殲ー31関連3題

 殲ー31に関する記事、次々出てきます。まず殲ー31の艦載化に関する記事を2つ紹介します。

http://military.china.com/important/11132797/20141028/18902826.html


中国空軍にはすでに殲ー20、殲ー31があり将来は2本の道を行くことができる

(頑住吉注:原ページのここにある動画のキャプションです。「中国空軍主力戦闘機、同じ場所で試験飛行 殲ー20関心を引く」)

11月11日から、航空マニアが期待してすでに久しい珠海航空展が間もなく開幕する。事前に航空展の現場にやってきたネット仲間は、展示館上方のあんなにも大きな国産AMF戦闘機の巨大ポスターを撮影し、かつ「画面が美しすぎて見られない」と言った。

AMF「先進中型戦闘機」とはまさに2012年11月末に明るみに出た沈陽飛行機の黒色の31001号ステルス戦闘機技術検証機である。軍事マニアたちはとっくに「殲ー31」の機種名、および「海東青」、「ちまき機」、「鶻鷹」、「小二黒」、「中四」など多くのあだ名を冠している(頑住吉注:「海東青」はシロハヤブサ、「ちまき機」は初めて一般に知られたのが端午の節句の時期でしかも迷彩布に包まれたちまきのような姿だったことから、「鶻鷹」も隼の一種、「小二黒」は不明、「中四」は中型第4世代機の意味です)。

珠海航空展が近づき、この中国で研究中の第2種目の第5世代機が、再度高度の関心を引き起こしている。すでに殲ー20というこの中国空軍の未来の大黒柱があるという状態の下で、「海東青」の未来はどこにあるのか? 世間の主流の位置付けは、1つには輸出用であり、珠海航空展へのお目見えには勢いづけの意味が大いにあるというものだ。2つ目は艦載化であり、空母の愛児、海軍の寵児となるというものだ。

国際政治と経済的要素の制限を受ける輸出に比べ、「海東青」の艦載化は明らかにより現実的である。尹卓、杜文竜、李莉、徐勇凌など大衆が熟知する「軍情名嘴」(頑住吉注:軍事情報に関するテレビコメンテーター)はいずれもかつて公然と殲ー31艦載化の前途を好意的に見た。最近あるインタビューを受けた時、銭報シンクタンクの専門家である徐勇凌はさらに、殲ー31は5年以内に量産を実現する可能性が高い、と明らかにした。

銭報夕刊は特に何人かの軍事専門家を招き、白頭山の猛禽「海東青」が「海空の雄鷹」に進化する可能性を解読してもらった。

(頑住吉注:これより2ページ目。画像のキャプションは「殲ー31戦闘機」です。なお5ページ目まで同じキャプションです。)

有利な情報:「心臓病」の治癒が有望、5年以内の定型、量産は夢ではない

徐勇凌が見たところ、殲ー31は第5世代戦闘機のローエンドバージョンに属し、ステルスを除き、第4世代機に比べての技術的進歩はあまり多いとは評価されない、とする。

F-22、F-35と似た通常レイアウトを採用しているため、「海東青」の飛行コントロールソフトウェアの複雑さの程度は、エンテ式レイアウトを採用しコントロール面が多い殲ー20に遠く及ばない。また、ローエンドの第5世代機であり、達成が極めて難しい超音速巡航性能は要求しないことができる。一方情報化方面では、中国はすでに最も先進的な機載アクティブフェイズドアレイレーダーを研究開発しており、一方ナビゲーション、通信、データリンク、電子対抗などの機載設備にも非常に高い技術水準を持つ。

まさにこうした要素に基づき、徐勇凌はこの機の「5年以内の定型、量産はあり得る」と推断している。

永遠にまとわりついて離れないボトルネックはエンジンであり、これは中国の海空武器プラットフォーム共通にして最大の弱点で、特に航空領域においては基礎技術の立ち後れが「心臓病」を久しく治癒しないものにさせている。

だが徐勇凌はそれにもかかわらず、この弱点は現在補われつつあり、しかももうすぐ良い情報の出現があるだろう、と明らかにした。彼は、将来我が国は大、中、小推力エンジン領域いずれにおいても新製品の出現があり、「殲ー31といった主力機種には、きっとセットされる国産エンジンができるだろう。」と語る。このように、我が国は主要な機種のエンジンが大量に輸入に依存しているというまずい局面を終わらせることが有望である。

この間の軍情視察家の分析によれば、殲ー31は現在アフターバーナー使用時の推力が9.5トンのロシアのRD-33MKエンジンを使用している可能性があり、この動力はミグー29K艦載機にも用いられている(頑住吉注:将来インドと艦載機の対決になったら同じエンジンを搭載した機同士が戦うことになる可能性もあるわけですね)。将来、完備された形態の「海東青」は推力:重量比がより出色な国産先進中等推力エンジンを装備することになる。

