中国、9月3日に抗日戦勝利記念閲兵を行う?

 ロシアの対独戦記念イベントは金正恩の出席などに関連し話題になっていますが、中国のはいまいち注目度が低いようですね。

http://news.china.com/focus/kzdyb/11169818/20150130/19262222.html


外国メディア、中国が閲兵でスーパー兵器を展示へ、とする 殲ー20とT-50、あるいは閲兵に参加か

【グローバル軍事報道】 国防省スポークスマンは昨日(頑住吉注:記事は1月30日付です)記者の質問に答え、これは普遍的に「中国は9月3日に抗日戦勝利閲兵を行うことを確定した」と解読され、中国民間の閲兵に対する期待が再度高まっている。各方によって熱烈に討論されている「勝利の日の閲兵」は中国初の国慶節の日でなく行う閲兵となり、2015年は世界反ファッショ戦争勝利70周年で、中国のこの挙が見せるのは疑いなく世界平和防衛の決意である。世界は明らかにこのような大閲兵を必要としており、アジアでは特に重要である。ヨーロッパのノルマンディー上陸記念日はすでに広大かつ神聖に作り上げられているが、アジアでは第二次大戦に対する歴史改竄の企図、責任を負うことを拒絶する声が台頭し、戦争の是非に関する限界が塗り替えられる危険に直面している。日本および西側のいくつかのメディアは中国の閲兵の妨害を企図し、強硬に中日の領土をめぐる争い、アメリカの「アジア太平洋回帰」、南海の島嶼をめぐる紛争などの話題を口にし、中国の閲兵は対外的に「強さを示そうとする」ことだと誇大宣伝している。東京在住の中国人学者庚欣は29日「グローバル時報」記者のインタビューを受けた時、中国はこうした要素によって妨害されるべきではなく、「平和の維持保護は他人の慈悲に頼ることは全くできないものなのであって、自らの力量に頼るしかないのだ」と語った。

29日の国防部定例記者会見で、「グローバル時報」記者の質問を含め、国防部スポークスマン楊宇軍は5回にわたって抗日戦勝利記念日首都閲兵問題に関し質問を受けた。香港の「信報」ウェブサイトの「中国、9月3日に抗日戦勝利閲兵挙行を確定」と題する報道は、質問に対し楊宇軍は決してこの情報を否認せず、かつ関連の情報を外交部がすでに先日発表しており、現在より多くの情報はない、と語った、とする。シンガポールの「連合朝刊」は、中国民衆には大閲兵に対しすでに期待が形成されている、とした。

香港の「東方日報」28日の報道は、北京の情報が明らかにするところによれば、解放軍四大本部と海空軍、第二砲兵部隊、および北京軍区将校から組成される閲兵準備指揮部は、すでに北京近郊地域の小湯山に進駐し、新たに着任した北京軍区司令宋普選上将によって具体的に責任が負われている、とした。一般的に考えて、宋はその時閲兵総指揮の任に当たることになる。それぞれの閲兵村の建設もすでに基本的に完成し、全国のそれぞれの大軍区や解放軍院校および武装警察から来た閲兵を受ける部隊は、最近すでに北京郊外の通州などの地に集結し、訓練を展開しており、このことは閲兵準備作業が旧暦春節前後に正式に始動することを意味している。

「大国外交を極力主張する今日、このような閲兵は必要だ。」 香港大公ネット29日の報道は、2014年は中国のホームグラウンド外交の収穫が多かった年で、2015年初めの中国・ラテンアメリカフォーラムは2014年の強い勢いを継続させている、とした。いかにして去年の巨大な成果を継承するかこそが重要中の重要事である。文章は2014年のノルマンディー上陸70周年記念日を回顧し、当時アメリカ大統領オバマ、ロシア大統領プーチン、イギリスのエリザベス二世など20カ国の国家元首と政府首脳が出席し、多くの国の指導者のために会見あるいは会談の機会を提供した、とする。文章は、中国は反ファッショの勝利国であり、今回の記念活動はもう1度中国の国際的地位と国際的視野を位置づける、とする。オーストリアの「ザルツブルグ日報」は29日、閲兵は十数億人の国家に対する誇りの感情と軍隊に対する信頼の心を強化しようとするもので、同時に中国の反腐敗闘争の成果のデモンストレーションでもある、とした。「韓国日報」は、大閲兵は中国が世界の反ファッショ統一戦線を強固にする意図を突出させ、中国の政治的安定をもデモンストレーションすることになる、と考える。

