過ぎず、トルコ人は今回いい「カモ」にされたのだ、と言った。一方アメリカ人の反応はさらに落ち着きのないもので、彼らはまずその他のNATO加盟国と連合し、盟友たる身分をもってアンカラに、「紅旗-9」には互換性問題が存在する可能性があることの注意を促した。今回の入札の失敗を見るや、アメリカ大統領オバマは大胆に自ら出馬し、2回にわたってトルコに中国のミサイルを購入するな、と警告した。アメリカメディアが明らかにするところによれば、この種の圧力は「やっと始まったばかりで‥‥」しかもどんどん大きくなる。このような形勢に直面し、トルコ人の立場はややゆらぎ、「この交易はまだ最終決定していない」としている。しかし、競争相手からのこうした評価はまさに別の角度から「紅旗-9」の価値を証明している。ロシア人の「嫉妬心」、アメリカ人の恫喝は、まさに中国の武器の国際高度先端軍用品市場への出現というこの事実への恐れに基づいている。この意味から言うと、トルコ人が最終的にどんな決定をなすにせよ、中国はすでに「シンボリックな勝利」を取得しているのである。

各方の声

李莉:いわゆる「紅旗-9」とNATOのシステムに互換性がないというのは口実に過ぎない

アメリカは「紅旗-9」防空システムとNATO集団防御体系とは相容れないとするが、この技術問題は完全に解決でき、アメリカ人はこのような口実を持ち出して別のことを言っているに過ぎない。

より多くの声 (頑住吉注:他の記事へのリンクです)

トルコメディア:「紅旗-9」がアメリカ・ヨーロッパ・ロシアに勝利した三大主因

ロシアメディア、「紅旗-9」ミサイルとS-300の差異は明確、とする

イギリスメディア、「紅旗-9」は中ロのシステムに互換性を持たせられる

李傑:「紅旗-9」は中・遠距離防空の需要を満足させた

「紅旗-9」は中・遠距離防空ミサイルの需要を満足させた。何故なら射程がより長く、しかも反応速度が速く、目標補足の精度と敏捷性がより良いからで、このため来襲する目標への対処という方面で非常に大きな優勢がある。

より多くの声

トルコメディア:アメリカ、トルコが中国のミサイルを購入することに対し「非常に怒っている」

ロシアメディア:トルコはもし中国のミサイルを買わないなら「アスター」を優先的に考慮することになる

外国メディア:もしトルコが「紅旗-9」を放棄しても中国は勝利を獲得する

ネット仲間の調査

トルコ人は「紅旗-9」のどんな点を最も重視したでしょうか?

出色の作戦性能 19.64% 237票

相対的にお買い得な価格 12.6% 152票

技術移転が可 43.09% 520票

付加条件がない 8.04% 97票

彼らがアメリカに向け「圧力を加える」ことができる 14.01% 169票

何ともいえない 2.66% 32票

総票数 1207票

「紅旗-9」の競争上の優勢

「紅旗-9」ミサイル防空システムは2008年に正式に海外安全保障業務展にデビューし、名称として用いられたのは輸出型の「FD-2000」だった。このシステムはロシアのS-300のまずい点を避けており、またアメリカの「パトリオット」に比べより機動性を持つ。加えて中国の武器の低廉な価格があり、国際市場で極めて競争力を持つ。

結び

「紅旗-9」が最終的入札の勝利を獲得することには依然一定の変数が存在するが、人々のこれに対する関心度は早くもとっくに普通の国際兵器売買を超えており、非常に多くの人はさらにこのミサイル交易の中から現れる多くの政治的、軍事的シグナルの解読を開始している。つまり、もし今回の交易が最終的に達成できなかったとしても、「紅旗-9」の戦略的影響はすでに形成され始めているのである。


 トルコが中国のミサイルを選択したのは「アメリカへの圧力」という怪しい説は中国人にもあまり支持されてないようですね。

http://military.china.com/important/11132797/20131025/18108721.html


トルコ、中国のミサイルを買うなとの警告に強硬に抵抗 すでに中国のミサイルを用いて試験を行っている

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「トルコ首相エルドアン」)

