殲-15の性能は

 初着艦に成功したとされる殲-15の性能に関するいろいろな推測です。

http://www.frelax.com/sc/service/pinyin/


外国メディア、競って殲-15を推測:「危険な相手」だとする

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「ネット上に流れ伝わる中国の殲-15艦載機の模擬着艦試験飛行の画像」)

中国空母がメディアの報道のホットな語彙になった後、これとセットになる艦載機も自然に外界の関心の焦点となっている。メディアには中国の「殲-15」戦闘機に関しても異なる推測がある。

外形

アメリカの航空関係の週刊誌ウェブサイトは次のように指摘する。中国の殲-15とスホーイ-33艦載機は類似しており、前に置かれた翼面(頑住吉注:カナード)、折りたたみ主翼、制動フック、強化された降着装置を装備している。殲-15とスホーイ-33は同様にカタパルト装置からではなくスキージャンプ傾斜板からの発進用に設計されており、スホーイ-33と異なるのは殲-15がより複雑な前後のフラップを装備していることだ。

ロシアメディアは次のように言う。中国の殲-15は以前のソ連時代のスホーイ-33を基礎に研究開発されているが、より完備された航空電子設備、着艦フック、寸法がより小さい垂直尾翼、より強固な降着装置を装備している。この機の単座設計はこの機が非常に近代化、スマート化、自動化された機載設備を装備することを意味するのかもしれない(電子設備のレベルは殲-11Bと非常に似たものかもしれない)。この他、殲-15は単座型であり、これは解放軍がその電子設備がすでに高度に整合しかつ自動化を実現し、1人だけで操作できると考えていることを示している(頑住吉注:すでに紹介しているように複座型も開発されており、これはちょっと的外れでしょう)。

エンジンと機動性

ロシアの「ペリスコープ2」ウェブサイトは、中国が自ら研究開発した(頑住吉注:と言えますか?)殲-15型艦載戦闘機はすでに2010年に閻良(頑住吉注:「ちまき機」輸送の目的地ともされ、強度試験場もあるらしいですね)で初の陸上模擬スキージャンプ発進を成功させている、とする。ロシアメディアは、閻良で試験を受けた第1ロットの殲-15艦載機はいずれもロシア製AL-31Fエンジンを装備しているが、第2ロットは中国国産のWS-10A(頑住吉注:「渦扇」はターボファンの意)を装備しているとする。カナダの「漢和安全保障業務評論」は報道の中で次のように指摘する。殲-15は中国国産エンジンを使用することになる。近距離格闘方面はさらに殲-15の得意分野で、何故ならこの機は良好な推力:重量比と低翼面荷重を備えているからで、このことはこの機を「危険な相手」にすることになる。

(頑住吉注:これより2ページ目。画像のキャプションは「中国の殲-15艦載機の原型機」です。)

機載武器と作戦能力

「ニューヨークタイムス」は軍事専門家の話を引用して次のように言う。中国軍の現有の3,200機の実戦機は主に自由落下爆弾とテレビ制御誘導ミサイルを装備しているが、一方殲-15はより先進的な自動制御誘導ミサイル、ホログラフィック機器ディスプレイ、対艦攻撃能力を具備したレーダーなどの先進武器装備を装備している。しかも自ら研究開発、生産した、射程が400km以上に到達可能なYJ-62対艦ミサイルを配備するだろう。もし中国が最終的に有効な国産電子スキャンフェイズドアレイレーダーを研究開発できたら、この機は対ステルス、抗妨害能力を持ち、巡航ミサイルを追跡、撃破できるようになる。

イスラエルの「安全保障業務動態」誌は、殲-15艦載機はその他の中国製戦闘機の優勢な技術を集成したものであり、空対空ミサイルと空対艦ミサイルを装備することができる、と考える。西側のメディアは、燃料搭載量と武器搭載重量を減らすという前提でスキージャンプ式発進模式を採用しており、給油機の保障下では殲-15の作戦半径は700kmであると推測する。

「安全保障業務動態」の報道は、この機は「霹靂」-8および「霹靂」-13型空対空ミサイルが吊り下げ装備できるだけでなく、さらに射程が100kmを超える「鷹撃」-83K空対艦ミサイルも装備できる、とする。同時に、中国の関係方面は空母艦載機部隊のためにより先進的な武器装備を研究開発中である。報道は、搭載能力は限られるものの、殲-15は依然防空作戦を主要任務とし、ただし攻撃という職能も併せ配慮されることになる、とする。

数量

「遼寧艦」の持続的航海試験期間におけるパフォーマンスは明らかに良好だった。アメリカのストラテジー ページウェブサイトの報道によれば、6か月前この艦の飛行甲板上にいくつかの機が出現した。この挙の主旨は機が安全スムーズに甲板上で移動しかつ機格納庫まで降りることができることを確保することだった可能性がある。中国は去年、「遼寧艦」の主要な職能は訓練を行うことだというのが事実であると認めている。中国サイドは明らかに「遼寧艦」上に24機にも達するジェット戦闘機と26機のヘリを配備するつもりである。

(頑住吉注:後のページは画像とキャプションだけです。3ページ目は「すでに機体の塗装が完成した殲-15艦載戦闘機」、ちなみに黄色い塗装はプライマーだとされてます。4ページ目は「現在メディアの関心の焦点はすでに遼寧艦から艦載機に移っている」、5ページ目は「画像の中の殲-15が本物の機かどうか認定するのは難しいが、殲-15が正式に艦に搭載されるのは遠いことではない!」、6ページ目は「11月8日、遼寧艦の甲板上には多くの航空後方勤務保障車両の姿が現れた」、7ページ目は「11月10日、遼寧艦は海に出、今回は艦載機の完全な着艦試験を行うことになるとされる」、8ページ目は「ネットは殲-15がすでに着艦試験に成功したことを暴いた」です。)


 本当に国産エンジンを使って満足な性能、信頼性、耐久性が得られるのかはまだ疑問です。









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