韓国への「THAAD」配備の真相‥‥?

 やっぱり急いでおいてよかったということになるんでしょうか。

http://military.china.com/important/11132797/20170308/30308985_all.html#page_2


韓国が「THAAD」を配備することに関しあなたが知らない3つの真相

アメリカ国防省7日の情報によれば、韓米は韓国への「THAAD」ミサイル防衛システム配備を開始し、発射架など一部の装備はすでに韓国に到着している。

「THAAD」システムの関連装備は1〜2ヶ月内に全部韓国に到着するとされる。

朴槿恵弾劾案が宣告に直面し、韓国次期大統領選挙があるいは繰り上げて行われるかもしれず、野党が政権についた後「THAAD」に関する政策に変化が発生する可能性があるという背景の下、米韓の「THAAD」配備プロセスは突然に加速している。

親米の韓国保守・右派は「THAAD」配備加速のため暴走し、韓国人自らさえ心を痛ませ悲嘆に「狂」わせている。

混乱した状況を通じ、我々は「THAAD」配備に関する3つの真相を見てみよう。

韓国政府は何故突然「THAAD」配備を加速したのか?

「親しい者の政治関与」は韓国大統領朴槿恵が議会の弾劾に遭う結果をもたらし、政権を担当する保守政党の危機は非常に重大で、韓国内政の不安定要素は急増している。

現在支持率が高い潜在的大統領候補者はいずれも韓国最大野党である共同民主党に属し、例えば文在寅、安熙正、李在明である。

野党が政権につき政権交代が実現する可能性は非常に高いが、この一派は「THAAD」問題に対し再度深く検討することを主張しており、「THAAD」に関する政策にあるいはある程度変化があるかもしれないことを意味している。

次期大統領選挙の局面が不利という大きな情勢の下、韓国保守勢力は「THAAD」に関する政策、北朝鮮の脅威などの安全保障問題を利用して文句をつけ、韓国は「安全保障第一」だと宣揚し、結果的に弾劾案の退勢を逆転させようと企図している。

これと同時に、アメリカは韓国の「政権交代」の大勢は逆転し難いと見て、ゆえに新政府就任前に「THAAD」を加速して配備しており、これは「覆水盆に返らず」と、不可逆の局面をもたらすためでもある。

韓国民衆は「THAAD」配備を支持しているのか?

「THAAD」は正式名称を「末端段階高空区域防御システム」という。

米韓は去年7月、韓国に「THAAD」を配備し、理由は北朝鮮が発動する可能性があるミサイル攻撃への防備である、と言明した。

「THAAD」はアメリカでまだ正確な技術有効性の検証を獲得したことがなく、いわゆる「100%」の迎撃率は理想的パラメータの実験条件下でのものに過ぎず、決して実戦でではない。

だが韓国国防省は「THAAD」の性能は強大で、大韓民国の国土面積の半分以上を保護できる、と言明する。

「THAAD」配備を支持する韓国人は、実は「THAAD」が一体何なのか決してはっきり分かっておらず、盲目的に政府やメディアの声に従っているだけで(じゃあ中国人の中にはTHAADがどういうものかちゃんと説明できる人は何%いるんすか)、「THAAD」支持こそ愛国で、反「THAAD」は親北朝鮮だという心的状態が厳然としてある。

真に「THAAD」を理解している限られた韓国人は、THAADは韓国が北朝鮮に防備することに対しては作用がないことをよく知っており、このため「THAAD」韓国入りに反対し、国防省は「売国亡国」だと考えている。

韓国延世大学名誉教授の文正仁は、「THAAD」配備は決して北朝鮮に核を使用させないことはできず、北朝鮮に核を放棄させるのには「予防外交」の使用が必要であるが、中国は「予防外交」の中でアメリカに比べより重要である、と指摘する。

韓国の軍事問題専門家である鄭旭植は、韓国は「THAAD」の最大の被害者で、「韓国自身に対しては百害あって一利なしで、決定の愚かさは人を泣き笑いせざるを得なくさせる」と指摘する。

誰が「THAAD」の受益者なのか?

まずはアメリカの兵器商である。

韓国が大規模に購入するアメリカ製武器と装備はアメリカの兵器商であるロッキード・マーティン社に集中的に分配されつつある。

鄭旭植は、ひとたび「THAAD」第一砲台の配備が完成したら、追加配備過程の中でパトリオットの配備が増強されることになり、同時にさらにイージスミサイル防衛システムが導入されるだろう、とする。

注意に値するのは、ロッキード・マーティン社と「親しい者の政治関与」の核心たる崔順実は背後で密接な関係があることである。

「大統領の意思だけに頼ってTHAAD配備が決定されたのか、人々は当然合理的な疑問を呈する必要がある。一体誰が朴槿恵の決定に影響し得たのか?」 と鄭旭植は語る。

現在まだ崔順実が「THAAD」配備決定に介入したとの確実な情報はないが、真相は調査解明が待たれる。

次は日本である。

「THAAD」は日本の防御の助けになる。THAAD砲台の中のX周波数帯レーダーは日本の現有のイージス駆逐艦やパトリオットミサイルと接続することができ、かつ韓日はすでに去年「奇襲」式に「軍事情報保護協定」に署名している。

最後に、北朝鮮が韓国への「THAAD」配備の最大の受益者となる。

中米韓は「THAAD」が原因で矛盾と分化を生じさせ、国際社会の元々の合同での対北朝鮮制裁は弱められた。

もし中韓関係が氷点に落ち込んだら、「新たな冷戦」の局面がさらに一歩拡大され、このことは北朝鮮が核兵器とミサイルを開発する意思と行動を助長するだけだろう。


 私は韓国左派野党の中にも内心現政権が「THAAD」配備を急ぎ、既成事実化してから政権につき、中国には「前政権がやったことではなはだ遺憾です」との言い訳が通ることを期待している人がいそうに思いますがね。
























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