【グローバル時報総合報道】 「トルコの独立自主の決定に干渉できる者はいない。」 トルコが中国の「紅旗-9」対空ミサイルを購入する計画に対するNATOとアメリカの圧力に直面し、トルコ首相エルドアンは23日、強硬な態度表明を行った。トルコ大統領グールも当日前面に出て、「いかなる国も自らの利益を優先して考慮するのであって、これは最も自然な事情に過ぎない」と弁護した。だが西側の、トルコによる中国ミサイル購入反対の「合唱」はどんどん響いている。NATO事務総長ラスムセンは22日再度トルコに「NATOの立場を考慮」するよう要求した。アメリカは24日トルコに向け「重大な関心」を態度表明した。あるNATO当局者は中国のミサイルシステムは「ウィルス」だと攻撃しさえした。西側メディアはトルコに、「中国のトロイの木馬はNATOに入り込むか否か」と質問し、あるものはエルドアンに直接、中国のミサイルの購入は、まさにトルコを「古い友達と疎遠にさせようとしている」と警告する。見ると、この価格34億アメリカドルの契約を達成するには、トルコは勇気を持って西側の設けた障害を越えることが必須である。中国の世界武器市場において追いかける歩調はすでに西側に圧力を感じさせている。「中国の軍事工業企業の進軍はグローバル」、「中国の中東における影響力は日増しに増大」 トルコとのミサイル協議を通じ、西側メディアが出した2つの結論である。

トルコ大統領は同日前面に出て弁護した

「トルコ首相、NATOのトルコによる中国ミサイル購入に対する批判に反駁」 トルコ「毎日ニュース」はこの題でエルドアンの23日の態度表明を報道した。文章は、NATOがトルコのミサイル購入決策の中で発言権を持つ必要があるとの言明を行った1日後、エルドアンはどんどん強くなる国際的批判に対し反駁を行った、とする。彼は、「我々の独立した見方を覆い隠す」権利を持つ者はおらず、トルコがなした選択に問題はない、と語った。トルコサイドはすでに中国と1回演習を行っており、かつこの演習もすでにNATOの知るところとなっている。フランス通信社は、エルドアンはさらに記者に対し、現在中国が提出する条件は最も優遇されたもので、トルコが本国で合同生産を行い得る要求の満足も含まれている、とする。NATOが提出する互換性の問題に対し、エルドアンは反駁して、多くのNATOメンバー国もロシアの武器装備を使用している、とした。だが彼は同時に、協議はまだ最終的に確定しておらず、現在トルコ、中国双方は協議を行っているところで、自分は国防大臣、参謀長などと共同で最終的決定をなす、とした。

同日、トルコ大統領グールもこの問題につき前面に出て弁護した。彼は、中国とミサイルを合同生産することは、トルコが国防産業を推進し、国家利益を保護する助けになる、とした。トルコは同盟国との関係を高度に重視するが、「この種の決策をなす時は当然国家の利益を考慮する必要がある」 グールはさらに記者に対し、「この事は非常に多くの技術問題に関わり、あらゆる技術問題を評価した後にやっとこの結果を出したのだ。」と語った。

(頑住吉注:これより2ページ目。画像のキャプションは「NATOはトルコに向け比較的大きな圧力をかけた」です。)

トルコ最高指導層が連続して回答をなした際、西側はまさにトルコに対する圧力を強化しつつあった。22日、NATO防衛大臣会議の期間の記者会見で、NATO事務総長ラスムセンは、トルコの中国ミサイル購入に対し「攻撃」を行った。彼は、「NATOの立場は非常に明確であり、(NATOメンバー国が)どのような設備を購入するかは自らの事情であり、メンバー国が自主的に決定するべきだ。だがNATOの角度から見ると、各メンバー国の対ミサイルシステムはNATOのその他のメンバー国のシステムと相互にマッチすることが必須であり、『互換性』を持つべきであり、この点は非常に重要である。我々はトルコがNATOのこの立場を認識すると信じ、トルコ政府が最終的な購入決定をなす前にNATOのこの立場を考慮することも信じる。」と語った。「グローバル時報」記者は、今回の会議は本来2014年のアフガニスタン問題およびNATOとロシアの協力などの問題に焦点を合わせることになっていたのだが、穏やかな会議はそれとは違い「中国のミサイル」問題ゆえにメディアの関心を引き起こした、ということに注意を向けた。

