遼寧艦、新たなレーダーを装備?

 何故か情報源が韓国とされてますが。

http://www.junshi.com/wangshangtanbing/106280/index.html


韓国、遼寧艦があるいは新たなレーダーを追加装備か、とする 多種の対艦ミサイルをキャッチ可能

アメリカの「海上安全」誌、韓国の「朝鮮日報」などのメディアの報道を総合すると、「遼寧」号空母は中国国産の新型レーダーを追加装備し、この艦に余裕をもって敵サイドのミサイルや実戦機の攻撃に対応できるようにさせた可能性がある。また、「遼寧」号の就役後の1つの重要な任務は中国の海上エネルギー源輸送ラインの防衛である。

新レーダーは同時に100の目標を追跡

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「習近平、遼寧艦を視察」)

韓国の「朝鮮日報」の報道によれば、外界の「遼寧」号に対する関心はすでに日増しに具体化しており、その武器システム、レーダー電子システムに関わり、甚だしきに至っては解放軍がいかにこの空母を運用するかを推測している。

アメリカ海軍戦争学院教授エリクソンが発表したレポートは、解放軍は「遼寧」号をテストしながらその艦載武器システムに対するグレードアップを行っている、と推測する。「遼寧」号はすでにワンセットの遠、中、近距離防空システムと強大な対潜武器システムを装備済みである。だが、最も人の関心を引く艦載システムは中国国産フェイズドアレイレーダーである。レポートはこのレーダーは100の目標を追跡し、かつ同時にこのうち50の目標をロックオンできる、と推測する。レポートは、まさに新型レーダーが、「遼寧」号が訓練艦に過ぎないわけではなく、一定の作戦能力を具備した空母であることを決定付けている、とする。このレーダーは「遼寧」号が敵サイドの密集した火力攻撃の下で、余裕をもって艦載機を持続的な作戦に送り込むことを確保できる。

韓国の「ユロンヤン軍事世界」は、排水量6万トンを超える「遼寧」号は大型空母に属するが、スキージャンプ甲板を採用しているので、搭載できる戦闘機の数は限られ、その艦載システムは特に重要であることがはっきりする、とする。報道は、先進的レーダーと偵察機はいずれも「遼寧」号の「目」であり、特にその艦橋部に装備された数セットのレーダーの探知計測半径は比較的大きく、このことはもし「遼寧」号が黄海に位置しても、朝鮮半島西側もその探知計測範囲内にある、ということを意味する、と推測する。

報道はさらに、「遼寧」号は最近「海鷹」レーダーを追加装備した可能性があり、これは中国が自主開発した3D捜索レーダーで、100kmの範囲内で同時に10の目標が追跡でき、新型レーダーの有力な補充になり得る、と推測する。この2種のレーダーは来襲する目標を正確に捕捉し、かつ武器システムが迎撃を行うのを誘導できる。

(頑住吉注:これより2ページ目)

中国の空母試験の歩みが加速

韓国の「Cinerak」誌の報道によれば、中国がウクライナから空母を購入した時、その発電器、レーダー、電子設備、武器システムは全て取り外され、中国は自主的にこれらのシステムを開発する他なかったが、現在見たところでは成功を取得している。「遼寧」号の艦橋上には国産レーダーシステムが追加装備され、世界でも比較的先進的な技術が採用されている可能性があり、各種の対艦ミサイルの痕跡を捕捉できるだけでなく、さらに海上および空中から来るその他の目標にも対応できる。このレーダーと艦載防空武器の組み合わせは、ミサイル、飛行機、艦艇などの目標に対し打撃を実施し、かつ正確に目標に命中することが確保できる。

報道は、「遼寧」号はもうすぐ実戦配備に投入されることになり、その先進的レーダーに加えて防空武器システム、防御火力はアメリカの「ニミッツ」級空母に比肩し得る、と推測する。この艦はすでに世界一流大型戦闘艦のグループに身を置いているのである。

エリクソンのレポートは、「遼寧」号が実戦配備に投入されれば、その1つの重要な任務は中国の海上交通線の安全を保護することだ、と推測している。レポートはアメリカ海軍情報事務室の内部資料を引用し、「中国の空母は海上交通線の保護、人道支援の実施、および不断に拡大する中国の軍事外交に用いられる」とする。レポートは、解放軍の眼中では、「インド洋と西太平洋は同様に重要」であり、中国はこれらの海域の重要水道を空母に定期巡航させ、もって中国船舶の航行の安全を確保することを必要とする、とする。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「習近平、遼寧艦の将兵と握手」)

アメリカの「海上安全」誌は、中国が鳴り物入りで空母をテストし、もってこれにできる限り早く作戦能力を具備させるのは、主に現在の「アメリカによって海上の治安が維持される」現状を変えたいのだ、と推測する。中国は大きな力を入れて陸上天然ガスパイプラインを切り開いているが、その作用は限られ、将来中国は依然海路から大量にエネルギー源を輸入することになる。中国は自ら海上交通線を保護、掌握しようとする傾向にあり、空母はこのような任務の執行に用いられることになる。

報道は、中国はまさに徐々に大陸国家から海洋国家に発展変化しつつあり、多元化されたエネルギー源供給の保障のため、中国は海上を通じてエネルギー源やその他の大口の商品を輸送することが必須で、空母はこうした海上輸送線に対するコントロールを実施することができるのである。


 新型レーダーの詳細や新たに装備されたとする根拠は不明ですが、単なる訓練艦に多数のレーダーを搭載してどんどん能力を高めるのは不自然だ、というのにも一理はありそうです。「遼寧艦」が「不断に拡大する中国の軍事外交に用いられる」というのは要するに他国との領土争いで威嚇のために出てくる可能性があるということですね。













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