最新ニュース3題

 相互につながりはないんですが早めに紹介しておきたい記事を3つまとめて紹介します。まず日本が招かれず、アメリカが拒否し、韓国がフェリー事故がらみで参加を中止した例の多国海軍合同演習関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20140421/18457952.html


海上協力2014演習、中国と外国の演習参加兵力および艦艇の集結が完了

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「20日12時35分頃、『海上協力-2014』演習に参加する各国の海軍兵力は青島港の埠頭に全て集結した」)

本報青島4月20日電 記者柳剛、陳国全の報道:今日昼12時30分、ブルネイ海軍の「達魯伊山」号巡視艦がゆっくりと青島の大港埠頭に停泊するのと共に、中国人民解放軍海軍成立記念日多国海上合同演習に参加する各国の兵力は集結を完了した。

午前10時頃、パキスタンの「シャムシェール」号護衛艦が青島大港埠頭に到着し、その後インドネシアの「バンジャマシン」号ドック上陸艦、シンガポールの「威武」号護衛艦、インドの「シヴァリク」号護衛艦、マレーシアの「カストリ」号護衛艦が相次いで到着した。また、バングラディシュの「アブ・バカール」号護衛艦はすでに19日に青島に到着していた。

理解されているところによれば、今回の多国海上合同演習のコードネームは「海上協力-2014」で、演習に参加する中国サイドの兵力は北海艦隊がメインで、これにはミサイル駆逐艦ハルビン艦(頑住吉注:052型、艦ナンバー112)、ミサイル護衛艦烟台艦(頑住吉注:054A型、艦ナンバー538)、臨沂艦(頑住吉注:054A型、艦ナンバー547)、葫芦島艦(頑住吉注:検索しましたが何故か詳細が出てきません)、総合補給艦洪沢湖艦、「平和の箱船」病院船および艦載ヘリ、海兵隊などが含まれる。

「海上協力-2014」多国海上合同演習は青島東南海域で行われ、演習は海上合同捜索救援を主要な内容とする。中国海軍は、西太平洋海軍フォーラム年次会議の挙行と結合させて今回の合同演習を引き受け、これはその他の国が年次会議を挙行する時のやり方を参照したもので、その主旨はさらに一歩各国海軍間の交流と実務的な協力を強化し、各国海軍の海上合同捜索救援任務遂行能力を向上させ、海上の突発的問題に遅れず対応し処置することにある。

(頑住吉注:2ページ目)招待に応じて西太平洋海軍フォーラムおよび海上合同演習に参加するシンガポールの「威武」号護衛艦が青島港に到着

(頑住吉注:3ページ目)インドネシアの「バンジャマシン」号ドック上陸艦が青島港に到着

(頑住吉注:4ページ目)ブルネイの「達魯伊山」号(KBD DARULAMAN)巡視艦が青島港の埠頭に入り、これはブルネイ王立武装部隊海軍艦艇初の訪中である

(頑住吉注:5ページ目)招待に応じて西太平洋海軍フォーラムおよび海上合同演習に参加するマレーシアの「カストリ」号護衛艦が青島港に到着

(頑住吉注:6ページ目)インドのシヴァリク号護衛艦が青島の大港埠頭に停泊。この艦はインドが自ら建造したステルス性能を持つ護衛艦で、2010年に就役し、21世紀のインド海軍の核心、主力である。

(頑住吉注:7ページ目)パキスタンの「シャムシェール」号ミサイル護衛艦が青島港の埠頭に停泊

(頑住吉注:8ページ目)昨日青島港に停泊したバングラディシュの「アブ・バカール」号護衛艦。満載排水量2,100トン、2014年初めに正式にバングラディシュ海軍に加入した


 中国とインドには未解決の領土問題があり、インドとパキスタンは言うまでもなく宿敵で、マレーシアやブルネイにも南シナ海における中国との領有権争いがあり、いろいろあって規模は大きく縮小しましたが、これらの国の海軍が1つの演習に参加することにはまあ一定の意味があるんじゃないでしょうか。

 次は中国の公務船関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20140420/18457173.html


中国最大トン数の法執行船着工 排水量、あるいは1万トンを超えるか

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「新たな法執行船の分段の上船台。この前のある報道は、我が国はすでに万トン級法執行船を設計している、としていた」)

4月15日午前、江南造船(集団)有限責任会社が建造した新型公務船の、初めて製造される船を船台に上げる式が行われた(画像参照)。この船は完成すると我が国最大トン数の公務船となる。

式で、中国海警局の指導者は、この船は完成後、我が国が持つ質が最も良好な公務船となり、引き渡し、使用後はより良く我が国の海洋権益を維持保護し、より良く行政法執行を行うのに有利である、と指摘した。

江南集団の社長林鴎は、我が国最大トン数の公務船の建造任務は非常に困難だがその使命は光栄であり、江南集団は国有軍事工業企業の政治的責任を銘記し、この船の建造を真面目にうまく行い、これを優れた製品とする、とした。彼は同時に、公務船は江南集団発展の重要な方向であり、江南集団の実力は過去よりさらに強く、持つ設備および造船の方法はより先進的で、以後双方が協力を強化し、長期の協力関係を建立し得ることを希望する、とした。

