日本のスパイ養成学校に注目?

 それに近いものはどこの国にもあるでしょうけど。

http://military.china.com/news/568/20160823/23354700.html


日本のスパイのゆりかごを明るみに:学員の中国語はHSK八級をパスする必要がある 別に中国の方言を学ぶ

参考情報ネット8月23日の報道 第二次世界大戦終結から今に至るまで、各種の原因から自衛隊は公然と情報の捜索収集と秘密保持人員を専門に養成訓練する学校があることを認めていないが、周知のように情報工作は平素から日本が最も長じる軍事領域の1つで、隠すほど明らかになるというやつで、外界の強烈な探索の欲望を呼び覚ますことにしかならない。

実際、小平学校は他ならぬ日本の自衛隊唯一の情報人員を養成する専業機構で、その役割と位置付けは日本陸軍の悪名高いスパイのゆりかご、中野学校に似ている。それは東京都所轄の小平市に位置し、この小都市は東京市中心から26kmの距離にあり、古い時代の諸侯国武蔵野の所在地である(頑住吉注:何言ってるのか分かりません。「武蔵国」なら小平にあったなんていう小さなものではないですし)。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:小平学校の位置を示す図。」)

小平市は面積が40平方kmしか占めないが、有名な学校が集まり、市街区は基本的に高等教育機関からなり(頑住吉注:それもどうかと。確かに多いですが占める面積は全体のうちごく一部です)、津田塾大学、武蔵野美術大学、文化女子大学など10あまりの大学専門院校が分布する。大学都市の南側には日本最大の情報基地である小平基地があり、基地内には小平学校があるだけでなく、さらに第305通信大隊、第126警務隊(すなわち憲兵隊)、東部方面情報保全隊が駐屯する。

小平学校の前身は1952年に誕生した警察予備隊(注:陸上自衛隊の前身)総隊学校第5部で、1954年9月10日に陸上自衛隊調査学校と改名し、主に自衛隊の情報、外国語、警務人材を養成した。2001年、この情報学校は陸上自衛隊財務学校と合併し、学校名も「調査学校」から「小平学校」に改称された。

注意に値するのは、小平学校成立後から1980年代まで、校務の大権が長期にわたり旧日本陸軍士官学校出身者(8人)と「XX帝国大学」(「東北帝国大学」2人、「東京帝国大学」4人、「京都帝国大学」1人)の旧軍将校たちによって掌握されていたことである(頑住吉注:士官学校はともかく昔のエリートが「〜帝国大学」を出てたのは当たり前でしょう)。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:小平学校の校章と記念章。」)

1984年3月に離任した船越良一陸将は、旧日本陸軍士官学校第60期卒業生で(注:1945年の日本の降伏後、陸軍士官学校は廃止され、それまでに同校は全部で61期続いた)、最後の旧軍人出身の小平学校校長でもあった。これにより見ると、もし同校の教員学生が32年の時間内全く軍国主義の害毒を受けていないと言っても、信じる人はいないだろう。

防衛省の内部資料によれば、同校は2018年に情報教学と外国語教学を引き受ける部門を分離し、それぞれ新たに2つの専門学校を設立し、このうち情報学校は富士基地に移転し、外国語学校は依然小平基地に依託され学校運営される可能性がある。

地位が特殊なため、小平学校の校長のクラス、階級は非常に高く、これまでずっと全て情報部門あるいは駐外武官の任にあった経歴のある陸将補(陸軍少将に相当)が担当し、現任の校長は今年7月1日新たに就任した工藤天彦で、この人は同時に小平基地司令と中央情報隊司令などの要職をも兼任している。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:学員と米軍の教師が食事し交流」)

小平学校は陸上自衛隊のシステムに属すが、入学者は海空自衛隊と防衛省情報本部関連人員を包括する。部隊の需要に基づき、学員の養成期間は8週間〜1年と異なり、主に情報、外国語、財務会計、刑事など専業大類を学習する。

現代の情報工作はおおよそ伝統的な「肩を叩く」、「メモを渡す」式の人力探索、および先進的な通信装備を運用して遠距離電子探知計測を実施する技術捜索の2つの大きな類型に分かれ、小平学校の中核となる過程の編成も上述の原則を守るが、その教学内容と研究課題に対しては厳格に秘密保持され、それぞれの学員が入校する前は必ず秘密保持協定書に署名することが必須である。

スパイの情報能力と自身の外国語水準は相互補完の関係だが、ある一点は人を意外にさせるかもしれない。小平学校の最も人気の外国語は英語ではなく中国語なのである。自衛隊隊友会(旧日本軍退役将兵のファッショ組織「帝国在郷軍人会」に似る)の刊行物「朝雲」はかつて暴露し、同校の学員は授業間の交流で日本語の使用が禁止され、中国語あるいは英語しか話してはならず、その配慮が並大抵でないことを見て取るに足りる。

(頑住吉注:これより2ページ目。画像のキャプションは「資料画像:学員が授業を受けている。」です。)

小平学校は学員の中国語が翻訳レベル(頑住吉注:ちょっと首を傾げましたがここでは「通訳」の意ですね)に達することを必須として要求し、その修了基準は何と最高水準の中国語等級試験HSK八級にパスするレベルである(難度は英語専八に劣らない)。さらにユニークなのは、普通話を学習する他、小平学校がさらにわざわざ上海語や広東語の選択履修課目を開設していることで、この2種の方言が通用する区域(上海-長江三角州、広東ー珠江三角州)はまさに中国経済が最も発達し、海軍基地や造船工場が最も密集する核心的地帯でもある。

中国の総合国力の勃興につれ、日本は日増しに中国を仮想敵と見、かつ余力を残さず研究を展開し、自衛隊は中国語に精通することが対中国情報戦で持つ重要な価値を意識するに至り、中国語教育学習の強化を通じ、スパイ学員の中国文化に対する認識と理解を深め、中国人の思考方式を十分に理解し、したがって「己を知り相手を知る」の境地に到達させることを企図している。

指導学員が情報や外国語能力を向上させる他、警務や法学人材の養成訓練も小平学校の職責の1つである。「警務隊」は自衛隊の「公安局」に相当し、およそ自衛隊内部で発生した各種安全に関する事故が発生、および汚職、窃盗、職務怠慢などの刑事犯罪が出現した時、警務隊員はいち早く出動するだろう。だが警務隊は犯人逮捕と調査を担当するだけで、ひとたび事件の状況が固まれば直ちに地方警察部門の処理に委ねることが必須で、何故なら自衛隊は法理上決して軍隊ではなく、当然軍法機構は存在しないからである。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:学員が図上作業を行う」)

未来の情報化戦争の様式は情報の捜索収集、分析、運用全てに対し新しくより高い要求を提出している。情報戦の価値は日増しに突出し、自衛隊小平学校の学校運営理念、やり方、特に情報人員の教育訓練方式は、明らかに我々がさらに一歩関心を注ぎまた研究するに値する。(作者:Katan)


 当然中国にも対日工作を行う人材を養成する機関が存在するはずですが、たぶん完全に秘密保持されて情報は外部には出てこないでしょうね。














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