(頑住吉注:これより3ページ目)

最大の挑戦:燃料タンクと弾薬コンパートメントが限りある機体スペースを争奪し、「タニシの殻の中に道場を作る」になる

「海東青」の面前に置かれるもう1つの一大挑戦は、甚だしきに至っては「心臓病」に比べてもさらに解決が難しいかもしれない。それはいかにして中型戦闘機の大きくない機体内に、充分に大きな燃料タンクと弾薬コンパートメントをレイアウトするかに他ならない。これはあらゆるステルス戦闘機設計師の共通の難題で、殲ー31にとってはさらに甚だしいと言える。

軍事科学普及作家の張明は記者に、ステルス戦闘機の伝統的戦闘機との構造上の最大の差異は、レーダー反射断面積を減少させるため、主要な武器を体内に収めることが必須であるというところにあり、機体腹部の弾薬コンパートメントを採用し、機体や主翼の下に吊り下げ搭載するのではない、と教えた。

同様にステルスのために、第5世代機は高烈度作戦任務執行時、できる限りサブタンクを外部に吊り下げ搭載せず、このことは機体と主翼にできる限り多くの内部タンクをレイアウトすることを必要とさせる。

ならば問題が生じる。F-22、殲ー20のような大型機は、弾薬コンパートメントや燃料タンクが機体スペースを争奪し、設計指標を満足させようとすることさえ非常にギリギリであり、さらに小さい中型機はどうするのか? 1つの解決の道はF-35のように、機体を太短く非常に太った設計にすることだが、支払われる代価は重量、抵抗の増加および機動性能の悪化である。F-35の最大離陸重量は30トン近くに達し、これは大型機であるF-15さえ超えている。

外形から見て殲ー31はF-35に比べやはりややほっそりしている。しかし殲ー31には2台のエンジンおよびそのコントロールシステム、パイプラインがあり、一方F-35は1台しかない。理屈から言えば殲ー31の内部スペースはより狭小である。しかも中国の航空技術水準は明らかにアメリカより弱く、エンジンとミサイルの寸法、重量はいずれもF-35のそれより大きい可能性があり、合理的に燃料、弾薬をレイアウトする条件はさらに過酷になる。

事実、高水準の構造設計は機体の最大のポテンシャルを掘り起こすことができる。アメリカのF-16の設計はまさに抜群で、その機体内の無用のスペースは何立方フィートかしかなく、一方F-15には何十立方フィートある。このため、いかにして「タニシの殻の中に道場を作るか」が「海東青」設計師の知恵に試練を与える最大の難関なのである。

(頑住吉注:6〜9ページ目)殲ー20戦闘機


http://military.china.com/news/568/20141031/18915747.html


殲ー31、珠海で上下逆転して飛行し高難度動作を練習 艦載化には多くの改造が必要

人民ネット北京10月31日電(邱越) 28日、中国が自ら研究開発を行うステルス戦闘機殲ー31はすでに広東省珠海に到着し、来月11〜16日の珠海航空展にお目見えすると見られ、これは中国国産第4世代戦闘機の初の正式公開である。海軍軍事学術研究所の研究員曹衛東はシンセン衛星テレビのインタビューを受けた時、殲ー31は艦載化の可能性を持っており、この機は殲ー15に先んじて出撃し、「門を蹴破る」作用を果たし、殲ー15と非常に良いミックスを形成することができる、とした。

シンセン衛星テレビの報道によれば、最近あるネット仲間が殲ー31が珠海航空展に備えて行う試験飛行の動画を撮影し、動画は殲ー31が上下逆転の高難度動作さえ行っていることをはっきり示しており、米軍のF-22に酷似している。

これまで外界はずっと殲ー31が艦載化され、中国の次世代艦載機になるか否か推測してきた。報道は、中国第2のステルス戦闘機である殲ー31は機体がスマートで、もし艦載化されたら疑いなく中国中型空母の艦載機の数を増加させ、空母艦隊の全体的作戦能力を向上させることができる、とする。また、第4世代機のステルス特性がもたらす相対的優勢は、中国海軍に周辺国に対する有効な威嚇を形成させることができ、将来のアメリカ海軍との対比の中でも劣勢に立たされない。

だがある軍事専門家は、殲ー31のすらりとした外形がもたらすのは燃料タンクと弾薬コンパートメントの寸法の圧縮であると指摘する。殲ー31は米軍のF-35C艦載機と比べ、双発レイアウトがよりずば抜けた環境適応性と安全係数を提供できるが、中国は航空技術レベルの制限を受けてエンジンと内蔵するミサイルの寸法、重量がいずれもF-35Cより大きい可能性があり、殲ー31艦載化後、その航続距離や打撃能力は楽観を許さない。加えて艦載化後スキージャンプがもたらす性能の減衰により、この中型第4世代戦闘機がどれだけ大きな真実の能力を発揮できるかは、依然慎重な検証を必要とする。通常弾薬の破壊効果に革命的な進展がない前は、対地対艦武器の威力は依然そのサイズ、重量との正比例を呈し、このためもし殲ー31が艦載化されたら、対艦攻撃、甚だしきに至っては一部の対地打撃執行の上で必ずや武器外部搭載方式を採用することになり、その時そのステルス性能は大幅に割引になる。