ロシアの「モスクワ共産党青年団員報」は28日、ロシア大統領プーチンはこの閲兵式に出席すると見られ、韓国大統領朴槿恵も出席するだろう、とした。また上海協力機構諸国といくつかのヨーロッパの国の指導者も招待を受けることになる。日本とアメリカの同盟関係ゆえに、中国は必ずしもオバマの参加を招待しないだろう。日本の「外交学者」の文章は、ちょうどアメリカ大統領オバマが今週月曜にインド国慶節閲兵儀式に出席したように、その時プーチンは招待に応じて習近平と共に北京の閲兵を視察し、明確な地縁政治的シグナルをも発することになる、と考える。韓国連合通信社は、中ロ両軍の共同参加の可能性も排除されず、その時中国の殲ー20とロシアのT-50が同時に天安門広場を飛行して通過する可能性がある、と考える。

「大陸の14回の大閲兵で、騎兵は徐々に退出した。」 台湾の「旺報」は29日に歴史を回顧して、1951年の閲兵は「騾馬化」から「モーター化」に向かって発展する重要なカギで、防空部隊が初お目見えした、とする。1953年にはロケット砲兵が初めて出現した。1954年には落下傘部隊が出現し始め、かつ騎兵部隊が最後に検閲を受けた回でもあった。1957年には大陸国産ジェット式爆撃機、戦闘機が初めて検閲を受けた。1958年の民兵スクエアチームの規模は空前だった。1959年には典礼に参加する人数が70万人に達した。報道は、1984年は改革開放後初の閲兵回復で、戦略ミサイル部隊が初めて世の人に向けお目見えした、とする。1999年は陸、海、空、第二砲兵部隊、武装警察および地方武装部隊、大陸の武装力量を構成するあらゆる成分の代表が含まれた。

反ファッショ戦争勝利70周年閲兵にあなたはどういった武器の出現を期待するか? 「グローバルネット」の29日におけるオンライン調査はネットユーザーの熱烈な投票を引き起こし、その結果は99式改メインバトルタンク、直ー10武装ヘリ、東風ー41大陸間弾道ミサイル、殲ー20などが上位にいることをはっきり示している。ネットユーザーはさらに、抗日戦老兵のスクエアチーム(オープンカーに乗って)がお目見えし得ることを期待している。

香港の「now」ニュース局は29日、前回の国慶節閲兵からすでに6年がたち、中国の軍事の発展は一日千里で、閲兵には大量の新たな軍備と武器の登場があるだろうと見積もられ、最も関心を集めるものとして殲ー20ステルス戦闘機以上のものはなく、中国が自主研究開発する大型輸送機運ー20はもう1つの焦点である、とした。陸軍方面では、99式改メインバトルタンクおよびそのパートナーの04A式歩兵戦闘車が同時に登場する可能性がある。海軍に関しては、鷹撃ー18大型対艦ミサイルおよび殲ー15艦載戦闘機といったエースの他、さらに海紅旗ー9遠距離対空ミサイルが出動する可能性がある。空軍方面では、かつて珠海航空展にお目見えした攻撃-1無人機の他、戦闘機である殲ー10B、殲ー11B、空警ー500早期警戒機および轟ー6K巡航ミサイル搭載爆撃機がそれぞれ登場するだろうと見られる。

ドイツのグローバルニュースネット29日の報道は、2009年の中国大閲兵ではかつて52の中国製武器システムが展示され、今回中国が展示する武器はより近代的になり、いくつかのスーパー兵器を含むと見られる、とした。【グローバル時報駐日本、韓国、ドイツ特約記者 常志 王剛 青木 グローバル時報記者 範凌志 崔傑通 柳直】


 別に盛大に閲兵式を行うのが悪いとは思いませんが、誰が出席するか、どんな兵器がデモンストレーションされるかは気になりますね。ひょっとして金正恩と朴槿恵が同じ会場にいるという場面が見られるんでしょうか。






















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