スホーイ-57関連2題

 重複部分もありますが関連の記事を2つ紹介します。

http://military.china.com/important/11132797/20171208/31781715_all.html#page_2


ロシアメディア、新しいエンジンはスホーイ-57が「空戦の王」になるのを助ける、とする

ロシア通信社12月6日の報道によれば、ロシアの第5世代戦闘機スホーイ-57はついに新たな「心臓」を獲得した。もっぱらステルス戦闘機のために研究開発されたコードネーム「30号製品」のエンジンは6日飛行試験を開始した。スホーイ社主席試験飛行員のセルゲイ ボゲダンはこのエンジンを装備した原型機を操縦して飛んだ。飛行は17分間持続し、一切はスムーズだった。エンジンはずっとスホーイ-57唯一の薄弱な部分で、それを真の新世代戦闘機になれなくさせていた。現在、このジグソーパズルのピースがついに完全に揃ったのである。

当初、スホーイ-57のあらゆる原型機が装備していたのは全てAL-41F1ダブルルート式ターボファンエンジンで、これは第4+++世代戦闘機スホーイ-35Sのエンジンのグレードアップ版である。このエンジンは推力を増強し、複雑な自動化システム、全デジタルコントロールと新しいタービンを採用している。だがこれでは新世代戦闘機に対しては不充分と言える。

「30号製品」はスホーイ-57をより速く、より敏捷に、より経済的に変える。前の世代の戦闘機に比べ、それはより遠い場所まで飛んで作戦任務を執行することができ、ステルスの優勢だけではない。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「画像はロシアのスホーイ-57戦闘機」)

新たなエンジンはいわゆる第2世代原型機に装備される。2015年4月27日に初飛行したT-50-6、2016年11月17日に初飛行したT-50-8そしてT-50-9、2017年4月6日に初飛行したT-50-11がある。その中で、T-50-11の外形と量産機は最も似ている。

連合エンジン製造集団は何度も、「30号製品」は全く新しいエンジンであって、旧タイプのグレードアップ版ではないと強調している。その主要なハイライトには新たなファン、圧縮機、コントロールシステムが含まれる。それは飛行機にアフターバーナーを用いずにもう超音速に到達させることができ、したがって大量の燃料が節約される。連合エンジン製造集団のスポークスマンであるアントン チェチコフは今年の年初に次のように言った。このエンジンは非常に多くの世界で唯一無二の発明を実現し、第5世代戦闘機をより突破性を持った機種にならせる。公開の情報源は、スホーイ-57が装備する2台の「30号製品」は36トンの動力を提供できることをはっきり示しており、アメリカのF-22「ラプター」戦闘機のエンジン(約32トン)よりやや高い。だが我が国の飛行機が西側の競争相手より顕著に優れているところは機動性にある。「30号製品」は全方向ベクトルエンジンで、簡単に言って、それは飛行機に空中でダンスさせ、方向と速度を大幅に改変させることができ、さらに飛行機に敵軍のミサイルやレーダーの面前で「金蝉脱殻」(頑住吉注:ここでは「変わり身の術」くらいでいいのでは)させることができ、空中でいかなる戦闘機とも高い効果の接近作戦が行える。「ラプター」が装備するF119-PW-100エンジンは上向きあるいは下向きにしか回転できない。

飛行機の自動化は非常に大きな程度上先進的な電子設備のたまものである。ロシア未来研究基金会は2017年モスクワ航空展でスホーイ-57の「神経系統」を初めて展示した。飛行機のユニットの状態を監視コントロールするインターフェイスである。この能力をデモンストレーションするため、未来研究基金会は複合材料によって作られたスホーイ-57の模型を使用した。模型に変形が発生した時(例えば主翼の湾曲)、あらゆる外部への影響が全てスクリーン上に表示され、飛行員が故障の特徴を評価するのを助ける。

最後の段階は新たな飛行機の武器の研究開発で、これには近距離および遠距離空対空ミサイル、制御誘導航空爆弾、対戦車ミサイルなどが含まれる。

「祖国の兵器庫」誌編集長のヴィクター ムラホフスキーは次のように言う。「武器の研究開発を担当するのは戦術ミサイル武器社である。試験の完成後、新たな武器システムは第5世代戦闘機と前の世代の戦闘機上に装備され、従ってその戦闘力を大幅に向上させる。ロシア航空宇宙軍が2018〜2025年国家武装計画の枠組み内で多数の第5世代機を獲得することを希望する。」

