オーストラリアで行われた国際小火器競技の結果は
日本も参加したということですが。
http://military.china.com/news/568/20160524/22725479.html
オーストラリアの国際小火器大会で我が軍、35個の金賞を奪う:唯一のミスゼロの競技参加チーム
5月23日に新華社は、我が国の解放軍代表チームが2016年オーストラリア国際陸軍小火器技能大会の中で、作戦部隊抽出組競技参加チームの第1位を奪った、と報道した。またオーストラリア軍社交メディアの発表によれば、日本選手は今回の競技の狙撃手種目で優勝した。
(本文の画像は社交メディア由来)中国陸軍競技参加隊員がシッティングでの精度射撃を行っているところ。彼が使用する武器は95-1分隊用機関銃をベースに改造した正確射撃小銃で、国産光学照準器が取り付けられている。
アメリカ軍の競技参加隊員が戦闘小銃のシッティングでの精度射撃競技を行う。使用するのはM4カービン銃
イギリス軍の競技参加隊員がシッティングでの精度射撃競技を行う。L85小銃を使用し、銃にはSUSATサイトが取り付けられている
(上から下に普通のシッティング、文芸的シッティング、XX的シッティング)
閉幕したばかりの2016年オーストラリア国際陸軍小火器技能大会の中で、中部戦区陸軍第27集団からなる中国人民解放軍陸軍射撃代表チームは35個の金賞、54個の銀賞、7個の銅賞というずば抜けた成績を取得し、21の競技参加代表チームのうち作戦部隊抽出組競技参加チーム第1位に位置した。
良い成績を取得した解放軍陸軍射撃代表チームは23日帰国した。今回は我が軍代表チーム第2回目のこの国際陸軍小火器射撃領域の中でトップクラスの競技への参加であり、解放軍陸軍部隊の今年の30回あまりの国際合同演習・合同競技の「開幕戦」でもある。
競技は3日から20日まで持続し、全部で小銃、拳銃、機関銃、スナイパーライフルという4つの銃の種類35種目の競技が設けられた。我々と同じ土俵で競技する20の外国軍代表チームの中には、アメリカ、イギリス、フランス、カナダなどのNATO加盟国もあれば、日本、韓国、オーストラリアなど地域性軍事強国、およびインドネシア、フィリピン、マレーシア、ブルネイなどの国もあった。
画像はオーストラリア競技参加隊員。オーストラリアがオーストリアのAUG小銃をコピー生産して研究開発したF88小銃を使用している
フランスの競技参加隊員。FAMAS小銃を使用し、速射競技の中で素早い照準を追求するため、彼は機械照準器を使用している(頑住吉注:原文ママですが画像を見ると光学照準器ですね)
競技ルールによれば、競技参加国際代表チームには4名の小銃射手、2名の分隊用機関銃手がいて、かつ2名の狙撃手競技に参加する隊員が戦闘射撃競技に参加することが許される。画像はインドネシア選手が「ミニミ」軽機関銃を使用して射撃を行っているところ
我が軍の競技参加隊員の集合写真。95-1競技型小銃自体、分隊用機関銃と小銃の間であるため、専門に機関銃射手を指名、派遣しなかった
韓国チームの集合写真。彼らの手中の武器にM4カービン銃とK2小銃が含まれていることに注意。K2小銃にはスワロフスキー3.5倍光学照準具が装備されている(我が国の88式狙撃小銃の照準鏡のコピー生産の原型)
日本チームの集合写真。彼らの手中には89式自動小銃の他、さらにドイツのG3小銃があり、いずれも拡大照準鏡が取り付けられ、明らかにこれも競技の特徴に照準を合わせ専門の武器と照準具を携帯している
(頑住吉注:これより2ページ目)
キーワード:陸軍射撃
イギリスチームが使用するL85小銃にはレッドドット快速照準が付属した〜(頑住吉注:日本語にない漢字を使った検索しても全くヒットしない意味不明の語)が取り付けられている。各国いずれも競技の中で良い成績を取得するため適した照準具と銃を選択使用したことが見て取れる