江南集団社長補佐孫仲トの説明によれば、初めて造る船なので、その建造の難度は大きく、時間はなく、任務は重大である。同社は、総建造師、総工程師、総品質師が筆頭となる経験豊富なチームを成立させており、前期技術準備から開始し、多項目の措置を取り、この船の期限通りの引き渡しを確保する。(余俊偉)

(頑住吉注:2ページ目)中国の「海巡01」船は先進的な艦載設備を装備している

(頑住吉注:3ページ目)中国の4,000トン級海警船が進水

(頑住吉注:4ページ目)中国の4,000トン級海警3401船が正式に海監南海総隊に就役

(頑住吉注:5ページ目)中国の3,000トン級新型漁政船が着工

(頑住吉注:6ページ目)中国海警船が釣魚島領海内でパトロール

(頑住吉注:以下のページのキャプションは本文の一部を切り取ったものなので省略します。)


 以前から噂に出ていた1万トン級公務船がついに着工されたということで、今後海上保安庁に対する圧力はますます強まるでしょう。

 次は北朝鮮関連です。

http://military.china.com/news2/569/20140420/18457278.html


金正恩、「人間爆弾」飛行員と会見 褒美として13人に腕時計を与える

中新ネット4月20日電 朝鮮中央通信社20日の報道によれば、朝鮮人民軍第1回飛行員大会が15日平壌で盛大かつ厳かに挙行された。朝鮮労働党第一書記、国防委員会第一委員長、人民軍最高司令官の金正恩は出席し、かつ大会を指導し、今回の大会では全軍の飛行員が全て参加した。金正恩は朝鮮人民軍航空・防空軍第447部隊「人間爆弾」の勇士たちと会見し、再度彼らの功績を賞賛し、かつ13人に向け金正日の名が印刷された腕時計を授与した。

報道によれば、大会の主席台上には1969年4月15日、「朝鮮領空に侵入した」アメリカの大型スパイ機EC-121を「殲滅」した朝鮮人民軍の戦闘機が展示された。

金正恩は大会で開幕の言葉を述べ、次のように指摘した。「敵」は大規模な合同上陸訓練を行った後、すぐ続けてまた合同空中訓練という「火遊び」を行い、朝鮮半島情勢を「戦争の瀬戸際に追いやり」、平和に脅威を与えている。厳しい状況の下、朝鮮全軍のあらゆる飛行員が召集され平壌にやって来て大会を開くことは、「朝鮮の気骨、大胆さ、知略の勝利であり」、飛行員たちの「精神の境界が敵を圧倒している」ことを説明する。

金正恩は、朝鮮労働党の党中央は、飛行員が1年四季を通じ酷暑と厳寒を冒して精神、体力の上で緊張した戦闘任務を執行し、朝鮮領空を防衛するため「一切を捧げる」愛国奮闘精神を高度に評価する、と語った。

金正恩は、今回の大会の目的は金日成と金正日の業績を余すところなく発揚し、朝鮮航空軍が取得した成果、経験、教訓を総括し、新世代の飛行員ら飛行員全体をさらに一歩「天空の不死鳥」および「決死隊」に鍛錬することにある、と強調した。

金正恩は、今回の大会が朝鮮航空軍の強化と発展のために歴史的転機を提供すると信じるとし、かつ朝鮮人民軍第1回飛行員大会の開幕を宣言した。

朝鮮人民軍総参謀長李永吉陸軍大将が報告を行った。

大会でそれぞれの発言者は、軍事闘争の準備を完成し、命令がいつ下されても直ちに出撃できることを保証し、「白頭山の身を切られるような寒風に似た」敵を殲滅する気勢をもって、敵を噂を聞いただけで恐れさせ、「朝鮮式の飛行戦法」を用いて「敵」を打ち負かす必要がある、とした。

金正恩は注意深く討論を聞き取り、さらに大会の休憩時間に朝鮮人民軍航空・防空軍第447部隊「人間爆弾」の勇士たちと会見し、再度彼らの功績を賞賛した。

金正恩は全会場に向け、朝鮮労働党中央は、戦闘任務執行中に犠牲となった飛行員鄭哲柱に共和国英雄の称号を授与し、その他の13人に金正日の名が印刷された腕時計を授与する、と宣言した。

金正恩はさらに、航空軍の強化と発展につき綱領性の任務を提出し、朝鮮は敵を恐れおののかせる最先端武器と威力強大な近代化された軍事装備を持つ、とした。だがより威力を備えているのは、朝鮮人民軍の国家防衛の精神と透徹した思想、精神の状態である。彼は、このような思想の強者は、いかなる強敵が侵略してきても恐れない、と語った。敵があてにならない武器万能論に頼るほど、朝鮮は思想万能論に全力を尽くし、思想をもってメインとすることを堅持する必要がある。思想が堅固でありさえすれば、打ち破れない敵はないのである。

金正恩は、飛行員全体が「雲海千里、火雨万里を突破する」赤い大鷹となることへの期待と信頼を表明した。


 この精神論は何だか旧日本軍を思わせますね。たぶん湾岸戦争前のイラクも似たようなことを言っていたんでしょう。






















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