殲ー20関連また2題

 細かい情報が出続けています。

http://military.china.com/important/11132797/20161018/23781141.html


殲ー20、四つのサブタンクを搭載して試験か 試験飛行作業は終わりに近づく

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「インターネットメディアが発表した画像。殲ー20が四つのサブタンクを搭載しているのがはっきり見える 」)

周知のように、ステルス戦闘機の出現とともに、それは機体の簡潔な空力外形設計に対し非常に高い要求を提出した。これに対応する一つの重要な特徴は、ステルス戦闘機の武器設備システムがすでに本来の外部搭載式から内部埋め込み式に変わったことにほかならない。だがステルス戦闘機は武器搭載に対する適応性がある程度低下したものの、これは決してそれが外部搭載能力を放棄したことを意味していない。

最近、インターネットメディアが発表した画像は、大いに注目される国産ステルス戦闘機殲ー20が、すでにサブタンクを搭載しての試験を開始していることをはっきり示している。しかもサブタンクの数は殲ー20が両方の主翼の下に少なくとも四つの外部搭載ポイントを持つことも説明している。ある軍事専門家は「迷彩派」に対し、もしインターネットに発表された画像が事実ならば、殲ー20の基本的な武器は機内に置かれるが、この機には四つの主翼の下の搭載ポイントもあり、非ステルス状態でサブタンクや武器を搭載するのに用いるということを説明している、とした。これはアメリカのF-22と比較的似ている。また、外部搭載試験は殲ー20の試験飛行作業がすでに終わりに近づいていることを示している。なぜなら外部搭載試験は一般にいつもステルス戦闘機の試験飛行過程の中で後期に行われるからである。

(頑住吉注:これより2ページ目。画像のキャプションは「アメリカのF-22戦闘機の搭載の説明図。その中には外部搭載方式がある」です。)

この専門家はさらに説明し次のように語った。現在各種作戦機が使用する外部搭載は、武器でも設備でも、あるいは燃料タンクでも、基本的に設計時対レーダーステルスの問題を考慮していないし、ましてや搭載機とコンビネーションしての一体ステルス効果をや。少数のレーダーステルス外形を持つ空対地武器であっても、自身が空中を飛行する時のステルス能力を考慮しているだけで、飛行機に搭載されている時、搭載機のステルス外形を破壊するか否かは考慮されていない。このためステルス戦闘機は一般にすべて内部埋め込み式弾薬コンパートメントを採用している。だが、決してあらゆる任務すべてが戦闘機のステルス性を第1位に置くことを必要とするわけではなく、もし相手方に十分な防空能力がない、あるいは防空能力がすでに破壊されていたら、この時ステルス戦闘機はその他の戦闘機同様、外部搭載武器を使用して任務を執行することが完全にできる(頑住吉注:まあ多くの場合はそういう時、高価で貴重なステルス機は使わないでしょうが)。また、航続距離や作戦半径の需要から、ステルス戦闘機は離陸後の最初のある段階において(この段階では往々にして相手方の防空力量の迎撃を受けない)、サブタンクを搭載する方式を使用して機体内部の貴重な燃料を節約することが完全にできる。簡単に言うと、殲ー20といったようなステルス戦闘機は、外部搭載能力を持てば、一方において必要な時に搭載する武器の数を増加することができ、もう一方においては現有および未来のより新しい型の武器資源を十分に利用することができる。

(頑住吉注:これより3ページ目。画像のキャプションは「F- 35は主翼に六つの外部搭載ポイントがあるほか、腹部にもう一つある」です。)

公開されている資料は、皆が非常に熟知するF-22、F-35、T-50などのステルス戦闘機はいずれも外部搭載能力を持つことをはっきり示している。例えばF-35は主翼に六つの外部搭載ポイントがあるほか、腹部にもう一つあり、サブタンク、機関砲などを搭載することができる。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「ロシアのT-50戦闘機の某種の外部搭載方案」)


http://military.china.com/important/11132797/20161018/23783061.html


中国の殲ー20戦闘機、迷彩塗装に変える 2機で珠海航空展に飛来、と伝えられる

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「殲ー20が弾薬コンパートメントを開いて飛行」)

【視察者ネット総合】 17日、ネット上に殲ー20戦闘機最新の画像が出、この機がすでに迷彩塗装に変えられていることが見て取れる。伝えられるところによると 2機の殲ー20がすでに広東に飛来しており、珠海航空展参加準備のためかもしれない。(画像はいずれもフォーラムや社交メディアから)

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「殲ー20が腹部の弾薬コンパートメントを開いた状況下で旋回を行う」)

(頑住吉注:2ページ目以下基本的に画像キャプションのみです)