今回の競技の中の種目は非常に全面的で、競技種目はバヨネット、拳銃からスナイパーライフルまでの各種歩兵武器の動、静目標に対する射撃、刺殺、および狙撃手の距離測定、視察、偽装識別等々を包括した(頑住吉注:ダミーが車に乗ってますが遠隔操作で動くんですかね)
92式拳銃を使用し快速射撃競技を行う我が軍の隊員
我が軍の競技参加隊員が障害物を突破しつつある
競技参加各国国旗の展示
各国の狙撃手競技参加隊員の集合写真。画像の中の我が軍の2名の隊員が使用しているのが国産新型7.62mm手動高精度スナイパーライフルであることに注意。我が方の2名の競技参加隊員の間は韓国とインドネシアの競技参加隊員のようだ。右側の隊員の後ろは日本の隊員で、右側はアメリカ陸軍および海兵隊、そしてフランスの競技参加隊員
日本チームは最終的に狙撃手優勝カップを手にし、得た賞品はイギリス製エンフィールドスナイパーライフル、単筒望遠鏡、優勝カップだった(頑住吉注:歴史的に何か意味あるのかもしれませんがよく分からん賞品ですな)
代表チームの教練担当である宋宏章は、オーストラリアサイドは5月に競技を組織し、この時我が軍部隊の兵個人は応用射撃訓練を完成させたばかりで、射撃動作や方法技術の上でまだ強固にすることが間に合わず、「臨時にチームを組んだ後、簡単で短い適応性訓練を経てもう出国して競技に参加した」と語る。
宋宏章は次のように説明する。オーストラリアサイドはその場で競技の条件を変化させ、競技の1/3近い種目の条件は競技参加第1日目にやっと明確になり、例えば標的がはっきり示される時間、射撃距離、姿勢などを、競技参加隊員は事前に全く知らなかった。
競技中、我が軍隊員は競技前の銃の校正時間を利用して多く射撃し、多く練習し、夜は残業に残業を重ね、解決方法を探求した。同時に、射撃チームはさらに軍事民主を発揚し、競技中にぶつかる可能性のあるその場で変更された条件に対し、集団で対策を研究した。小銃隊員の李玉兵は移動標的射撃最高得点を取得した後、休息する暇もなく、連夜競技の心得を整理し、経験を結合させて次の日の競技の簡単で明確なハンドブックを作成した。第2日目朝も夜も寝ていない李玉兵は、ハンドブックをチームメイトに配った後、また精神を高揚させて団体競技会場に向かった。
インドネシア競技参加隊員が使用するこの国が自ら研究開発を行ったSS2小銃
日本チームの集合写真。画像の中の前の3人と後ろの右の選手1人は89式小銃を手に持ち、その他の3人はG3小銃を使用し、銃に取り付けられた照準具は異なる拡大倍率のACOG照準鏡に快速照準レッドドットサイトを配したもの(頑住吉注:銃を持ってない1人を除き全員89式に見えますがね)
隊員のパフォーマンスに言及して宋宏章は、近年来我が軍は陸軍兵個人基礎技能訓練に重点を置き、持続的に小火器応用射撃、戦闘射撃と火力運用などの方面実戦化訓練、訓練方法の科学的精細さ、訓練保障の集約と高い効果を強化し、基礎をしっかり固め、「オーストラリアサイドがその場で標的を指定した時、外国の軍隊はいずれも撃ち間違える状況があったが、我が軍は唯一のミスゼロの競技参加チームで、隊員のパフォーマンスは各国に深い印象を残した。」とする。
宋宏章は次のように考える。出て行って競技に参加することにより、部隊を向上させ鍛錬する目的を達成し、我が軍の訓練内容、訓練の組織方法、保障および将兵のその場での適応などの能力を検証したし、同時に発達した軍事強国の武器弾薬、訓練大綱と細目、競技組織などの方面で参考や研究に値する方面を見、我が軍の実戦化された訓練の推進のために座標点を探し出した。
中国の銃器の命中精度や訓練のレベルが向上している表れ、と取っていいんでしょうかね。ロシアの戦車競技の時もそうでしたが訓練の時間が短かったとかその場で条件が変わったとか言い訳多いですが高い成績を収めたのは確かなんでしょうし。