殲ー20Bって‥‥

 「ロシアメディアがこう言ってる」という体裁の記事なんですが‥‥。

http://military.china.com/important/11132797/20130821/18008367.html


ロシアメディア:殲ー20B登場へ 総合戦力はきっとF-22より上になる

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「中国が一段と力を入れて殲ー20に対するテストを行うにつれ、一部の西側軍事分析者は、この機は決して真の意味での第5世代戦闘機ではない、と言明している。」)

ロシア軍事工業ニュースネットなどのメディアの報道を総合すると、中国が一段と力を入れて殲ー20に対するテストを行うにつれ、一部の西側軍事分析者は、この機は決して真の意味での第5世代戦闘機ではない、と言明している。ある外国メディアは、解放軍は殲ー20に対し一連の試験飛行を展開し、しかも徐々にその性能は完備されたものになっている、と指摘する。改良型の殲ー20B戦闘機が登場する可能性があり、それはアメリカのF-22を抑える総合作戦能力を具備することになる。

殲ー20Bの総合戦力はF-22を超える

ロシア軍事工業ニュースネットは、西側の軍事界は一度、殲ー20はいくつかの方面でまだ第5世代戦闘機の基準に到達しておらず、その性能はロシアのT-50、アメリカのF-22という2機種の第5世代戦闘機に劣る可能性があると推測した、と指摘する。

ロシアの「ペリスコープ-2」誌の報道によれば、殲ー20はアメリカ、ロシアの多くの先進戦闘機と同様に、何度もの試験飛行を経て不断に調整が行われるのであって、その性能をけなす西側の論調は乱暴である。解放軍は試験飛行の状況および獲得されたデータを根拠に殲ー20に対し大幅な調整を行っているのだ。

報道は、解放軍はまず殲ー20の操作系統に照準を合わせて試験飛行を行い、これには簡単な巡航飛行、および高機動性飛行テストが含まれる、と推測する。その後、さらに複雑な気象条件下での飛行試験が実施される。テストの結果を根拠に機の空力レイアウトや動力システムに対する系統的評価が行われる。次はエンジンのテストで、これには空中でのエンジン停止後の再始動、エンジンシステムの赤外線特性の評価が含まれる。これは殲ー20の戦場生存能力に対し極めて重要である。

操作システムとエンジンのテストが完成した後、解放軍は再度殲ー20を試験飛行し、そのステルス塗料層に対するテストを行った。これはこの機が合格点の出せるステルス性能を持つことを確保する重要なカギである。報道は、西側が殲ー20のステルス性能に疑義を提出するのには全く意味はない、何故ならこの機のこの方面の性能はなお外界に知られていないからである、とする。

(頑住吉注:これより2ページ目。画像のキャプションは「改良型殲ー20B戦闘機が登場し、この機はアメリカのF-22を抑える作戦能力を持つことになる可能性がある。」です。)

報道はさらに次のように推測する。殲ー20の後続の試験と調整にはその他の非常に多くの方面が含まれ、少なくとも2機の殲ー20のサンプル機がそれぞれこれらの試験を行う。中国空軍は殲ー20のサンプル機上で短距離および中距離空対空ミサイルをテストし、もってその攻撃力を増強する。解放軍はさらに平行して新型機載レーダーを開発し、もって不断に殲ー20の探知計測、追跡能力を向上させる。そして最終的に全く新しい戦闘爆撃機殲ー20Bが登場することになる。この機と殲ー20の関係はちょうど殲ー10と殲ー10Bの関係と同じで、殲ー20Bの総合作戦能力はきっとF-22より上になる。

米軍は殲ー20の機載レーダーについて全く知らない

ロシア軍事工業総合体ウェブサイトは、米軍は継続的に殲ー20の試験飛行行動を注視し、同時に米軍の技術人員にF-22に対し相応のグレードアップ改良を行うよう指導することになる、と明らかにする。

報道は、もし試験飛行行動が殲ー20のエンジンの赤外線輻射が強すぎることを明らかにしたら、米軍はすぐにF-22に最も先進的な赤外線探知計測設備を追加装備し、もって殲ー20に対する追跡を行うかもしれない、とする。これまでF-22は先進的な赤外線探知計測機を装備しておらず、何故なら全世界に力の互角な空戦の相手がおらず、この種の探知計測機を用いて敵サイドの戦闘機を追跡する必要がなかったからである。だが今同じく第5世代戦闘機である殲ー20に直面し、F-22は止むを得ずこの種の探知計測設備を追加装備し、殲ー20の赤外線特性の隠蔽が充分に良好ではない弱点を利用してこれに対する追撃を行うことになる。

「ペリスコープ-2」は、米軍はさらに殲ー20の最新情報に照準を合わせてさらに一歩F-22に対し改良、グレードアップを行い、もってこの機に優勢を保持させる可能性がある、と指摘する。例えばF-22の機載電子システムにさらに一歩ステルス化設備を追求させ、もって殲ー20が先進的機載レーダーを追加装備し、成功裏にF-22の痕跡を捕捉することを防ぐのである。また、現在米軍は殲ー20の機載レーダーの周波数とピーク値について全く知らない。このため、米軍は殲ー20の後続の試験飛行行動に照準を合わせて情報偵察行動を展開することになる。(陸涵義 張穎波/文)

(頑住吉注:以下のページのキャプションは本文の一部を切り取った物なので省略します。。)


 もっともらしくてありそうだなと思える部分が多いんですが、やはり全体的に具体的根拠に欠けますね。中国のステルス塗料について全く分からないというのはその通りでしょうが、例えば関連の西側の会社への中国発と思われるハッキングの試みが多いかどうかなどいろいろな情報から大体の推測をすることもできるのでは。











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