曹衛東は、殲ー31の艦載化にはそれでも一定の実行可能性があるが、多くの改造と検証を行うことが必須である、とする。殲ー31は陸上基地飛行機として作られた中型ステルス戦闘機であり、将来殲ー31がもし艦載化されたら、この基礎の上に比較的大きな改造を行う必要があり、例えば機の主翼の折りたたみ、脚の改変、主翼面積増大、尾部フックの追加、エンジンの交換などで、改造後の殲ー31は空母のスキージャンプ式甲板の上で発着が行える。

現在殲ー15が中国海軍の現役艦載機であり、もし殲ー31を導入したら、必ずや我が空母の戦闘力を増大することになる。「もし殲ー31の航続距離がやや短くても、そのフェイズドアレイレーダーと航空電子システムの先進性、およびそのステルス性能にかんがみれば、殲ー31は殲ー15に先んじて出撃し、「門を蹴破る」作用を果たし、その後殲ー15がさらに後続の攻撃を行い、相互にコンビネーションできるのだ。」と曹衛東は語る。


 まあ確かにステルス機としても使えるが航続距離や弾薬搭載量が少なくなる、場合によってはステルス性を犠牲にして搭載量を増やすこともできる、という戦闘機があれば、少なくとも当面艦載ステルス機を持たないであろうインドとの対抗では優位に立てる可能性が高いでしょうね。

 次は殲ー31メインじゃないですけど日本の話題も出てきます。

http://military.china.com/important/11132797/20141029/18909045.html


専門家:殲ー20は第2グループに属す ステルスはすでに極致までなされている (頑住吉注:中国語でステルスは「隠身」で、「ステルスがなされている」というとちょっと違和感ありますが、つまりは「隠身がなされている」なわけです。)

(頑住吉注:原ページのここにある動画のキャプションです。「決勝海陸空:小型無人機迎撃から見る中国の防空」 このタイトルはたぶん10月30日のコラムで紹介した内容に対応するものですね。)

最近、韓国政府はF-35Aがその未来の戦闘機調達プロジェクトの正式な選択であり、イスラエル、日本に続き第3のF-35の対外兵器販売顧客となり、東北アジア第4のステルス戦闘機を持つ国ともなることを確認した。これと同時に、中国は殲ー20および殲ー31開発の試験飛行、定型作業を加速しつつある。今後何年かで、東北アジアの天空はステルス戦闘機時代を迎えることになる。10月28日、甘粛テレビの番組「決勝海陸空」の中で、軍事評論員宋忠平、国防大学教授仲晶(頑住吉注:女性です)は、日韓のF-35の中国に対する脅威、殲ー20が置かれる地位、日韓が自らステルス戦闘機を研究開発することが成功できるか否かなどホットなポイントたる話題につき、各自の視点を表明した。

韓国、日本は何故いずれもF-35を自らの次世代戦闘機に選択したのか?

仲晶は次のようないくつかの要素があると考える。第1に、F-35は多軍種汎用の類型で、このことで空中(頑住吉注:陸上では)基地型を購入した後、さらに海上基地型を購入することが避けられ、一定程度上調達コストが下がり、これは経済的要素からの考慮である。第2に、米韓、米日はいずれも同盟国で、共同作戦を必要とし、1つの類型の飛行機の調達は未来の合同作戦に有利である。もう1つの要素は、同盟国としてアメリカは大きな力を入れてF-35をセールスしたがっている。何故ならF-35は相対的に言ってコストが安いからであるが、もし調達数が少なかったら、そのコストを上昇させていくだろう。もし非常に多くの国がこぞってこの機を買ったら、その全体コストを下げることができる。アメリカはその盟友が全てこの戦闘機を購入することを希望している。