「週刊トルコ」ウェブサイトは24日、アメリカ国務省副スポークスマンのハーフは23日、トルコが中国の会社とミサイルに関する協力を行うことを準備していることにつき、関心があることを表明した。彼女は、この中国の会社は現在アメリカの制裁を受けており、トルコはNATOの同盟国と互換性のあるミサイルシステムを選択すべきである、と強調した。ロイター社は、アメリカの駐トルコ大使館は24日、トルコに向け「重大な関心」を態度表明し、彼は同時に、すでにこの件につきトルコと「専門家対話」を展開している、とした。

フランス通信社は、アンカラが先月中国精密機械輸出入社と価格34億アメリカドルの協議、談判を始動させた結果、トルコのNATOの同盟国、特にアメリカを激怒させた、とする。この中国の会社は過去10年来アメリカの一連の制裁を受けており、かつイランおよびパキスタン向けに武器とミサイル技術を輸出したとして非難されている。日本の「外交学者」は、NATOは最近トルコが中国のミサイルシステムを購入することに対する圧力を強め、あるNATO当局者は中国のミサイルシステムを「ウィルス」と呼んだ、とする。あるNATO加盟国駐トルコ大使はさらに、「私は何故トルコ人が、NATOが今後20年の安全に対する脅威は中国から来ると考えているというこの簡単な事実を認識できないのか分からない。対空ミサイルシステムは予見できる将来最も重要な安全保障業務問題であり、かつ中国は拡大鏡の下に置かれることになる。」とした(頑住吉注:厳重に監視される、といった意味でしょうね)。

【グローバル時報駐ベルギー、トルコ、ドイツ特派、特約記者 張傑 李牧 青木 甄翔 柳玉鵬】

(頑住吉注:3ページ目)NATO事務局長ラスムセン

(頑住吉注:4、6ページ目)中国のFD-2000防空システムには全く互換性問題は存在しない

(頑住吉注:5、7ページ目)FD-2000とはすなわち中国のHQ-9防空システムの輸出型である

(頑住吉注:8ページ目は2ページ目と同じです。)


 本筋よりも「あるNATO加盟国駐トルコ大使」の、「NATOが今後20年の安全に対する脅威は中国から来ると考えている〜」という発言の方が印象的でした。しかしそんなことを言っても遠く離れたトルコが直接脅威を受ける可能性は低いですから当然自国の利益を優先しようとするでしょう。次はこの問題と直接関係があるわけではないんですが。

http://tuku.military.china.com/military/html/2013-10-25/220352_2418301.htm#pic


ロシアのS-300、発射に失敗して空中でぐちゃぐちゃに動き回る 自分の陣地へ向かって急降下

最近あるロシアのS-300対空ミサイルシステムの発射に関する動画が公開された。発射過程で1発のミサイルに故障が起き、まず不規則に「ブラウン運動」して一定の距離上昇し、その後空中を乱れて飛び、その後陣地に向け急降下し、低空に至った時再度引き起こし、最後は自爆システムが始動して空中で爆発した。S-300地対空ミサイルシステムは旧ソ連/ロシアが研究開発し発展させた、対戦術弾道ミサイル能力を持つ中、高空、中、遠距離地対空ミサイルシステムであり、ロシアはC-300型と呼び、NATOはSA-10(サム-10)と呼ぶ。ロシア軍はその性能はアメリカの「パトリオット」地対空ミサイルシステムより優れている、とする。S-300もこの前トルコの金額40億アメリカドルの対空ミサイル競争入札に参加したが、中国の紅旗-9ミサイルが勝利した。

(頑住吉注:2ページ目)画像は発射中のS-300

1970年に研究開発が開始され、相次いで5種のタイプが開発された。1992年から中国は相前後してS-300PMU、S-300PMU1型を導入し、かつS-300PMU1型の生産を開始し、紅旗-15号と命名した。S-300P系列の原型はS-300Pで、1970年に研究開発が開始され、1977年にソ連軍に装備された。その最新改良型S-300PMU2「プライド」は1992年に装備され、1998年に公開されデビューした。画像は発射前のS-300防空ミサイル。

(頑住吉注:3ページ目)画像は第2発目のS-300の発射準備状態

(頑住吉注:4ページ目)画像は第2発目のS-300ミサイルが上昇するところ

(頑住吉注:5〜15ページ目)画像はS-300ミサイルの機能喪失


 ちょっと画像とキャプションが一部合ってない感じですが、14、15ページ目が自爆シーンですね。しかしまあ中国で同様のことが起こってもまず公開しないと思うのであるかないかは分かりませんよね。















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