第1ロットの量産スホーイ-57は来年軍隊への引き渡しが開始される。公開の情報源は、航空宇宙軍は2025年までに約60機の第5世代戦闘機を獲得することをはっきり示している。最初の12機は2021年までに引き渡しが完成する。


http://www.hao123.com/mid?key=pZwYTjCEQvF9pyGGmy99Uz4Bmy-bIi4WUvYET1qGujYkPH6vn1fkPWn3PjRvrHTsnHDL&from=tuijian&pn=1


ロシアのスホーイ-57戦闘機、新たなエンジンをテスト F-22および殲ー20と比べての一大優勢は顕著

最近、ロシアの第5世代戦闘機についに新たな情報があった。もっぱらステルス戦闘機のために研究開発されたコードネーム「30号製品」のエンジンが6日に飛行試験を開始した。スホーイ社主席試験機行員セルゲイ ボゲダンはこのエンジンを装備した原型機を操縦して飛んだ。飛行は17分間持続したとされる。

事実に基づいて言えば、ロシアの第5世代機の歩み初めは中国に比べて決して遅くはなかった。だが、両者の研究開発の速度は全く同じクラスではなかった。中国の殲ー20は今年とっくに就役し、もう一つの機種である殲ー31も秩序立てて試験飛行中である。しかも殲ー20はさらに今年朱日和軍事演習の中で3機平行して検閲を受け、それがとっくに戦闘力を形成していることが見て取れる。

振り返ってロシア側はと見れば、スホーイ-57もずっと試験飛行中であるが、研究開発の進度は終始人の思い通りにはなりきらず、さらに致命的なのは、スホーイ-57がモスクワ航空展の中で意外にもエンジンから突然火を噴き、ロシア軍に驚きのあまり全身冷や汗をかかせたことである。

ロシア方面はインドとの協力も推進しており、インドと「去勢バージョン」のスホーイ-57を合同研究開発しているが、実はこれはロシアの一種やむを得ざる行いでもあり、インド人の金を「うまいことを言ってせびる」ためでもある。結局のところインドは世界で輸入武器が最多の国であり、軍事装備は「万国ブランド」と呼ばれ、合同研究開発というこの種のことはやはり彼らのやりたいことなのである。だが言われているところによれば、スホーイ-57プロジェクトの進展がスムーズでないため、インドにも撤退の心づもりがあり、このことは疑いなくロシアのスホーイ-57プロジェクトを泣きっ面に蜂にさせる。

この次に、ついにロシアからスホーイ-57の良い情報が伝わってきた。時間がちょっと遅かっただけである。

ロシアサイドの情報によれば、スホーイ-57の新たなエンジンの主要なハイライトには新たなファン、圧縮機そしてコントロールシステムが含まれる。それは飛行機にアフターバーナーを使用せずもう超音速に到達させることができ、したがって大量の燃料が節約される。連合エンジン製造集団のスポークスマンであるアントン チェチコフは今年の年初、このエンジンは非常に多くの世界で唯一無二の新発明を実現しており、第五世代戦闘機をより突破性を備えた機種にならせる、とした。

公開の情報源は、スホーイ-57が装備する2台の「30号製品」は36トンの推力を提供でき、アメリカのF-22「ラプター」戦闘機のエンジン(32トン)よりやや高いことをはっきり示している。このように見ると、中国の殲ー20と対比し、スホーイ-57はエンジンの上での優勢が非常に顕著であるが、殲ー20の航続能力は顕著さがより強く、レーダーおよびステルス性も優勢を占めている。

中国のエンジン技術の不断の進歩とともに、きっと米軍のF-22及びロシアのスホーイ-57との動力の上での隔たりを埋めることができると信じる。


 スホーイ-57に関しては中国では駄作説が定着しているようで、例えばF-35には批判する意見が多い一方で「いや、侮ってはいけない」という意見をちらほら見ますが、スホーイ-57に関しては今のところ中国人による擁護論を全く目にしません。ロシア側は当然賞賛していますが、「ダメ論」の内容はエンジンの推力が大きいとかベクトルノズルが全方向だとかで打ち消せるようなものではなさそうに思えます。

























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