東北アジア上空のF-35は中国にどのような脅威をもたらすか

宋忠平は、F-35の脅威はきっと存在するが、チャンスとチャレンジが併存する、と考える。チャンスから見れば、F-22は現在すでに東北アジアに配備されており、脅威が大きいほど、鍛錬の程度も大きくなる。相手が強大であることを恐れてはならない。相手が強大になるほど、相手に比べより強大になるだろうからである。我々にとってこれは何かといえば、これはチャンスである。チャレンジの形勢から見れば、東北アジア地域には実際上将来4種のステルス戦闘機が存在することになるだろう。F-35、F-22の我々に対し構成する脅威は最大であり、特に我々の沿海地域においてである。我々のいくつかの経済の重要地域に対し打撃が行われるかもしれず、特に我々の東南のいくつかの省である。これは我々の経済の命脈であり、このことは我々に対する影響が非常に大きい。F-35でもF-22でもいいが、それ自体単に対空作戦ができるだけではなく、艦、陸地に対しても打撃が行える。これらは全て我々に対し脅威を構成する。脅威の程度から見ると、それは結局のところステルス機であり、我々の防空体系を横切ることができる。我々は現在非常に強い防空能力を持っているが、こうした戦闘機に対しては、もし家の門まで到達したら、絶対に軽視できない。我々は方法を考えてそれを見、それが我々に対し実質的な脅威を構成しないようにさせる必要がある。

韓国と日本には自らのステルス戦闘機を開花結実させる能力があるだろうか?

仲晶は、技術的ポテンシャルから見て、日本には非常に強い技術的ポテンシャルがある、と考える。だが韓国は、さらに一歩の努力が必要で、一定の時間の努力を経れば、一定の水準まで上昇できる。ステルス戦闘機の研究開発は比較的難しく、それは実はある国の全体的な国防工業レベルの表れであり、その全国防工業のどこかの方面にもし欠陥があり、あるいはどこかの方面がダメなら、すぐにその発展を制約する可能性があると言える。また我々は、第5世代戦闘機の研究開発には非常に多くの技術上の要求があり、例えばそれは風洞実験を経る必要があり、風洞群がある必要がある、ということを知っている。非常に多くの国はこうした条件を具備しておらず、このためその国防工業の基礎に対し非常に高い要求があると言える。例えば現在韓国は第5世代戦闘機を研究開発中であるが、それは単に概念図を作っているだけで、それは真の検証機まではまだ非常に大きな距離がある。

東北アジアのステルス戦闘機の中で殲ー20はどのような地位にあるのか

宋忠平は、殲ー20の位置は比較的前寄りのはずだとする。現在就役しており、しかもすでに戦闘力を形成しているF-22はその名に恥じないランキング第1位と言える。アメリカのF-35も就役しており、一定の戦闘力を具備しているはずである。アメリカのこの2種の戦闘機は、実際にはすでに一定の戦闘力を形成しており、このため我々はそれらを第1グループにランクする。第2グループから見ると、ロシアのT-50は現在まだ試験飛行中で、2015年、2016年に部隊に大量装備、少なくとも部隊に少量装備できるとされ、この速度は決して遅くない。中国の殲ー20、殲ー31は、全体的航空電子システム、飛行コントロールシステムから見ると、我々はその前の第3世代、第3世代半戦闘機で多くの技術論証を行い、このためそれらの電子システムの能力は非常に素晴らしい。しかもステルス性能から見れば、それ(頑住吉注:殲ー20)には前に置かれたエンテ翼はあるが、この機は間違いなくステルスを極致まで行っており、これも我々の1つの創新である。だが殲ー20から見て、ベクトル推力エンジンの上でまだ非常に大きな薄弱な部分がある。推力:重量比の大きいエンジンが解決されなければ、超機動能力は比較的限られ、このためこれは我々の現在における非常に大きな弱点である。だが全体的技術性能から見れば、我々は第2グループ内の比較的前寄りに位置するはずである。真に比較を行うのに良いのはやはりロシアとアメリカというこの2カ国で、結局のところその航空基礎工業はやはり比較的強大なのである。

東北アジアのステルス戦闘機は中国にどのような挑戦をもたらすのか

仲晶は、挑戦は非常に大であると考える。1つ非常に簡単な例を挙げても良い。それはアメリカがかつて行った実験で、F-22は第5世代機であり、それが第4世代あるいは第3世代戦闘機と対抗を行った時、かつて100対0という結果を出した。あらゆる第3世代機が全部殲滅され、一方F-22は1機も損傷しなかった。しかも第3世代機あるいは第4世代機がひとたびレーダーをONにすると、F-22は素早くそれをロックオンし、ミサイルを発射してそれに対する破壊ができる。F-22にはステルス能力があり、40kmになった時にやっとそれが発見できるが、F-22のレーダーはとっくに相手を見つけ、とっくにミサイルを発射し、撃墜しているのである。このため相手を見る前に、自分はすでに撃墜されているのである。


 「日本には非常に強い技術的ポテンシャルがある」と評価されるのはいいですけど、それはあくまで潜在能力であって、実際にステルス戦闘機を作るとなったらいろいろな経験を積まねばならず、かなり長い時間がかかることは避けられないでしょう。その間はやはりF-35と在日米軍のF-22に頼らざるを得ないわけですが、これまでのような「世代を超えた優勢」はなくなることになります。まあ世代が同じでも実力に大きな差があるということも考えられますけど。






















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