中国・パキスタン共同開発の「梟竜」戦闘機が初めて実戦を経験

 どんな結果だったんでしょうか。

http://military.china.com/important/11132797/20170621/30790333_all.html#page_2


梟竜初の実戦:パキスタンがイランの無人機を撃墜

パキスタンの「黎明報」6月21日の報道によれば、パキスタン空軍の1機のJF-17戦闘機がビルジ州域内で1機の偵察任務を行いつつあった可能性のある無人機を撃墜した。「グローバル時報」の報道は、このFC-1戦闘機は霹靂-5Eミサイルを発射して目標を撃墜した、とする。視察者ネット軍事評論員は、パキスタン方面の発表した一部の無人機の残がいの画像からはこの機がイランの製造する「目撃者129」型無人機であるかもしれないことが見いだせる、と考える。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「パキスタンの社交メディアが発表した一部の無人機の残がいの画像。三枚のプロペラとオーストリアのRotex社のものをコピー生産した可能性のあるエンジンが識別でき、イランが発表している無人機の中でこの二つの特徴に符合するのは、『目撃者129』しかない」)

パキスタン国内では現在大量の無人機が活動しており、新華社今年4月27日の報道によれば、米軍の無人機が当時パキスタンで多くのタリバン武装人員を爆死させた。2004年以来、アメリカは無人機を動員しパキスタン国内の目標に対し頻繁な空襲を実施し、大量の人員の死傷をもたらしている。パキスタン政府は何度もアメリカ政府がパキスタンの主権を侵犯する暴行を停止するよう厳正に要求している。

パキスタンの「黎明報」の報道によれば、パキスタン国防省当局者は、この無人機は「パキスタン領空に深入り」してスパイ任務を執行している時に撃墜されたのだ、としている。彼は、パキスタン地上部隊は 19日撃墜された無人機の残がいを回収したと語ったが、無人機が具体的にどの日に撃墜されたのか明らかにしていない。

(頑住吉注:原ページのここにある1枚目の画像のキャプションです。「近年来、イランの『目撃者129』無人機はその周辺で相当に活躍している」 続いて2枚目。「実際上これはイランが現在唯一大量生産できる実用型無人機でもある」)

事件発生後、関連地域の安全警戒の程度はすでに引き上げられ、パキスタン空軍方面は現在コメントを拒絶している。

これは24時間以内に全世界を範囲とした第2機目のイランの無人機の被撃墜で、この前米軍もシリアでイランの無人機1機を撃墜したと言明した。

パキスタンの「パキスタン日報」の報道は、無人機を撃墜した地点はパキスタン国内45kmの位置である、とする。

この新聞は社交メディア上に出現した撃墜された無人機の残がいの画像を発表している。そして無人機が撃墜された後、イランとパキスタンの当局者は緊急二国間協議を行った、としている。報道はさらに、先週末、イランはパキスタン国内の目標に向け多数の迫撃砲弾発射した、としている。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「パキスタン空軍のJF-17『雷電』(FC-1「梟竜」)戦闘機がPL-5E空対空ミサイルを発射」)

PL-5EミサイルはPL-5系列のミサイルの改良型で、このミサイルは重量が比較的軽いため、「梟竜」の主要な格闘ミサイルとなっており、このミサイルは現在解放軍の殲轟ー7「飛豹」の主要な自衛空対空ミサイルでもあり、性能はアメリカのAIM-9M「サイドワインダー」ミサイルに近い。

パキスタンは過去何年かの中で、イラン軍が領土を侵犯した事件に抗議している、とされる。双方が2014年に締結した協定によれば、双方は合同で両国国境のテロ分子を掃討することになっている。パキスタンサイドはこの後一連の国境管理強化の措置を取っている。


 反撃してこない低速のプロペラ式偵察無人機が相手ですが、目標は小さく、ジェット機ほど赤外線特性も顕著でないと思われ、V字型尾翼を採用するなどある程度ステルス性を考慮しているようでもあり、撃墜の難度はよく分かりません。また何発のミサイルを発射した結果命中したのかも不明です。ただ意図的ではないでしょうが、「梟竜、実戦で無人機を撃墜し能力を証明」は開催中のパリ航空展でも宣伝材料になり得るでしょうね。

















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