中国の無人戦車が登場?

 ラジコンに毛が生えた程度のものならとっくに出現しているとも言えるわけですが。

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59式戦車が第二の春を迎える? 中国の無人戦車のお目見えが関心を集める

【グローバルネット軍事3月20日の報道 グローバル時報特約記者 石留風 グローバル時報記者 馬俊】 中国の無人操縦戦車がやって来た! 最近ネット上で熱く伝えられる動画は、1名の解放軍兵士が操作台の上でハンドルを回し、そばの戦車がこれと共に敏捷に方向転換、行進するのをはっきり示している。ロシア衛星ネットは18日、中国の無人戦車の動画は最近インターネット上で熱い議論を引き起こし、旧式な戦車がコンピュータ端末のコントロール下で無人化された動作を実現し、このことは無人戦車時代の到来を意味しているのか否か? とした。

古い戦車+ブラックサイエンス

「グローバル時報」記者は、中国の無人戦車の動画が最初に中央テレビ局の軍事ニュース報道から来たことに注意した。関連の動画は国産「無人作戦システム実験室」の神秘のベールをはがし、国産無人機、水中無人潜航装置、無人艦艇など一連の無人装備を見せた。ロシア衛星ネットは、すこぶる人を吸引するのは旧式な59式戦車を基礎に改装された無人戦車である、とする。1名の解放軍兵士がコンピュータ操作台の前に座り、電子ゲームをプレイするのと同様にハンドルを回し、遠くないところの1両の59式戦車が自ら動き出す。操作員の熟練した操作の下、この59式戦車は軽々と前進、後退の動作を完成させ、見たところSF感充分である。

ロシア衛星ネットは、59無人戦車の原型車はソ連のT-54A戦車で、1950年代に中国に導入され、通常4名の乗員を操作に必要とする、とする。動画の中からは、中国の59無人戦車がすでに試験段階に入っていることが見て取れ、このことは中国が最も先進的な軍事ブラックサイエンスを古い戦車上に接ぎ木し、世界無人戦車発展の潮流の中で先んじた地位にいることを事前に示している。

「戦車装甲車両」誌編集長の劉青山は「グローバル時報」記者に次のように教えた。59戦車は我が国初の大規模生産された中型戦車で、就役数が最も多く、改良グレードアップが最多で、現役の一部の59戦車はメンテナンス維持保護の状態が良好で、さらに相当に長い時間継続して就役でき、もしスマート化技術の助けを借りて無人化した操作が実現されれば、これは大量の退役に直面する59戦車を無人装甲兵団に改造し、解放軍の戦闘序列の中で余熱を発揮させることができることを意味している。

各国、競争で無人戦車を研究

世界の無人戦車を開発する国として、中国は初ではなく、唯一でもない。最も早い無人戦車は甚だしきに至っては1920年代までさかのぼることができるが、当時の遠隔操作技術は充分成熟していなかったため、こうした無人戦車の遠隔操作距離と信頼性は決して理想的ではなく、すぐに淘汰された。

21世紀初めになって、スマート化技術の急速な発展と共に、無人戦車は改めて重視された。陸軍主戦武器プラットフォームとして、戦車は日増しに複雑化する戦場の脅威に直面し、何度かの局地戦争の中で装甲部隊の悲惨、重大な損失は人に衝撃を与えたが、現在まだその地位に取って代わり得るその他の武器はない。各国の軍隊はいずれも期待している。もし戦車が無人化操作を実現すれば、人員の死傷を減少させられるだけでなく、しかも非常に大きく火力突撃能力と作戦効率を向上させられる。

アメリカは非常に早くからもう無人戦車の研究開発を開始していた。2004年、アメリカはXUV無人偵察戦車、無人地雷処理戦車、「未来戦闘システム」など多くの機種を開発した。2009年アメリカの「大衆科学」ウェブサイトは時速97kmの「快速戦車」MSI「Ripsaw」無人地上車両を明らかにした。そのサンプル車はアバディーン試験センターで野外デモンストレーション試験を行った時、高さ9m、45度の土盛りを登り、植物の生えた地帯の通過やその場での方向転換など出色の機動性能を見せた。

アメリカ海兵隊はすでに200台の「ロボット戦士」(頑住吉注:検索しましたが英語名が出てきません)戦術無人車両を持つ。この車両はミニ無人戦車と見なすことができ、装軌式行進システムを採用し、車載煙幕放射システム、障害突破システム、催涙弾、スタングレネードなど非常に多くの非致命武器を装備し、いかなる天候や地形の下でも、偵察、ABC兵器探知計測、障害突破、アンチスナイパー、直接射撃などの任務が執行できる。

ロシア衛星ネットは、ロシア軍はすでに多種の無人戦闘車を研究開発し、偵察、地雷排除、武装パトロールなど異なる種類を含み、このうち一部の機種はさらに実戦の検証を経ている、とする。2016年ロシア軍の「アーマタ」新型戦車がお目見えした時、あるロシア国防省当局者は、ロシアはこの戦車を基礎に無人戦車を開発する計画であると明らかにした。トルコ大統領エルドアンもかつて、無人操縦戦車を開発し、国防技術の上で「一歩リード」しようと宣言した。

いつ戦場に出られる?

無人戦車の開発は、大国の軍事科学技術の前線の勝負である。アメリカの「国家利益」ウェブサイトは18日、戦場で中国とロシアを打ち破りたければ、アメリカは人工知能技術とロボット技術を結合し、小型化、ネットワーク化、スマート化されたロボット兵団を開発することが必須である、とした。

中国が改装した無人戦車は戦場でどんな作用を発揮することになるのか? あるネット仲間は、それはあるいは敵軍の注意を分散させる戦場のデコイに充当できるかもしれず、主力の突進を援護し、あるいは戦場の歩兵の随伴火力としてかもしれない、と推測する。劉青山はこれに対し次のように言う。戦車は機動力、火力、防御力の高度な融合した陸上作戦プラットフォームであって、現在の無人戦車は自身のプログラム制御をメインとする無人化装軌式装甲プラットフォームであるが、実はその質は遠距離攻撃型スマート化武器で、情報化武器が主導する「非接触性戦争」のさらなる一歩の発展である。将来技術が成熟した後、偵察衛星、飛行機、艦艇、潜水艦や地上偵察部隊などが獲得した各種目標情報を融合し、その他の無人化プラットフォームと相互に協同し、より早い反応速度をもってより高い殺傷確率で連続作戦が実施できる。

劉青山は考える。59無人戦車は現在まだ概念論証と技術探索段階にある。中央テレビの報道は我が国がすでに戦車無人化行進操作の問題を解決していることを証明しているが、有人操縦戦車同様の戦闘水準に到達したければ、まだ非常に多くの技術の難題が克服される必要がある。説明によれば、地上の戦場環境は複雑多変のため、無人戦車に有人操縦戦車のように突撃し敵陣を落とす、あるいは遅れず火力支援を提供させたければ、大量のリアルタイム戦場情報を提供し、しかも敵サイドの目標を素早く識別判断させる必要があり、直面する技術難題は無人機を超える。だが劉青山は、国外無人戦車の一部の概念性技術を59無人戦車上で先行して試験し、地雷排除、対テロ、爆弾処理、偵察など専用特殊車両を開発することができる、と提案する。


 目視できる近距離で、コンクリートの平坦な場所の上で、前進、後退程度の単純な動きをさせるくらいならそんなに難しい技術ではないと思われ、印象としては大量の旧式戦車を同時に戦場で実際に使用するまでにはまだかなり遠い感じですが。

















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