腹部に円柱形の物体があることに注意。これは飛行機のレーダー反射断面積を増加させる竜栢透鏡(頑住吉注:検索するも意味不明)である

飛行中の殲ー20

(頑住吉注:3ページ目)

上に向け引き起こす殲ー20

拡大すると殲ー20の尾部噴射口のディテールがはっきり見える

(頑住吉注:4ページ目)

殲ー20の迷彩塗装

(頑住吉注:2枚めの画像は3ページ目の2枚めと同じ。5ページ目)

殲ー20の尾部噴射口のディテール。渦扇-10ではなく、これと外形が最も近いのはAL-31FM3の模型である

ロシアの「礼砲」工場が展示したAL-31FM3の模型。このエンジンは「サターン」工場がスホーイー35およびT-50のエンジンを争奪するために提出した競争入札方案であり、ベクトルノズルを採用したが、その後採用されなかった

(頑住吉注:6ページ目)

2012年モスクワ航空展で「礼砲」工場が展示場に送ったAL-31FM2エンジン(プレートにはAL-31FMと書かれている)。このエンジンの空気圧縮段階数はAL-31Fに比べて減少しており、重量が軽減され、推力は 14.5tまで増加し、ベクトルノズルは採用していない。尾部噴射口の外形から見て、殲ー20が現在使用するのはこのエンジンであると確認できる。このエンジンはロシアの117Sエンジンと、推力:重量比などの性能が近く、信頼性はそれに比べずっと高い

ネット上である人はデマを飛ばし、これは殲ー20が 2種の異なるエンジンを採用している画面だとしているが、実際には画像の中の2台は同じエンジンで、異なる推力の状態の下、尾部噴射口が異なる模式に調整されているにすぎない

(頑住吉注:7ページ目)

ロシアのスホーイ-37原型機はベクトルノズルを持つAL-31FN-Mエンジンを採用した。左右両側のノズルが異なる状態であるのに注意

公開の論文は、718工程原型機が採用したのは国内でリニューアルした後のAL-31Fエンジンであることに言及しており、尾部噴射口はチップを採用し、もって赤外線特性を低下させている

(頑住吉注:8ページ目)

国産の殲ー11が渦扇-10とAL-31Fエンジンを使用して試験飛行を行っている時の画像。右側の渦扇-10エンジン噴射口の特徴は非常に顕著である

渦扇-10エンジンの尾部噴射口の画像。噴射口の構造はロシア製エンジンと顕著な差異がある。渦扇-15に関しては、研究開発を行う工場サイドの資料は、渦扇-15が採用するベクトルノズルは201X年に試験に引き渡されることを示しており、このエンジンがきっとベクトルノズルを持つことを表し、一方殲ー20には現在まだベクトルノズルはないことははっきりしている。

(頑住吉注:9ページ目)

2016年三月、航空工業ニュースネットは、ロシアの「礼砲」工場の純利益が去年に比べ 18倍に向上したと報道した。この工場の主要なエンジン製品には次のものが含まれる。AL-31FN(頑住吉注:注釈がありますが意味不明。殲ー10B/Cに採用されるエンジン)、AL-31FM2(殲ー20に採用)、AI-225-25(ロシア空軍のYak-130が採用)等。ロシア空軍が去年Yak-130を決して大量に購入していないことにかんがみれば(頑住吉注:何故かここで切れていますが、AL-31系が大量に売れたはず、ということでしょう。)

(頑住吉注:唐突ですがこれだけ本文みたいです)最後に、ある人は殲ー20の昨日の飛行の動画を見て、図々しく大口をたたき、必ずベクトルノズルがあり、それでこそこのような動作ができる、とした。ああ、見識の少ない人はもっと飛行デモンストレーションを見に行き、家で自ら幻想にふけることは少なくしなさい。殲ー20のデモンストレーション時の速度は非常に高く、引き起こす瞬間の過負荷は驚異的であり、うこのことは飛行機の卓越した空力設計と機構コントロール性能、および推力性能を示している。ベクトル推力について? 決してありはしない。

(頑住吉注:これはキャプションみたいですけど画像がないです)ロシアのスホーイー35とT-50の渦失速機動デモンストレーション。スホーイー35のデモンストレーション時の飛行速度が非常に遅いことがわかる。この種の状況下でのみ、推力ベクトルは非常に顕著な価値を示す。


 殲ー20が珠海航空展で飛行デモンストレーションを行えば、確かにかなり完成度が上がっていることを示しそうですが、前回デモンストレーション飛行を行った殲ー31にはその後大きな進展を示すような情報はないんですよね。まあ殲ー31は単純な飛行をしただけだったようで、今回殲ー20がアクロバティックな飛行を見せれば話は別かもしれません。

















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